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『プラネット・ナイン』について

昨日ヒカリさんと話していた、『光速は超えられるのかどうか』という話題が、ずっと頭に残っている。


【せっかくなら、それ小説で書いてみたら?】


『って言っても、どうやって?』


確かスターウォーズのミレニアムファルコンって光速より速いスピードで飛べるんだったよな…。


『そうか、SF…。SFなら、今までヒカリさんと話してたことも上手く書けるかも。』





プラネット・ナイン あらすじ

西暦2677年。

人類が光速での飛行を可能にしてから、約半世紀が過ぎようとしていた。

昨年まで続いていた、統一戦争が終結。

地球は一つの国家としてまとまり、新たなステージへと踏み込んだ。

戦後の治安維持のために配備された、陸・海・空・宙の各軍。

その中の『宙』、宇宙軍。

宇宙軍第一主力艦隊が、太陽系外縁領域であるエッジワース・カイパーベルトにて探査を行っていた。

そんな最中、一隻の船影が、第一艦隊のレーダーに映る。

未確認ID、アンノウン。

この未知との遭遇が、地球を更なる宇宙の深淵へと引きずり込んでいくことになるのだった…。





戦争もののSFをやるにあたって、まず大事にしたかったのが、戦争の『理由』。

戦う意味と、それが他者間で食い違っていく様を表現したかった。


各キャラクターの戦う理由を繊細に、強く書き、そして主人公は『確固たる理由を持って戦う人は、皆善い人なんだ』と言った。


これは俺の思想である。

善と悪は、この世に存在しない。


自分に『嘘』をつくか、つかないか、である。


自分に嘘をつかないことを、この作品においては『善い事』として描いたが、その限りではないことを俺は知っている。


しかし、自分の意見を捻じ曲げたり、安きに流れたり、飛び飛びで接続したりすると、時として自らの存在を覆しかねない大きな矛盾が生じることがある。


この、『安きに流れるな』と言うのは、必ずしも『苦労をしろ』という意味では言っていない。

『自分の気持ちに正直になれ』という意味の方が、もしかしたら近いかも知れない。


時には、大多数の人間が思う『安きに流れる』ことが、本質的には『安きに流れずに我を通した』となることだってあり得るのだ。


俺はこの時点では気づいていなかったが、この『自分に嘘をつかない』という思想が、今後の思考実験で考えを纏めていくにあたって、大変重要な役割を持つことになる。


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