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明美をぶっ殺す  作者: 麻青
第二部
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57歳(裏)

 ――これが私の最期か。


 気絶から目が覚め、宇宙の果てに向かって突き進んでいる現状に気づいたとき、私は静かに絶望した。


 目の前の視界を大きく占めていた月は、もはやどこにもない。

 太陽以外の位置関係がさっぱりわからず、青い地球すらも見つからなかった。


 本当に……運がない。

 往復船が爆発したとき、私は咄嗟に反応して回避行動を取った。ジェットパックを全力噴射させ、遠ざかる動きを取ったのである。

 それが裏目に出てしまった。飛んできた破片が頭に直撃し、私はその状態のまま気を失って、目が覚めたらこのザマだ。


 自由に動けるよう、事前にジェットパックの自動姿勢制御機能を切り、リミッターを解除していたのも悪手だった。それらの操作をしなければ、気絶した直後に勝手にスーツがブレーキをかけてくれていたというのに。

 自分を過信しがちな悪癖が、ここにきて文字通りの命取りになってしまったのだ。


 スーツの推進ガスは、とっくに切れている。減速はおろか、わずかに方向を変えることすらできない。

 つまり、私はこのまま、何かにぶつかるまで宇宙を飛び続けるわけだ。

 何万年でも、何億年でも。


「…………玲ちゃん」


 気づけば、その名を呼んでいた。

 シャトルの爆発に巻き込まれた彼女は無事だったから、それが救いと言えば救いか。


 ……まったく、玲ちゃんの身を案じて船外活動の準備をしていたというのに、それがきっかけで逆に私が死ぬことになるなんて。

 自分の命を危険に晒しながら、なんだかんだで生き残る玲ちゃんを見て、感覚が麻痺していたのかもしれない。

 もっと慎重に動くべきだった。死が確定してしまった以上、そんな後悔はなんの意味もないが……。


 冷静に思考を巡らせたが、助かる可能性はゼロだ。一縷の希望さえない。

 私自身にできることはないし、ゲートウェイはドッキングポート付近にもろに爆発を食らっていた。救出のための宇宙船派遣など、絶対に不可能だろう。


 宇宙服の空気やパッテリーの残量からして、呼吸ができるのはあと四十分間ほど。イコール、それが私の寿命なわけだが……窒息なんて死に方は御免だ。


 私は腰の後ろをまさぐる。そして、手に当たったそれを慎重に掴んだ。

 ――真空でも撃てる小銃。携帯していて良かった。

 ヘルメットを外し、即座にこれで頭を貫けば、多少は苦しまずに死ねるだろう。


 だが、そうしてざっくりと終わり方を決めたあたりで、あらためて途方もない絶望感に襲われた。


 死ぬ。

 このまま、一人で。

 気の遠くなるほど広大な宇宙で、一人きりのまま、終わる。


 ガタガタと、体が震えてきた。

 あまりの恐怖に、涙さえ出てくる。

 私が恐れていたのは、死よりも、絶対的な孤独。一人のまま永遠に宇宙をさまようことが、途方もなく怖かった。


「玲ちゃん……玲ちゃん……玲ちゃん……」


 だから、ひたすらにその名を呼んだ。愛する彼女の名を唱えれば、ほんの少しとはいえ、寂しさが紛れる気がした。



 ――いつの間に、こんなに玲ちゃんに依存するようになったのだろう。

 孤独に恐怖する傍ら、私は頭の隅で不思議に思った。


 最初は、ただの『好きな食べ物』にすぎなかったはずだ。

 なぜか私の食欲をそそる、奇妙な女の子。それ以上でも以下でもなかった。けれど、彼女の中に私への殺意が芽生えてから、徐々に二人の関係は変わっていく。

 どのあたりで私の玲ちゃんへの想いに変化があったのか、定かではない。彼女と交流を重ねることが、彼女の味を引き立てると知ったあたりか。


 玲ちゃんを知り、肌を重ねることで、私の食欲は従来とは違った執着を持つようになる。それが『愛』という感情だと明確に気づいたのは、初対面の碧ちゃんを叩き、玲ちゃんに「殺す気が失せてきた」と言われたときだ。

 本当に、心の底からショックだった。

 彼女に見てもらえないことが、あれほどまでに悲しいとは、思ってもみなかった。

 つまり、突き放されて初めて、私は玲ちゃんに途方もない愛着を抱いている事実を自覚したのである。


 その反動で、ルウを産み出した。

 玲ちゃんが碧ちゃんに夢中になっているように、私も別の相手に心の拠り所を求めたのだ。

 だが、その試みは成功したとも言えるし、失敗したとも言える。

 ルウは玲ちゃんのクローンであれど、玲ちゃんではないと、育て始めてすぐに気づいた。そう自覚すると同時にルウへの食欲は霧散して消え、同時に玲ちゃんの唯一性を再認識したのである。


