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始原の裁定者と終結の器  作者: 解放さん
1章 モース村

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人か魔物か⑩

頭が一気に冴える。


外にいる僕らなど眼中にないように、

全ての魔物が街へ向かって走り出した。


早くアイツを殺さないと……。


足を止め、こちらを見下ろすギカントロールへ走る。


この状況で邪魔が消えたのは好都合だ。


「イグニス!!あのデカい奴を燃やしてくれ!」


避けるそぶりも見せず炎が巨大な体を包み込む。


「効いてねぇのか?」

「肌は焼けてるよ、ただ回復力がけた違いだね」


まじかよ、さすがにあのデカい頭を吹き飛ばせる気がしないんだが。


「痛みはあるんだよな?」

「魔物は痛みに鈍感な奴が多いからねぇ~、痛覚遮断なんて持ってたらお手上げだね」


ギカントロールが大きく息を吸い込み炎が吸い込まれる。


「イグニス!!戻って来い!!」


魔法を食べられそうになるのを見て慌てて呼び戻し姿を消す。


「づぎは……どっぢが相手だ?」


ギガントロールの口から言葉が出てきた。


「え?!喋れるの?」

「魔物が喋れるのは珍しくないよ?」


へぇ……。

なんで喋れるのか聞きたかったが、それは後で聞こう。



そんな事よりも、次は誰かなんて決まってる!



「僕がーー」

「うちがやる」


…………


2人で顔を見合わせて首を横に振る。


「任せとけ!」

「ガルムじゃ無理!」


「はぁ、分かったよ2人でやろう」

「うち1人で十分」


いやいやそうじゃなくてさ、僕が戦いたいだけなんだけど。


「時間かけてる暇はないんでしょ?黙って見てて!」

「……はい。すみません」


街の方へ視線を向ける。

壁に近づいてる魔物を見つめる。


(あの爺さんたちは殺しまくっているがさすがに数が多すぎるな)


街に侵入するだけだと思ってたのにな……


なんでこんな事になったんだろう。

場違いな疑問が、頭から離れなかった。



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