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師匠

 カンドカ達はセンハツ王国に着いた。

「よし着いたな、じゃ、カンドカ、俺はこいつと旅出るからシマネカと行ってくれ」

「うん」

 魔法の説明をしてくれたブルドアと、女のシアレは、2人で旅に出るらしい。もう1人のシマネカという男はセンハツ王国の騎士になりたいそう。シマネカをセンハツ王国に届けようとしていたというわけだ。

「じゃあなシマネカ」

「うん、じゃあね」

「頑張ってね!」

「うん」

 ブルドアとシアレは旅に出た。

「じゃあ行こうか」

 シマネカは言った。

「うん」

 2人は歩きはじめた。

 カンドカはシマネカの実家に住むかもしれないことになった。

 歩いて、遂に着いた。シマネカの実家に。

「じゃあ入ろうか」

「うん」

「ママ、ただいま!」

「シマネカ!?」

 そんな声が聞こえ、ドタドタとした音も聞こえた。

「シマネカ!おかえり!!」

 シマネカのお母さんらしき人がシマネカに抱きつく。

「ただいま」

「大丈夫だった?!」

「うん、大丈夫だったよ」

「生きててよかった」

「そう簡単に死なないよ」

「うん」

 お母さんは泣いていた。

「ねぇママ」

「なに?」

「この子ここに住ませたいんだけどさいい?」

「この子誰?」

「特訓の途中で出会った子なんだけどさ、家がないんだって」

「もちろんいいわよ、名前は?」

「ナアキマ•カンドカです」

「カンドカね、よろしく」

「よろしくお願いします」

「これからカンドカ連れて師匠のとこ行くね。カンドカも騎士なりたいらしいから」

「そうなのね、もちろんいいわ。行ってらっしゃい」

「行ってきます」

「師匠ってどんな人?」

「剣がねめっちゃ強い人。あの人がいたから俺はここまでこれたと思う」

「そんなすごいんだ」

 歩いて少し、師匠の家に着いた。

「師匠!いますか?」

「おお、シマネカか」

「はい」

 40歳ぐらいのおじさんが出てきた。

「無事だったんだな」

「もちろんですよ」

「この子は誰だ?」

「この子はカンドカ、と言いまして、俺と同じくここの騎士団を目指しているものです」

「そうなのか、この歳でねー、本気なのか?」

 カンドカに聞いてきた。

「はい。本気です」

「ほーう。俺の弟子になるか?」

「いいんですか?」

「いいとも、この歳の子をしっかり育てたい」

「じゃあ、よろしくお願いします」

「ああ、よろしく」

「よかったねカンドカ」

「うん」

「入ってくれ」

 2人は師匠の家に入った。

 3人は畳っぽい床に座る。

 師匠が喋り始めた。

「あと試験まで2ヶ月ちょっとだ。カンドカは試験について知ってるか?てかそもそも騎士は何をするのか知ってるか?」

 カンドカは騎士のこと、試験のことをシマネカから聞いていた。騎士は何をするのかというと、国を守ることらしい。見回り、国を襲ってくる魔物討伐、犯罪を抑えたり、門番をしたりなどの国の為になることをするらしい。そんなセンハツ王国、騎士試験は何をするのかというと、1次試験は身体測定、運動測定、筆記試験、実技技能、2次試験は実践試験、3次試験は面接試験、という感じらしい。その試験に受かったら正式にセンハツ王国の騎士になれるらしい。

「はい。シマネカから聞いてます」

「そうか、飯食ったか?」

「食べてないです」

「そうか、じゃあまずは飯を食おう」

 3人で飯を食べはじめた。

「美味いか?」

「はい、美味しいです」

「それならよかった。シマネカは後で準備運動したらランニングな」

「はい」

「カンドカは一旦俺と喋ろう」

「はい」

 食べ終わった。

「ごちそうさまでした」

「じゃあ俺は片付けるから休憩しとけ、その後特訓開始な」

「「はい」」

「そういえばカンドカはさ、なんで騎士になりたいの?」

 シマネカが聞いてきた。

「・・・この国好きだからさ、守りたいんだよね」

「そうなんだ。俺も家族とこの国守ろうと思って目指してるんだ。一緒にがんばろ!」

「うん!」

 休憩が終わる。

「さぁ、休憩終わりだ。特訓の時間だぞ。シマネカは1人でメニューやっといてくれ」

「はい」

「さぁ、カンドカ色々話そうか」

「はい」

 師匠とのこの時間で、魔法、魔能、個能、能力、剣、特訓、騎士、国、世界、魔物、動物、などの色々なことを話した。

「今日はここら辺で終わろうか」

「はい」

「明日からは特訓開始するからな」

「はい」

「カンドカ、帰ろうか」

「うん」

「じゃあ師匠、また明日」

「おう、じゃあな」

 それからカンドカは特訓をした。体力をつける為に走った。足を速くするための特訓をした。魔法を鍛えた。剣を習った。闘術を習った。強くなる為に鍛えた。勉強もした。辛い時、つまんない時、めんどくさい時、たくさんあった。それでも強くなる為に頑張った。シマネカに教えてもらったりもした。騎士団に入る為に鍛えた。頑張った。

 そして、あっという間に時は過ぎ、センハツ王国、騎士団試験、当日になった。

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