 しかし、だからといってルウの養育を投げ出しはしなかった。

 あの子を育てるのは楽しかった。自分のことにも、玲ちゃんのことにも、違った角度から無数の気づきを得られたからだ。

 そのうえ、彼女との触れ合いによって母性という感情も自覚できた。玲ちゃんとは別の愛おしさをルウには感じたし、それは食欲の介在しない、純粋な愛情だったと思う。


 ただ一方で、自分の母親としての能力には自信がなかった。

 ルウには玲ちゃんのように自由奔放に育ってほしかったが、私には大切な相手を縛ってコントロールしようとする欲求があり、教育役にはふさわしくないからだ。

 なので、実力や人格を高く評価できる人物を選定し、その相手にルウの育成を任せた。一緒にいる時間が大幅に減ったことは寂しかったが、後の彼女の成長を鑑みれば、その判断は正解だったと言えよう。


 結局、ルウは玲ちゃんの代わりとはならなかった。

 しかし結果論だが、それで良かった。一人がもう一人の上位互換だったら、私は劣るほうを切り捨てていただろう。

 どちらも大切な現在としては、それはぞっとする『もしも』だ。本当にそうならなくて良かった。


 母としてルウと接することで、私は真っ当な形で『愛』という感情を発露させる術を覚えた。刑務所で一緒に暮らし始めてから玲ちゃんと新しい関係を築けたのは、その点が非常に大きかったように思う。


 本当に、あの十一年間は幸せだった。

 ルウとは違い、玲ちゃんには涎のしたたる旨みがある。ゆえに、酒に酔うような陶酔感を持ってのめり込むことができた。

 情愛と食欲が同時に満たされ、私の毎日は眩しいほどにきらめいていた。


 ――どうやら、思いのほか私は普通の人間だったらしい。

 好きな人と一緒の時間を過ごすだけで、ああも幸福を感じられるとは。


 この事実を昔の私に教えたら、きっと一笑に付すだけで信じないだろう。

 私は、自分自身を化け物だと思っていた。愛などという真っ当な感情メカニズムなど持ち合わせていないと、決め付けていた。

 だからこそ、玲ちゃんへ抱く気持ちが単純な『食欲』だと、信じ込んでいたのである。



 ――こんなときだというのに、長々と昔を振り返ってしまった。

 これもある意味、死に際の走馬灯というやつか。


 けれど玲ちゃんのことを強く考えたおかげで、少しは恐怖が紛れてきた。震えも収まってきたし、今なら勇気を出して死ねるかもしれない。


 私はパワードスーツのインターフェイスを操作した。視界の中のメニューを切り替え、スーツの着脱項目を呼び出す。あとはここを操作してロック機構を解除すれば、引っ張るだけでヘルメットを外せるはずだ。


 真空に晒されても、人間はすぐには死なない。全身の血液が沸騰するなどの異常は発生するが、いずれも即死に繋がるものではなく、生命活動が停止するまで二分程度はかかる。

 意識は十秒以内に失われるとのことだが、その間どれだけの苦痛を感じるかは不明だ。即座に頭を撃ち抜いて自殺できれば、それがもっとも楽である事実に変わりはないだろう。


 私は口を開け、肺の破裂を防ぐために空気を吐けるだけ吐いた。

 あとは持っている銃を一旦手放し、ロックを解除し、ヘルメットを外し、最後に銃を取って自分を撃てば、すべてが終わる。


(――さようなら、玲ちゃん。これからはルウと人生を歩んで。そうしてあなたが幸せに生きてくれれば、私は――)


『…………けみ……』


 なんだろう、幻聴が聞こえる。


『……あけみ……おい、明美……』


 玲ちゃんの声だ。何度も聞いた、心地の良いぶっきらぼうな声。

 きっと死を覚悟した脳が、記憶を呼び起こして――。


『おい、明美! こっち見ろっ! お前の足元のほうだっ!』


 ハッとした。

 違う。幻聴じゃない。この声は、ヘルメット内のスピーカーから発せられている。


 足元――進行方向後ろを振り返った。

 私は目を見開く。

 視界に、高速で近づいてくる黒い物体が飛び込んできた。それが玲ちゃんのパワードスーツであり、こちらに向けて手を伸ばしていることに、即座に気づく。


『手を掴め! 私の手をっ!』


 一切の思考を放棄し、私はその言葉に従った。持っていた銃を放し、全力で両腕を伸ばす。


 急速接近する腕をどうにか掴み、その猛烈な衝撃によって体が一気に引っ張られる。

 二人の体はそのままきりもみ回転を始めたが、私が抱きつく黒いパワードスーツがガスを噴射し、視界を高速移動する星々の動きはすぐに止まった。


『ふぅ、これでガスもほとんどカラだ。ま、使う予定もないからいいけど』


 スーツ越しに玲ちゃんの声を聞き、再認識した。やはり、この黒いパワードスーツの中には玲ちゃんが入っているらしい。ヘルメットで顔は見えないが……。


 疑問が止め処なく溢れてきて、私はどうにか声を絞り出した。


「れっ……玲ちゃん、なんで……」


『お前に追いつくためにスピード出しすぎちゃってな。減速するガスが足りなかった。で、お前に高速タックルを食らわすか、ちょっと軌道をずらして腕とかを掴むか、っていう選択肢になったわけだ。危なかったが、なんとか――』


