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魔力ゼロの勇者 〜最弱勇者の最強育成に必要なのは僕との繋がり〜  作者: アオネコ


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第六十話 ライオちゃん改め

 鉱山に巣くう魔物退治のクエストを受注し、夜遅く町に着いた僕たちは宿屋で英気を養った。セシリアの魔力補給も万全だ。彼女達のコンディションを良い状態にすべく、朝方まで頑張った僕は、


「ふあああぁ…ねむい…」

「もう、シャキッとしなさい!」

「いやいや…誰かさん達が朝まで付き合わしたんでしょうが…早めに寝ようって言ったのにさ…ふあぁ…む?」


 眠そうに歩く僕の前に、ギルドの受付嬢で少年たちの憧れの女性、カレンさんが居た。


「おはようございます…何だか凄く眠そうですが大丈夫ですか?」

「大丈夫よ。ちょっとベッドが合わなかったみたいなの。他のメンバーは万全だから安心して頂戴」

「はあ、そうでしたか。無理はしないで下さいね。そうそう、これから全員で鉱山に入りますから、皆さんも一緒に来て頂けますか?」

「分かったわ。みんな行くわよ!」


 僕を始め、サキュ、スー、ライオちゃんの四人は戦闘を歩くセシリアの後に続いた。周囲の冒険者達はセシリアの美しい姿に見惚れている様だ。まあ、カレンさんも綺麗なお姉さんだし、うちのパーティメンバーは全員が可愛いのだ。そういう目で見られても仕方が無いが、


「なあラ(・)イ(・)カ(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)調子はどうだ?」

「ねえ、その名前じゃないとダメ?俺、反応出来ないかも」

「違うでしょライカちゃん、私(・)でしょ?」

「わ、私ちゃんと出来るかな?」

「ん、頑張れ」

「ライカ、慣れよ、慣れ!さあ、行くわよ」


 他のパーティも集まった広場では、人数確認やら、支給品やらが配れらていたのだが、カレンさんが慌てた様子で職員と話していた。


「ええ!?どこにもいないですって!?」

「はい。何でも昨晩、宿から出て行った彼らを見た者達が居た様で、鉱山の方へと向かったとか…」

「まさか、単独で!?」

「どうしました?」

「あ、フィズさん!…実はあるパーティがどうやら鉱山へ行ってしまった様なんです。彼らと一緒に馬車に乗っていた冒険者達が少年達がそういう話をしていた、とも証言していましたし…」

「え?あの少年達が単独で鉱山に?」

「ええ」


 どうやらライオ君の元パーティが昨晩から単独で鉱山へと入ってしまった様だ。もしかして僕が余計な事を言った所為か…


「困りましたね…実は情報収集の為、先行させていたパーティは全員退かせてしまっていて、今は誰も居ない筈なんです。彼ら程度の実力では…」

「分かりました。僕らが先に行きますんで、カレンさん達はみんなを纏めて、計画通りにお願いします」

「ええ!?危険では?!」

「まあ、大丈夫ですよ。なんたってうちには勇者が居ますから!」

「ええ、任せなさい!時間が惜しいわ、みんな行くわよ!」

「お、お気を付けて…私達もすぐに向かいますね!」


 僕たちは頷くと、セシリアを追って鉱山へと向かった。後ろからは大声を出して冒険者を纏め始めたカレンさんの良い声が響いていた。


 鉱山へ向かう山道を進む僕たちは、押し固められた道を足早に歩きながら、


「僕が余計な事を言っちゃった所為かな…」

「気にする事ないわよ。寧ろ迷惑を掛けてるのよ?カレンさんの評価が上がる事なんて無いわ」

「全くです。男の子ってそういう無鉄砲な所がありますよね…」

「ん、馬鹿」

「ううッ…私、反論出来ないかも…」


 ライオ君も昔はカレンさんの事が好きだった時期があるのかもしれない。ライカちゃんになった今でも、過去の自分を思い出し、自分でも同じ様に、彼らに同調していただろうと考えている様だ。


「ライカちゃんはもう僕らの仲間だろ?もしもなんて考えて、気負う事なんてないんだぞ?」

「はい…そうですね。今は取り合えず、彼らを探さないと」

「ああ。サキュ!」

「もうやってる!でも『サーチ』には反応無し。この辺には居ないみたい」

「やっぱり、鉱山の中か」


 僕らは暗く口を開く鉱山の入口前に僕らは到着すると、侵入禁止の扉が開いている事に気が付いた。どうやら少年たちのパーティは魔物を討伐すべく中へと入って行った様だった。


