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魔力ゼロの勇者 〜最弱勇者の最強育成に必要なのは僕との繋がり〜  作者: アオネコ


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第九十三話 奴隷生活

 奴隷として地下に送られる前のこと、シャナの居場所を突き止めたフィズ達は、魔道具屋のお姉さんであるルミナに連れられて彼女の店の中を歩いていた。


「不思議です…このお店はどこまで続いているんですか!?もう結構歩きましたよ?」

「見てればわかりますよ♪さあ、着きましたよ♪」

「ん!またお店だ。それにこっちはお客さんがいっぱい…」

「うふふ、こっちのお店は繁盛しているんですよ。あっちのお店は商品がちょっとマニアック過ぎるんですよね…」

「マニアック?!エッチな魔道具のせいじゃ…」


 サキュとスー、ライオ君は賑やかな店を見ながら、用意されたテーブルに着いた。


「じゃあ皆さんはこれに着替えて下さいね、はい!」

「これは?」


 質の悪い、いかにも着心地の悪そうな服を手に取ると、


「奴隷がいい服を着ていたらおかしいですからね。見た目だけでも奴隷っぽくなって下さいね」

「見た目だけ?」

「ええ!この奴隷服、実は私の特製でして…それぞれにマジックバック、装備変更、冷暖房付きですよ!いつでも快適で、一瞬で戦闘可能です!」

「無駄に高機能ですよ!?いや、無駄にはならないか?」

「ええ、ライオの言う通り今回の作戦にはうってつけね」

「ありがとうございますルミナさん」

「いえいえ、お礼は無事に帰ってきてから聞きますから。さあ、着替えて敵の懐に飛び込みましょうか♪」


 僕等はその後、ルミナさんの手引きで奴隷として売られた。売られた先はもちろん、


「ドラキュラ様の役に立つ時間だぞ!奴隷共、仕事だ!」


 兵士の怒号が地下に響く。朝の配給を食べ終えた僕達は、それぞれの仕事場へと移動した。


「俺とフィズさんは射精場か…そう言えばフィズさんはどうするんですか?」

「ああ…コックリングがな、僕の唯一の弱点だよ…」

「ここで魔力を出す訳にもいきませんよね?」

「ふふふ…安心しろライオ君!こんな事もあろうかと準備は万端だ!コレを見ろ!」


 僕はコッソリとマジックバックから指輪を取り出した。鈍くく済んだ指輪をライオ君に見えるように嵌めた。


「コレって?」

「『魔力変換の指輪』だよ。この前攻略したダンジョンで使っただろ?アレを基にルミナさんに魔道具として作成してもらったんだよ」

「え?ダンジョン産のあの腕輪と同じ様にですか?!流石ルミナさんですね」


 女神様から使命のために受け取ったコックリングのお陰で、性欲を魔力へ変換している僕の体。精液から得られる無限の魔力が得られる一方、体への負担は大きいのだが、僕の杖がそれを緩和してくれている。


「でも、今回は精液が必要だからな。魔力をもう一度この指輪で精液に変換すれば問題ないな」

「量は減りますが、しょうがないですね」

「おい!そこの2人!喋ってないで早く持ち場に行け!」

「あ、はーい。ライオ君、行くぞ」

「はい」


 射精場に着いた僕達は、衝立のある場所に入った。比較的綺麗なトイレの様だが、目の前の壁には穴が空いており、


「グスグスするな!さっさとイチモツを出してその穴に突っ込め!しっかり搾り取って貰えよ!」


 兵士の言葉に隣を見ると、同じ様に奴隷の男性達が穴にペニスを突っ込んで腰を壁に押し当てている。暫く観察していると、低い声うめき声を上げ腰を震わせ、底から離れていった。男は木札を受け取ると、近くにあるカウンターへそれを起き、


「飯をくれ」

「…」


 運ばれてきたミルクとサンドイッチに齧り付いた。


「射精すると飯が食えるのか…どれ…」


 僕とライオ君も言われたように下半身を壁の穴に通す。すると壁の向こうから、


「キャッ!なにこれ?オーク?!オークでも居るの?」

「凄ッ!?こんなの観たことないよ!」

「ウチの旦那が立ってる時よりも遥かにデカいよ?」 

「あっ、コッチのは皮が被ってるけど、やっぱりデカいわよ!?」

「2本もこんなオークみたいなオチンチンがあるわ…だ、誰が相手するのよ…」


 なんと言うかごめんなさい。恐れ慄く壁の向こう側を案じていると、


「私がやるわ」

「じゃあこっちは私がやりますね♡」


 と、聞き慣れた声と手つきがイチモツに伝わると、


「おッ…この感じは…」

「きっとそうですね…くッ…」


 慣れた手つきで握った手で擦られる。見えないが壁の向こうで多くの視線が僕とライオ君に注がれている様だ。


「お前ら、見とれてないで手を動かせ!飯抜きになりたいのか!」


 看守の言葉に壁の向こうも忙しなくなった様で、並ぶ男達の息遣いが荒くなった。僕達にも与えられる刺激が強くなり、


「くッ…出るッ!」

「お、オレも…うッ!」

「これは…本当に人間か?一度にこの量を出せるなんて…」


 普通よりも少ない量しか出なかったが、看守たちは驚いていた。しかし、壁の向こうからは、


「少ないわね…」

「うーん…コッチもちょっと薄いですね…」


 等と、酷評が漏れ聞こえてきた。


「ほら木札だ。しっかり栄養を取って次も宜しくな!」

「ありがとうございます」


 2人共、2枚の木札を貰い食事処に通された。そこには同じ様に木札を持ったセシリア達も居り、


「あら、さっきはどうも」

「やっぱりセシリアだよな。あっという間にイかされたよ」

「俺もです。あの手つきはサキュちゃんでしょ?簡単にイかされたもん」

「正解♪ひと目で分かったよ。でもそのお陰でご飯をいっぱい食べられるよ♪」

「ん、私も頑張った!」

「皆、お疲れ様。しかし、早い所シャナを助け出さないとな…」

「おい!お前ら、今シャナって名前を出したな?」

「え?」


 僕はついシャナの名前を出してしまった。それ聞いた雑用の兵士が僕の方を見て居たのだった。


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