「そうじゃなくて、なんで来たの!? ガスがないなら、もう帰れないでしょ! そんなの……そんなの、自殺と同じじゃない!」


 戻る手段がないのなら、事態は一切好転しない。なのになぜ、玲ちゃんはここに来たのか。まったくもって理解できず、私は叫び散らした。

 そうして取り乱す私に、玲ちゃんはいつも通りの口調で答える。


『なに、とぼけたこと言ってる。忘れたのか? お前は私の見えるとこで死ぬんだろ? 勝手に約束を破られちゃ困るし、だから追ってきたんだ』


「で、でも、それだと玲ちゃんも……」


『別に良いさ。ルウにも言ったが、どうせお前を殺したら、私も自殺して後を追うつもりだったしな。だからお前を追わない選択肢は、私の中にはなかった。それだけの話だ』


 彼女の意図を理解し、急速にあらゆる感情が溢れ出てきた。それらが決壊する前に、どうにかひとつの言葉を投げかける。


「……顔を……顔を見せて、玲ちゃん」


『そうだな。私もお前の顔が見たい』


 互いに顔表示を許可し合い、直後、私のヘルメットのディスプレイに玲ちゃんの顔が映し出される。あちらも私の顔が見えるようになっただろう。

 そこにあった彼女の表情はいつもどおり過ぎて、その頼もしさや愛おしさに、抑えていた感情が一気に爆発する。


 私は玲ちゃんに抱きつき、声をあげて泣いた。

 ボロボロと涙を流し、大声をあげ、生まれて初めて全力で号泣した。

 無重力だから、涙は流れない。次々と水滴となって浮かび、ヘルメットの中にふわりと浮かんでいく。


 そんな私を、玲ちゃんは優しく抱き締め返してくる。

 互いに機械の服に包まれているから肌の感触などないが、それでも彼女の温もりが伝わってくる気がした。


『お前の泣くところを初めて見たが……けっこうかわいいな』


 鼻をしゃくりあげつつ、玲ちゃんを見る。玲ちゃんも、私をじっと真っ直ぐに見ていた。


『初めて明美をかわいいと思った。お前、かわいいよ』


「なっ……なにを言うのよ。こんなとこで……」


 恥ずかしい。けど嬉しい。

 ああ、メイクをもっとちゃんとしておけば良かった。きっと今、顔はぐちゃぐちゃだ。涙も鼻水も拭けないこの状況が、心の底から恨めしい。


『お? 顔が赤くなってるぞ。いっちょ前に照れやがって、乙女か』


「わ……悪かったわね。ぐすっ、で、でも、こんなとこまで来た玲ちゃんが悪いのよ。泣くしかないじゃない、ぐすっ、そんなの……」


 さっきから呼吸器官がおかしい。全力で泣くと、人はこうなるのか。

 こんな状況で、新感覚を得るとは……。まったく、これだから玲ちゃんといると退屈しない。


『そうだ、あとルウのことだが』


 玲ちゃんが別の話題を切り出してきた。


『あいつ、私のクローンなんだってな。別れ際に聞いたぞ』


「そう。あの子は最後に……ぐすっ、ネタ晴らしできたのね。よかった」


 涙も収まってきたので、そこそこ落ち着いて返事を返す。


『まあ、まともな人間に育ったみたいだから、とやかく言う気はないが……お前、あの子を食ってたのか?』


「……いいえ、産まれた直後に皮質とかをパクついた程度よ。ルウは玲ちゃんとは別の人間っていう認識を持ったら、食欲は感じなくなったわ」


 そうか、と玲ちゃんは頷く。


 どうやら彼女は、私を追って死ぬと決めた後にルウと話をしたようだ。おそらく短い時間だったろうが、玲ちゃんを慕うルウとしてはかけがえのない会話となったはず。

 親的な人物を二人同時に失ったルウが強く生きていけるよう、願わずにはいられない。


『しかし……お前の食欲を考えると残念だな』


「……なにが?」


『死に際だから、お前に内臓のひとつやふたつ、食わせてやってもいい気分なんだ。でも、スーツ脱げないから無理だろ? それがお前にとっては残念だろうと思ったのさ』


 そういうことか。けれど、私は玲ちゃんの言葉をやんわりと否定した。


「大丈夫、いまさら食い意地なんて張らないわ。だって、おなかいっぱいだもの。玲ちゃんがここに来てくれただけで、今の私は心の底から満腹なのよ」


 私の中では、愛情と食欲が入り混じっている。だから、愛で満たされれば腹も満たされるという、奇妙なメカニズムが働いていた。