「追いかけよう!」

「はい!」


 ライカちゃんは、盾を構えてセシリアに替わり先頭を行った。性別は女性に変わってしまったが、今のライカちゃんのステータスに変わりは無い、寧ろ、


「ライカちゃん、いつの間にこんなにレベルが上がったの?」

「え?そう言えば、暫く気にしてませんでしたね…というか、皆さんもレベルが上がってるんじゃないですか?」

「あ、そう言えば…」


~セシリア レベルアップ~

性別:女性 (年齢:113歳)    

職業:勇者 (称号:最弱)

装備:白銀のエロアーマー、デモンスレイヤー


魔人の血や男性の精液を食らう。エルフの里に封印されていた女神特製の大剣。セシリアの父親の形見。


状態:覚醒 一部能力解放済み

効果:デーモン特攻、ソウルイーター、×××(未開放)


解放条件:不明


魔物に対して攻撃力アップ。魔物の魂を自動吸収し攻撃力アップ。


    Lv7 → Lv10

体力  45 → 60

魔力  20/20 → 26/26

力   40 → 53

硬さ  29 → 32

素早さ 25 → 28

器用さ 14 → 17


スキル

『ソニックブレイド』魔力1 素早い攻撃を放つ。

『アンガーストライク』魔力3 ダメージを負うと威力倍増

『ガードカウンター』魔力2 カウンターで威力アップ

『メテオスラッシュ』魔力5 空中から隕石の如く勢いで突っ込みながら必殺の一撃を放つ。自傷ダメージあり。

『スピードスター』魔力2 自身の移動速度を向上する

『ブレイブ』魔力10 New! 一時的に無敵。ステータスアップ。現在倍率1.25倍。


勇者スキル 

 マジックバック(大)

 従属化 

 鼓舞

 収納

 マルチアタック New!


従属化 :他者を服従させ、支配する。契約内容はある程度変更可能。

鼓舞  :周囲の仲間を励まし、戦闘力、気力を上昇させる。影響を与える人数が多ければ多いほど効果が伝播し相乗効果を得る。

収納  :手に触れたものを瞬時にマジックバックへ入れる。マジックバックの容量UP。対象は抱えられる程度の大きさに限る。

マルチアタック:スキルを重ね掛けして使用する。制限なし。


~フィズ 職業レベルアップ~


性別:男性 (年齢:0歳※見た目は既に15歳程度)    

職業:導くモノLv10 (称号:女たらし、女神の眷属)

   魔法使いLv9 

特殊装備:魔法の杖(精液バンク:貯蓄量に応じてステータスアップ 現在『+30』) 


    Lv1 

体力  33  

魔力  無制限

力   14 

硬さ  18  

素早さ 10 

器用さ 21  


スキル

基礎魔法:フレイムLvMAX、アクアLvMAX、サンダーLvMAX、セイントLv8、クエイクLv8、スピリットLv6 

クリーン 


パッシブスキル

棒術LvMAX 

魔力放出量アップ

弱点看破

多重斉唱

分身体 New!


棒術  :棒状のモノの扱いに長ける。

魔力放出量アップ:いっぱい出る

弱点看破:女神の眷属の効果である解析からより精密な情報を得る。

多重詠唱:同時に別の種類の魔法を3つまで発動する。重ね掛け可能、現在『×5』

分身体 :一定時間意識を共有したコピー体を作成する。ステータスは半減する。


~ライオ レベルアップ ~

性別:男性  (年齢:13歳)    

職業:ヒーラーLv8(称号:お猿さん、射畜、ネトラレ属性、メスイキ、絶倫)

状態:従属化

装備:魔物の盾(スキル:完全防御、???(未開放))


使用者の魔力を消費して完全な防御を行う。


    Lv5 → Lv8

体力  25 → 40

魔力  35 → 45

力   13 → 18

硬さ  16 → 18

素早さ 14 → 17

器用さ 13 → 16


スキル

回復魔法Lv8:ヒールLv8、ガードアップLv7、リジェネLv6、プラスアーマーLv5、リフレクトLv4、レイズLv3 New!


