表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
始原の裁定者と終結の器  作者: 解放さん
序章 生きる意味

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

38/144

また会う日まで①

壊滅的なあらすじ作りのセンスのなさに涙が出ちゃう!!

誰かいいの考えてくんないかな…

 僕とセイが部屋を出てフリージアの部屋に向かっていると進行方向からフリージアがこちらに走ってきて、開口一番にお母様がガルム君に感謝と謝罪をしたいから王広間に来て欲しいと言われたので急遽王広間に向かうことになった。


あれ?なんかセイに言われた事と違うようなと思い、抱えているセイを見ると、愕然とした顔をしていた。


『あ、ありえん!』


そんな事を言ってるので僕は前を歩き案内してくれるフリージアに聞いてみることにした。


「あのさ、僕って歓迎されてないんでしょ?フリージアに挨拶したら早めに帰ってくれみたいなこと言われてるんだけど…」


「え!?そんなこと言われてたの?!」


むぅ~と頬を膨らませる彼女だが息を吐いて僕の疑問を説明してくれた。


なんでも、私のことを助けてくれて送り届けてくれた人に対してあまりにもひどいと言ってくれたらしく。

女王様からの謝罪と感謝を貰える運びとなったとの事。


『あいつも娘には甘いのかもしれんな』


そんな事を言うセイに心で同意しつつも、正直僕はあまり乗り気ではない、僕のエルフの印象はフリージアを除いてすでに最悪に近い。


だがここでそんな謝罪や感謝はいらないと言えば、それはそれでフリージアの想いを踏みにじることになるのでそれも絶対言えない。


『形だけでも受け取っておけ、あいつからの謝罪や感謝など普通貰えないからな、それにフリージアとまた会いたいのなら女王との関係を繋ぎとめておいて損ではないだろ?まぁここはお前が大人になって我慢する事だな』


セイの言うことがもっともなので顎を撫でることで返事をする。


「ありがとうね?僕の為にそこまでしてくれて、本当に嬉しいよ」

「私は当り前のことしてるだけだよ!?皆がおかしいだけ!」


大人になる…か。


僕は下を向いて少女のことを考える。この子が自分の国を嫌いにならないように。


「ちょっと話変わっちゃうんだけどさ?フリージアって王女様なんだよね?」


「え?あぁ…うんそうだよ!」


一瞬暗い顔になったのは気になるが言うべきことを言う。


「それなら反応が過剰になっちゃうのは当然のことだと思うよ!?それだけフリージアが大切な存在って事だからさ!だからエルフの人たちを責めないであげて?」


「それは…」


僕は遮る形で言葉を続ける。


「僕も同じだよ?この先もしフリージアが危険な時は必ず助けに行く!僕の初めてできた大切な”友達”を守るためにね!この国の人たちもきっと同じ気持ちだったんだよ!」


「っ!」


目を見開くフリージアに僕は首を傾げる。


「あれ?僕変なこと言ったかな?離れたとしても何かあったらきっとこの子が僕に教えてくれるから大丈夫だよ!」


そう言ってセイをフリージアの前に突き出す、セイも鳴いて答えてくれる。


「違うの…そうじゃないの、友達って言ってくれたのが嬉しくて…私もガルム君が初めてできた友達だから」


今度は僕が驚く。


「え?!フリージアならたくさん友達いるんじゃないの?」


悲しそうに首を振りそれを否定する。


「私は王女だから…皆が遠慮しちゃうの…」


ん?なんで?偉いというのは分かるが遠慮するものなのかと頭に?が浮かぶ。


『お前はそれでいいんだよ、お前は自分が正しいと思う行動をすれば』


セイからの助言?を貰いつつ僕が首を傾げてるとフリージアの言葉が続く。


「ガルム君やゼルムおじさんが私の頭を叩いたの覚えてる?」


「うん覚えてるよ!フリージアのせいで飛ばされたから叩いたやつだよね!」


そう言って笑う僕に少女は微笑む。


「それが私はすごい嬉しかったんだよ?」


「叩かれるのが嬉しいの?変わってるね?」


『ドアホ!そういう事じゃなかろうが!』


そう言うと声を出して笑いだす少女をびっくりして見る。


「ううん、ごめんね急に笑っちゃって。でも私が言いたいのはそういう事なの」


さっぱり分からん!!


『後で私がちゃんと教えるよ』


ありがたい先生の言葉を受けて、なんでこんな会話してたんだっけと頭が混乱してくる。


まあ言いたいことは言えたからいっか!


「難しい事は分からないけどフリージアはフリージアだからね!僕が好きになったのは王女としてのフリージアじゃなくて、優しくて、強くて、泣き虫で、おっちょこちょいな君だからね!!」


「うん!ありがとう!」

そう言って笑ってくれる彼女に僕も笑いかける。


『的確に正解に近い答えを出すお前が私は恐ろしいよ』



◇ ◇ ◇


ガルム君と出会えてよかった、私が王女と知ってなお変わらない態度で接してくれる、王女としてではなく、本当の私を理解してくれる。


攫われて怖かったし苦しかった、でも攫われてなかったらこうしてガルム君やゼルムおじさんと出会う事もなかった。きっと白ちゃんとも出会うことはなかっただろう。


エルフの世界しか知らない私と外の世界を経験した私、どちらかを選べるとしたら私は何度でも外の世界を選ぶだろう。この目の前で笑う少年と出会うことが出来ない未来など選びたくない。

たとえそれが地獄に続くとしても。
















文庫本って7万から12万が一冊らしいですね!いつの間にかそんなに書いてたのかと驚くばかり!


エルフの国ももうすぐ終わり!別れがあれば出会いもあります。ここまで読んでくれてる人なら当たり前に分かると思うので言いますが、フリージアとはエルフの国でお別れです。

悲しい、悲しいです、好きなキャラを登場させられないのがこんなにも辛いとは…。


何年後になるんでしょうね~、早く再登場できるように頑張ります!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