『……食ってないのに満腹になるとは、どこまでいっても変なヤツだな、お前は』


「それを言ったら、私の死に顔を見るためにこんなとこに来たあなただって、よっぽど変人よ」


『なるほど、お互い様か』


「そ。お似合いの二人ってことよ」


 私たちはくすくすと笑い合った。


 ――ああ、この時間が永遠に続けばいいのに。

 二人きりの濃密でとろけるような空間を、いつまでも味わえればいいのに。


 ……狂おしいほどに無念だが、そうはいかない。私たちに残された時間は、あまりにも限られている。

 だから、そろそろ大事なことをはっきりさせたほうがいいだろう。状態もかなり落ち着いてきたし、私は思い切って尋ねた。


「……玲ちゃん、酸素残量はどれくらい?」


『んー、あと十五分くらいだな。お前は?』


「まだ三十分以上あるわ」


『マジか。私のほうが先にくたばるじゃん』


 それは彼女にとって本末転倒だろう。私のほうも嫌だ。玲ちゃんの死に顔など、死んでも見たくない。


「なら、十五分がたったところで私が死ぬわ。銃とか持ってる?」


 私が所持していたのは、さっきの合流時にどこかにいってしまった。


『あるぞ。なら、お前の頭を撃ち抜いてから私も死ぬか』


「そうね。それでいきましょう」


 終わり方はあっさりと決まった。どちらも覚悟は終えているから、いまさら自殺を渋ることもない。

 玲ちゃんはゆっくり溜め息を吐くと、しみじみと言った。


『しかし、享年五十六歳とはな。あと倍は生きられると思ったんだが』


「……ん? もう五十七歳じゃない?」


 私はインターフェイスを操作し、画面に時計表示を呼び出した。


「ほら、もう六月十二日になってるもの。というわけで、誕生日おめでとう」


『おお……ありがとう。そうか日付変わってたか。っていうか、誕生日なんて全然忘れてたわ』


「あとついでに、私も誕生日おめでとう! さ、玲ちゃんも祝って」


『はぁ?』


 素っ頓狂な声をあげる玲ちゃん。やれやれ、やっぱり彼女は知らなかったらしい。


「気づいてないみたいだけど、私たちって同じ誕生日なのよ。生まれた時刻も二、三分くらいしかずれてない。ほぼ一緒のタイミングでこの世に生を受けたってわけ」


『そうだったのか。知らなかった……。まあ、とりあえずおめでとう』


「はい、ありがとう。うふふっ」


 なんだかおかしくて笑ってしまった。

 頬が緩みっぱなしで、この状態がすごく自然に思えてくる。死を眼前に控えてここまで幸せになれる人間も、そうはいないだろう。


『しかしそうなると、私たちは同時に生まれて、同時に死ぬことになるのか』


「確かにそうね。二人は運命で結ばれていたのかも」


『運命? 私は信じないね、そんなの。二人の出会いも、終わりも、その間の積み重ねも、全部私たち自身が紡いできたものだ。他の誰のせいでもあってたまるか』


「玲ちゃんがそう思うなら、私もそれでいいわ」


 彼女の意思の強さに、あらためて惚れ惚れしてしまう。

 ああ……今わの際に、こうも恋心をくすぐられまくるとは。きっと私の死に様は、人類史上でも上位に入るほど幸せなものに違いない。


『さて……あと十分ちょいか。何を話す?』


「なんでもいいわ。取りとめのないことを、思い向くままに話しましょう」



 そうして私たちは、他愛のない話を続けた。

 さながら、食卓でコーヒーを飲みながらする、日々の雑談のように。


 タイムリミットのことは、途中で忘れていた。それほどまでに会話は弾んだし、私は心の底から玲ちゃんに夢中になっていた。

 事ここに到って、私は幼少期の自分を褒めちぎりたい。

 あのとき玲ちゃんに覚えた食欲は、実に正しいものだった。おかげで今の私は、この上なく満たされている。


 さあ、次は玲ちゃんの願いを叶えてあげる番だ。私の全身全霊の命を、彼女に捧げよう。

 二人は生涯をかけた願いを成就し、そしてともに宇宙で永遠を過ごす。

 ――なんとも素敵な終わり方じゃないか。



 玲ちゃんを食べたいと思って、本当に良かった。

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