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始原の裁定者と終結の器  作者: 解放さん
序章 生きる意味

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迷いの森④

フリージアと一緒に子犬の親を探しに右方向に進路を変えて歩いていた時、ふとした疑問にぶち当たる。


「今思ったんだけどさ、ここって迷いの森って言われてるんだよね?」


フリージアは何を当り前のことをと言わんばかりに目をぱちくりさせる


「うん?そうだよ?」


「中心にでかい木があるんじゃん?あそこを目指してたら迷う事もなくない?」


今は左側にあるでかい木を指さしながら、心でこれって変な質問じゃないよなと思いながら質問する。

僕の発言を聞き一度立ち止まり硬直して、納得するように「あー、そっか」と言う少女。


「ガルム君は前提が違うからだよ!」

「前提が違う?何を言ってるんだこの子は?」


「心の声が漏れ出ちゃってるよ?」


笑顔であったが何か怖かったので素直にごめんと謝る。

気にしてないというように首を振り説明を続けてくれる。


「ガルム君の言うように聖樹を目指して行けば中心には行けるんだよ?」

「え?そうなの?!」


僕は驚きつつ続きの言葉を待つ。


「うん、行けるって言ったのは語弊があるけどね、障害がありすぎてエルフじゃないと、絶対にたどり着けない」


絶対にと言うその言葉には揺るぎのないものを感じた。


「で!ガルム君が疑問に思ってることの答えは、外に出るのがすご~く難しくなってるからなの!」


そうなの?と思いつつ試しにここから外に行くことを考えてみるが、出た答えが簡単じゃね?だった。


「聖樹と向かい合ってそのまま180度回転して歩けば外に出られるんじゃないの?」


フリージアは僕の言葉を聞いてなぜか鼻を鳴らして得意顔になる。


「ふふ~ん、みんなそう考えるんだよ!だけどその方法だと運がよくないと出れないよ!なぜなら!!」


そう言って子犬を落とさないようにしつつ片手で地面を指さすフリージア。


「地面が不規則に動いているから!!知らず知らずに道を外れちゃうって事になるんだよ!」


僕もつられて地面を見るが動いてる感じは一切しないが、それでもフリージアが言うのならそうなのだろう。


「え?僕帰れるの?」

「あはは!大丈夫だよ!街に付いたらちゃんと正規の道から行けるから迷う事はないよ。一応4か所東西南北にその道があるんだけど、その道だけは地面が固定されてるんだよ!」


それを聞いて胸をなでおろす、一人になって出られるず死にましたでは笑い話にもならない。


「それでももし、迷いの森に入って出たい場合は聖樹の方を見ながら後ろ向きで後退し続けると確実に出られるよ!」


危ないし時間もかかっちゃうけどねと笑いながら言うフリージアのその言葉を、忘れないようにしようと頭に刻み付ける。


聖樹の方を見ると左前方にあった、僕たちは子犬探しの為に右方向に向かってたので、左後方になければおかしい事になる。なるほどと、心で呟きつつ親探しの散策を続ける。
















俺が書きたい物語の展開が青年期や大人になってからの方が多いから、そこまでいくまでの道がとてつもなく長く感じます…


もちろんこの時期の展開も面白くなるように試行錯誤しながら書いていく所存ではあります。


有休が今週だけなので来週からは投稿頻度が落ちると思いますが書き続けていきますっす!


皆さんも学校、読書、仕事に趣味を充実させていきましょう!


がんばろ~~~~~~

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