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君の知らない僕のダークサイド〜救ってくれるもの  作者: 水波瀬 凪
第三章~それぞれの救い【転換期編から最終まで】

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【結菜】ぼんやり歩いていたら、自分の家に帰ってきちゃった

月曜日の仕事終わり、ぼんやり歩いてたらなんと


「あ、うち帰ってきちゃった」



凪くんのうちに帰るには地下鉄に2駅乗るんだけど


ここだと徒歩で帰れる


「なんか、楽だな…」



シャワー浴びてからゴソゴソ棚を探ると


「あった〜一平ちゃん」


夜ご飯は焼きそばにした。


「あ〜楽だな」



スイーツ食べたいな、とコンビニに出かける


じゃがりこを手に取り、


「む、これはやめよ!」


棚に戻した



そして


ロールケーキと


ポテトチップ


それから赤ワイン1本と


チータラにチョコアイス!



一気に食べるつもりはなかったんだけど食べちゃった!


やだ、また太っちゃう。


ふわふわって言われちゃうなって思った。




そうそう、食べてる途中で凪くんからLINEが入ってた


「残業?」


はー?



残業なんかないよ、うち。


言ったよね?


聞いたよね?


それとも、適当に聞き流した?



うちの会社めちゃくちゃホワイトなんだから。



残業、ありません。



覚えとけよそれくらい。




「間違えてうち帰ってきた」


今日はここに泊まるからと凪くんには「LINEで」返信しておいた



凪くんからは


「わかった」


とだけ返ってきた




しばらくしたら玄関のチャイムがなった。


まさか凪くん


迎えにきた?


そう思って、誰が来たのかも確認せずドアをあけた



「NHKですが…」


「え…」


間違えましたとドアをしめようとしたんだけど、


「あの、受信料の支払いが」


「そんなの、みーくんに言ってよ!」


あいつがテレビみたい、ってゆーからテレビ置いてたのに。


受信料だってあいつが払うってゆったくせに!


支払いやめたんだな、と、わかった。


「解約します!」


「いや、テレビがあると…」


「テレビ、わたしのじゃないです」


「いや、そういわれましても…」



なかなか引き下がらない。


「じゃあなに? テレビ捨てればいい?」



凪くんも受信料めんどくさ、ていってテレビ持ってないんだよね



ほんと、めんどくさい。


「テレビ捨てますからね、もう来ないでください」


そう言ったら、今回はなんとか引き下がってくれた。




あーあ、


ぶっこわーすのひと、


もっと頑張ってくれないかな。



ほんと、めんどくさ…



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