パッシブスキル

盾の守護者

根性 New! 


お猿さんLv4:射精ごとにスタックする。射精欲の上昇、2スタックを消費して1.2倍濃度の精液を分泌する

射畜 :射精でしか経験値を獲得出来ない。魔物から得た経験値は精巣の能力向上に消費される。自慰は効果半減。

ネトラレ属性:サキュバスに刻み込まれた性癖。戦闘への影響は殆どない。

メスイキ:射精を伴わない絶頂。お猿さんのスタックはカウントされる。射畜の効果は発動しない。

絶倫:絶倫

盾の守護者:盾を使ったタンク適性アップ。受け適性あり。身体がタフになる。

根性:体力が極限まで低下しても堪える。


「おお!改めてじっくり見るとみんな強くなったな」

「毎日の様にあれだけ魔力を貰ってれば当然よね///」

「お、…私もサキュちゃんと夜のお仕事に行ったり、射精する回数も増えましたからね///」


 ライカちゃんがライオ君の時の話を恥ずかしそうにすると、サキュを差し置いたスーが、


「ん、すごくイイッ///あッ痛ッ?!」

「ハイハイ!今はそんな場合じゃないでしょ!全くこの百合っ子は!」

「んーん、暴力反対…」


 後ろは騒がしいが、前を歩くライカちゃんは、盾を持ち、周囲を警戒しながら奥へと進んだ。岩陰から飛び出て来るゴブリンやコボルトは、サキュの探索で丸分かりだった。暗がりから急襲した魔物からすれば、難なく攻撃を防がれた挙句、見何処にカウンターを食らってしまった形だ。


「ナイスよライカ!その調子でお願い」

「ハイ!」


 入り組んだ坑道を魔物を倒しながら進んで行く。坑道が多く、その先が何処へ繋がっているのか分からない。魔物も多く、全部を殲滅するにはやはり単独では困難だろう。


「サキュ、この先?」

「はい。私の使い魔が彼らの血の匂いを辿っていますから、こっちで合ってます」

「まさか、彼らの夜のお相手をしていたとはな…」

「えへへ♡あの町の男性は大体私の穴兄妹ですよ♡お陰でレベルも上がったり、精液もたっぷり集められましたからね。」

「ははは…助かってるよ。どれサキュは…」


~サキュ レベルアップ~


種族:サキュバスLv5(低級)

名前:サキュ

年齢:不明

状態:健康、従属(セシリア > フィズ)

装備:猫耳、バトルメイド服、猫の尻尾


スキル:魅了、性奴隷化、ポーション作成(媚薬)、変化

エナジードレイン、サーチ、支配者、使い魔 New!


サーチ:周囲の人間や魔物を索敵する。範囲小、精液貯蓄量表示

支配者:それは新たな生の始まり。支配下に置き、完全に命令に従わせる。魔力を全てを使用する。

使い魔:蝙蝠や猫などの姿をした使い魔を召喚する。索敵のサポートなど可能。


「サキュも順調にレベルが上がってるな、ん?どうしたスー?」

「ん、私も見て」

「ああ、どれ…」


~スー レベルアップ~


種族:スキュラLv5(低級)

名前:スー

年齢:不明

状態:健康、支配、百合っ子

装備:深海のワンピース


スキル:船呼び、広域支配、タフ、闘拳 New!、硬化 New!


船呼び:船を呼び出す。魔力を消費して船を動かす。

広域支配:声を一定範囲に残し、対象を支配する。持続して効果を発揮するため魂の深層に残り易い。

タフ:受けたダメージを蓄積し、自身の身体機能を向上させる。倍率1.125倍。

闘拳:触手による攻撃を強化する。操作する本数が少ないほど強力な一撃を繰り出せる。

硬化:一時的に体を硬質化する。元の柔軟性はそのまま。


「おお!前線を張れる位、優秀なスキルだな」

「ん、いっぱい愛を貰ったから♡」

「そっか♡これらかもみんなと仲良くな」

「ん♡」


 こうして見るとサキュもスーも強くなっている様だ。サキュはサポートを、スーは戦闘面を魔物としてカバーしてくれている。頼りになる仲間たちの成長を感じながら、前を飛ぶサキュの使い魔の後を追った。


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