第六話:産卵の序曲、這い寄る粘液
温泉の熱気。硫黄の臭い。岩陰の暗がり。
連れ去られたネネとマカロニは、トカゲたちの繁殖場へと転がされていた。
困惑の蹂躙
白濁した粘液。拘束される手足。
トカゲたちの長く、卑劣な舌が這い回る。
「あんっ、あ……やめ……っ!」
ネネは喘いだ。胸を、腹を、執拗になめ上げられる。
爬虫類の冷たい感触。だが、身体は火照る。
ネネの思考は混濁した。これは、犯されているのか?
羞恥が、生理的な快動に塗りつぶされていく。
隣のマカロニは、さらに深く、抉られていた。
二股の舌が、秘部の深淵を縦横無尽に掻き回す。
マカロニの身体が弓なりに反る。
挿入される異物感。押し込まれる粘液。
脳は「犯されている」と認識し、絶望に震える。
容赦なく繰り返される突き。だが、その感触は人間のそれとは決定的に異なっていた。ぬるぬるとした、生命の根源を揺さぶるような不気味な律動。
「……はぁ、は……っ. 気持ち……悪い、のに……あぁっ!」
マカロニの吐息が洞穴に響く。
抵抗を許さぬ物量と、生理的な強制力。
秘部から垂れる粘液の糸が、彼女たちの尊厳が溶け去っていく様を象徴していた。
産卵の宣告
悶える二人を見下ろし、巨大なトカゲが喉を鳴らす。
「準備ができたな」
トカゲの声は冷淡だ。情欲など微塵もない、無機質な観察者の眼差し。
「やめて、いれないで!」
泣き叫ぶ二人。犯される恐怖で、ネネとマカロニは身を縮こませていた。
すると、トカゲの一匹が彼女たちの股を強引に開き、冷淡に言い放った。
「卵を産め」
――卵を、産め?
そのあまりにも生物学的な、予想だにしない短い命令。
思考が停止する二人であった。
なまめかしく、汚された身体。
だが、彼らが求めているのは、彼女たちが想像していた「慰み」なのか?
屈辱と困惑。そして、抗えない身体の熱。
トカゲたちは、二人が「卵」を産み落とす瞬間を、ただ無機質な目で見守っていた。




