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魔力ゼロの勇者 〜最弱勇者の最強育成に必要なのは僕との繋がり〜  作者: アオネコ


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第九十七話 作戦開始!

 シャナを助けにドラキュラの支配する街、ラウローズの地下に潜入してから1週間が経った。


「…あー、あー…聞こえるか?どうぞ?…」

「…聞こえるよー、どうぞー…」

「お、ライオさん、元気そうだな…手短に伝えるぜ…準備完了、準備完了どうぞ…」

「了解した…作戦開始は明日の明朝…どうぞー…」

「了解したぜ…シャナのカバーに回る…幸運を…」


 ルルから外の準備が整った事を聴いた僕たちはすぐに行動に移した。


「ルルからの連絡か!よし、明日の朝、作戦開始だ。みんなに伝えてきてくれるか?」

「分かったわ。じゃあ、私達に任せて」

「宜しく。さて、最後の仕上げと行こうか…」


 セシリア達がこっそりと出かけて行ったのを確認すると、僕も準備を始めた。射精場近くの食堂に行くと例の兵士に声を掛ける。人気の無い場所に移動すると、小声で、


「伝言を…準備完了。明日の朝、カーニバルの開始」

「了解した。じゃあ俺達は?」

「シャナを守るのは数人で良いだろう。残りは武器製造所に集まれ。反撃開始だ」

「分かった」


 そう話をすると、彼と別れ、武器製造所へと移動した。この一週間、地下で大量の武器を作成し続けた結果、武器庫には出荷待ちの武器が山のようにあった。まだ、無垢なままの武器に、僕はマジックバックから瓶を取り出すと、その中身を振り蒔いた。


「一時的な付与だけど、これで…」


 仕込みを終えた僕は自分の部屋へと帰った。すでにセシリア達も帰って来ており、


「終わった?こっちは全員に伝達済みよ」

「ありがとう。こっちも完了したよ。あとは明日まで待つだけだな」

「そう…でもまだ最後の準備が残ってるわよ?ねえ?」

「え?ほかに何かあったかな?」


 事前に説明した準備は全て終えているはずだが、セシリア達は何かを期待している様子だ。分からずに考え込んでいると、


「もー、ありますよ!」

「ん。一番重要な準備!」

「あー、俺も分かったかも…」

「ん?」

「はあ…もう魔力よ!」

「んん?あ、ああ!そういう事か…じゃあ、今日でこの地下生活も最後だし、バレない様に楽しもうか♡」


 マジックバックから『防音の天蓋』を取り出し部屋に設置すると、奴隷生活にあるまじき極楽快適空間に早変わりした。


「やったーッ♡」

「ん♡」

「えーっと、俺はライカで…『転換』!よし。フィズさんよろしくね♡」

「ライカもやる気満々ね♡」

「あははは…よし、今日は…『分身体』!これでみんなの相手をさせてもらうよ♡」


 手枷を外した僕と分身体は、ベッドを囲うように立つと、その上に座る彼女達を見下ろした。奴隷服から伸びる足は何処か艶めかしく、手枷の付いたままの腕は被虐心を唆った。


「ねぇフィズ、この枷外してよ」


 ジャランと枷を見せたそう訴えるセシリア達だったが、


「いや、今は奴隷だろ?奴隷らしくそのまま相手をしてもらうよ♪」

「え?」


 カシャンと、自分の手枷を外した僕と分身体は、それぞれの前に立つ。自由になった手で、彼女らの頭を掴むとやや強引に顔に股間をなすり付けた。


「みんなの顔スベスベで、ぷにぷにだな♪」

「やだッ♡」

「きゃあッ♡」

「んッ♡」

「ちょ、ちょっと…♡」


 一瞬で奴隷プレイを受け入れた彼女達はノリノリだった。手枷を付けた彼女達とお互いの体を弄り合う。肌を重ね合い、魔力を生成すると、彼女達の腹に手を当ててたっぷりと注ぎ込んだ。


「ふう…これで終わりだな」

「ええ、体に魔力が満ちているわ。いつもありがとう♡」

「お安い御用さ…なあ、もし魔王を倒したらさ、僕の子供を産んでくれるかい?」

「もちろんよ♡沢山生んであげるから覚悟して頂戴ね♡」

「ははは…頑張ります」

「あー!良いなぁ♡私もフィズさんとも子作りしたいです♡」

「え?サキュちゃん!?」

「エヘヘッ♡勿論ライオ君ともね♡」

「ん、私は最初にライオさんの赤ちゃんが欲しい♡」

「ほ、本当?」

「ん。その次はフィズさん♡」

「うぐっ…何でかな胸が、苦しい気がする…」


 今はライカでも心はライオ君である為か、胸を抑え悶絶するライカ。そんな彼女を囲い、サキュとスーはいちゃいちゃと楽しそうだ。

 

「じゃあそろそろ僕は寝るよ。あ、そうだ『クリーン』!はい、これで皆の枷は外したからね。じゃあおやすみ」

「ねぇ、一緒に寝ても良いかしら?」

「ん…もちろん…スゥ…、スゥ…」

「あら?うふふ♡もう寝ちゃったの?寝顔はこんなに可愛いんだもんね♡」


 疲れて寝てしまったフィズの横に寝ると、セシリアは彼の胸の中に潜り込み、心地よい寝息を聞き微睡んだ。

 

 そして次の日、


「よし!作戦開始だ!」


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