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始原の裁定者と終結の器  作者: 解放さん
1章 モース村

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人か魔物か⑪

ミオが1歩前に出てギガントロールを見上げる。


「俺の名前はバルゴロスだ」

「うちはミオだよ」


ギガントロールが名乗りを上げ、それにミオが応える展開に驚いてしまう。


その光景を見て疼きが引いていく。

途中で乱入しようと思ったがその考えを今捨てる。


2人の戦いを見届けるため、邪魔にならない位置まで下がり芝生に腰を下ろす。

「ミオー!!頑張れよー!」


声と同時に獣人の姿に変わる。

ミオが肩越しに振り向き、楽しげに笑った。


(ヤバそうならミオを抱えて逃げるか)


代わりに戦ったりもしない、それは2人に失礼だもんな。


頑張れよ。


◇ ◇ ◇


「そうか、俺を楽しませてくれるのであれば命は見逃してやるぞ?」


ニヤリと笑うその顔にあるのは慢心。

それだけ自分に自信があるのだろう。


それはうちも同じ、だからその態度は何とも思わない。


だけど最後の言葉だけは許せない。


「…………それはうちへの最大限の侮辱だぞ?」


ミオの瞳孔が細く潰れた。


瞬間、巨体の力が抜け、大きな頭を下げて来た。


「失礼した。ならば礼を尽くし――全力で殺そう!」


「ガルムがいる限りうちは死なないよ」


「ガルム。あの少年の事か?………そなたより強いとは思えんがな」


「ガルムは強いよ、誰よりもね」



うちがそう信じてる――


それが何よりの証拠だから。





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