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98人の村  作者: シロモ
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三章|脱出

僕は、親友に見たことを話した。

すると不思議なことに、

親友はすぐに状況を飲み込んだ。

「じゃあ、うめごとじゃなくて、

ほりごとをしようよ。

そうすれば外へいけるから。」

親友が、そう言いながらよく遊んだ場所に僕を連れて行った。

「…分かった。

でもなんで?

とりあえず僕からね?

覚えていることな〜んだ

う〜んそうだな

…なんだろう」

親友は言う。

「僕のマネをして。

でも、同時に言わないで。

気をつけてね。」

「消えた人達」

そう言って僕は、穴を開けた。

僕の意識が消え去りそう。

僕は言った。

「君は行かないの?」

親友は、静かに首を横に振るだけだった。

僕の意識は、どこかに遠のいてしまった。


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