〜律へ相談=裏切り〜
う〜ん・・・。
告白、か・・・。
すっごく憧れてたけど・・・。
彼女持ちの人に告白するのってかなり勇気いるんだよな〜・・・。
誰か相談できる人とかいないかなぁ・・・。
相談できる友達・・・いない・・・。
もう10月なのに友達の一人もいないとは・・・!!!!
なんて悲しい女なの、私・・・。
思い当たる人と言えば・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
―ランチタイム(休憩時間)―
律「めずらし〜ねぇ、アンタから話しかけてくんなんて・・・。っつか運動して腹減ってっから早く飯食いてーんだけど。」
そういえば今ってランチタイムだったっけ・・・。
桃「ちょっ、ちょっと相談があるの!!」
律「相談〜?ってか何でオレ?」
桃「そっそれは・・・。あの・・・その・・・。アンタ位しか相談できる人がいなくて・・・。」
律「何だお前。相談できる友達の一人もいないのか?さびしい奴だな。」
桃「うっうるさい!!」
律「まぁいいや。感謝しろよ。この俺がわざわざお前なんかの相談を聞いてやるんだからな。」
ムッムカつく〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
コイツに相談しようと思った私がバカだった!!
でも、コイツしかいないし・・・。
仕方ない。ココは我慢するしかないか・・・。
桃「実は・・・。―――――――――――――――――」
律「ハァ!?好きな奴に彼女がいるからって告白できない〜!?」
桃「普通はそうじゃない!?だって、彼女がいるって事は好きな人がいるって事だよ!?」
律「アホらし。話はそれだけか?」
桃「うっうん・・・。」
律「じゃぁまたな。」
桃「ちょっ!!何処行くの!?相談は!?」
律「聞くとは言ったけど解決策見つけてやるとは言ってねーよ。自分で考えるんだな。」
ムカつく〜〜〜〜!!!!!
普通相談のったら解決策も見つけてくれるんじゃないの!?
あぁもう!!!!
なにも解決しなかったじゃない!!!!
こうなったら何が何でもアイツに解決策を見つけてもらおうじゃないの!!!!
桃「お〜い!!!そこのアンタ!!!」
律「うっるっせー!!!!なんなんだよ!!!それに俺は[アンタ]じゃなくて[律]だ!!」
桃「あ〜そうだったね・・・。そういやそんな名前だったような・・・。でも名前で呼びたくないし〜。」
律「じゃぁ何の為にわざわざ名前教えてやったと思ってんだ!!アンタ呼ばわりされるのはムカつくんだよ!!」
桃「あっそう。じゃぁ[律]って呼べばいいんだね!?メンドくさっっ。って!!律だって私の名前ちゃんと呼んでないじゃない!!!!人の事は言っといて!!」
律「そういやそうだったな。じゃぁ桃って呼べばいいんだろ。」
桃「そうそう。」
私は、ちょっとだけニッコリ笑った。
桃「って!!そんなことじゃなくて!!!!」
律「じゃぁどんなこと?言っとくけどさっきの相談の続きは嫌だからな。」
桃「その相談でございます・・・。」
律「だ・か・ら!!!解決策なんか見つけてやんねーっつってんだろ!?しつこい奴だな。」
桃「いいじゃん!!別に見つけてくれたって!!私の恋応援してるとか言ったくせに!!!」
律「・・・。そういやそうだったな・・・。すっかり忘れてた・・・。」
桃「えっ!?ヒドッッ!!私の恋ってそんなもん!?」
律「わ〜かったよ。見つけりゃいいんだろ、解決策。」
桃「見つけてくれるんだね!!ありがとっっ!!!!」
私はまたニッコリと笑った。
律「あっあぁ・・・。でも、そんな解決策なんて見つけるの簡単なんじゃねーの?」
桃「えっ!なんで!?」
律「だってよ。ただ彼女がいなくて告白できないんなら、例えば、そいつ等別れさせるとか。」
えっ!?
桃「それは・・・。できないよ・・・。」
律「あっそ。じゃ、一生告白できないままそいつ等がラブラブなトコを黙って見てるってワケか。」
桃「そっそれはイヤだ!!!絶対にイヤ!!!」
律「だったら別れさせるしかないな。お前の低レベルな脳じゃ、そん位の事しか考えられねーだろーしな。」
・・・・・・・。
それしか私が蓮に告白できる道はないの?
それなら・・・。それなら・・・・!!!!
桃「分かった、やるよ・・・。」
律「おっそうか。んじゃやるか。両想いになるのはその後でもいいだろ。」
桃「・・・。そうだね・・・。」
律「んじゃ今度の月曜日にでも作戦考えるか。」
桃「うっうん・・・。」
ごめんね、蓮。
ごめんね、鈴音ちゃん。
こんな裏切るような事してごめんね・・・。
でも、それでも蓮が好き。
だから、だから・・・。
私は二人を裏切るよ・・・・。
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