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第三巻 第十四章 (贅沢に大食いするのは悪習慣)(主食と惣菜を一対多で食べるのは悪習慣)

 第三巻 第十四章 (贅沢に大食いするのは悪習慣)(主食と惣菜を一対多で食べるのは悪習慣)


 共同の宴会の時で、友人達のうち何人かが料理を自ら少なく提供し、他の人達が料理を多く提供した時に、ソクラテスは、「少なく提供された料理を共有の在庫(、おかわり)に投入するように」と使用人達へ命じるか、少なく提供された料理を共有の料理として「(全員に)満遍なく、宴会にいる、それぞれに、よそってあげるように」と使用人達へ命じた。

 このため、料理を多く提供した人達は、共有の在庫(、おかわり)として共有してもらえない時に恥じたし、全員に、よそってもらえない時にも恥じた。

 (このため、料理を多く提供した人達は、共有の在庫、おかわりとして共有するのに結果として適さない事と、全員に一盛りの料理を提供するのに結果として適さない事を恥じた。※別の版)

 そのため、(料理を多く提供した人達は、)多く提供した料理を共有の在庫(、おかわり)にし(てみ)た。

 そうすると、料理を多く提供した人達は、料理を少なく提供した人達よりも、(食べる量が)良く(多く)成らなかったので、高価な美味しい料理を(多く)提供する事をすぐにやめた。

 (贅沢に大食いする悪習慣をソクラテスはやめさせた。)


 ある宴会で、ソクラテスが偶々気づいたように、友人達のうちの、ある人は、何も付いていない(パンといった)主食をよけて、(肉料理といった)特定の美味しい料理(、惣菜だけ)を食べるのに専念していた。

 (その宴会では、)名前と定義と、言葉(、名前)をものに適切に適用する事についての議論を続けていた。

 (その宴会では、「何々の言葉、名前が意味する厳密な正確なものとは何か?」、「言葉、名前によって、何々の意味を定義してください」といった、名前についてへ会話が向かいました。※別の版)

 そこで、ソクラテスは、友人達に訴えかけて、次のように話した。

「なぜ人々が、ある人を『(食事が)贅沢な奴』と呼ぶのか、説明しましょうか?」

「『(食事が)贅沢』という言葉を適用する、特定の行動とは、何ですか?」

「なぜなら、全ての人は、得る事ができるならば、(パンといった)主食に、いくつかの料理(、惣菜)を加えるからです」

「しかし、私達は『(食事が)贅沢』の定義に完全に思い当たった事が未だ無い、と私ソクラテスは思っています」

「私達がバターを塗ったパンを好きだからといって、私達は『贅沢に食べる者ども』と呼ばれるべきでしょうか?」

 (次のように、友人達のうち、ある人は応えた。)

「いいえ! 全く!」

 次のようにソクラテスは話した。

「ええ、さて、仮に、ある人が、鍛錬のため(、筋肉を増強するため)ではなく、食べる快楽のために、何も付けていない全ての(パンといった)主食を全く食べないで、鹿肉や他の料理(、惣菜だけ)を食べるように限っているならば、そんな人は『(食事が)贅沢な奴』という名前を得る事に成ってしまいませんか?」

 次のように、ある人は答えた。

「他の全ての人々には、そんな人に(食欲の強さで)対抗できる見込みは無いでしょう」

(「そんな人よりも、『食事が贅沢な奴』という名前を受けるのに、よりふさわしい人は全く誰もいないでしょう」※別の版)

 次のように別の人が口を挟んだ。

「また、ある人が貪り食った料理(、惣菜)の量が、穀物による主食の残り(の量)と全く、つり合っていなければ、その人は、どうでしょうか? (『食事が贅沢な奴』でしょうか?)」(「主食と惣菜を一対多で食べる人は『食事が贅沢な奴』でしょうか?」)

 次のようにソクラテスは話した。

「いずれにしても、その人は、(『食事が贅沢な奴』という、)まさに適正な名前を確立しています」

「また、他の全ての人々が、良好な収穫を求めて、『私達の穀物と油(が取れる実)が増えますように!』と神へ祈る時、」

「その人は、論理的に当然、『私の肉鍋の肉が増えますように!』と叫ぶかもしれない」

 このソクラテスの急な口撃の最後の言葉で、その若者は、「この会話は、いくらかは、自分に向けられている」と気づいて、美味しい料理(、惣菜)を食べるのを実際は思い留まらずに、たっぷりと一切れのパンを取っ(て、ごまかそうとし)た。

 ソクラテスは、その全てを見ていて、次のように、言い加えた。

「その友人から目を離さないでください、あなた達、その友人の隣の他の友人達よ。そして、(惣菜を付けて)濡れたパンと、味を添える食べ物(、惣菜)を均等に食べるか見張ってください」


 別の、ある時、ソクラテスは、友人達のうちの一人が実に一つのパン(、主食)だけで数種類の美味しい料理(、惣菜)を試して食べているのを見て、次のように、話した。

 (ソクラテスは、主食と惣菜を一対多で一口で食べている人を見つけた。)

「その、とても多数の料理(、惣菜)を同時に大量に食べる方法よりも、より贅沢な、料理を食べる方法が存在するでしょうか? また、より殺人的な、料理を食べる方法が存在するでしょうか?」

「神よ! 多数の種類の味を添える食べ物(、惣菜)を一口で食べる何て!」

「第一に、実際、その人は、料理人が(一つの料理の材料に)定めている(数)よりも、より多数の材料を(口の中で)混ぜる事に成ります。これは、贅沢です」

「第二に、その人には、料理人が調和しないと思った複数の料理の材料を混ぜる大胆さが有ります。それによって、もし料理人が正しければ、その人は、誤っている事に成りますし、結果として、料理人のわざを台無しにした者という事に成ります」

「さて、先に、私達のために料理してくれる最も偉大な名人の料理人達を招いておいて、その後、その料理人達の技術に対して何も要求しないのに、料理、料理方法を奪って変えてしまうのは、おかしくありませんか?」

「同時に多数の種類の料理(、惣菜)を食べるのを習慣にしてしまっている大胆な人には、より悪い事が待っています」

「出された料理が少ない時に、不純な食習慣によって、その人は自ら、中途半端な飢えを感じる羽目に成ってしまうであろう」

「一方、(その時に、)その人と、隣で共に食べる人は、唯一の惣菜だけをパンに付けるのを習慣にしているので、楽しむであろうし、料理(、惣菜)が、とても少ない事など決して無いであろう」


 また、次のように、ソクラテスは話していた。

「アテナイ人の言葉で『善く食べる』という言葉は『食べる』という言葉と同義語であった」

「(アテナイ人の言葉の『善く食べる』の、)接頭語の『善く』(、修飾語の『善く』)は、『魂や肉体を苦悩させない食べ物を食べる』、『魂や肉体を苦悩させないように食べる』事と『近くで見つかる食べ物を食べる』事や『見つけやすい食べ物を食べる』事を暗示している」

 そのため、ソクラテスの言葉の「善く食べる」(、「食べる」)に当てはまるのは、質素な秩序正しい生き方である。


 (主食の穀物は近場で大量生産されやすいので、主食は安く成りやすいし手に入りやすい)

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