3/5
二章|真実
今日は、いない鬼をした。
僕は鬼に捕まりそうになって、
禁忌の祠に行ってしまった。
これから僕は、以前消えた子達のように、
精神が崩壊してしまうだろう。
祠には、色々なことが書いてあった。
恐らく僕らを惑わす言葉だろう。
くろーんとか、消えた子が言ったことが書いてある。
それと、人の顔が置いてある。
僕はそれに違和感を持った。
違和感の原因を探った。
人の顔は、僕の顔であり、みんなの顔であったのだ。
クローン?
僕は発したことのない言葉のないはずの言葉を、無意識に、綺麗に読み上げていた。
以前消えた子と、同じことを言っている。
僕の頭は、おかしくなってしまったのか。
カンリシャとは、一体なんのことなのか。
僕に急激に恐怖が襲い、
この村から出たくなった。
この村から出れば、全て解決する気がした。




