第四十四話 バカンスの終わりに
それぞれが思い思いに小島を堪能した様で、数日が経つのはあっという間だった。
「今日でこのバカンスも終わりだ。やり残したことが無いようにな!」
「そうね…沢山遊んだし、魔力も沢山貰ったから私はちょっと魔物狩りにでも行こうかしら」
「楽しそう!ねえライオ君、スーちゃん一緒に行こうよ!」
「え?良いけど、俺の出番無いよね?」
「う、私も。きっとセシリアさんが全部倒しちゃう」
「私ってそんな戦闘狂じゃないわよ?全く…フィズはどうするの?」
「ん?僕?僕はシャナと待ってるよ♪シャナは何かしたい事あるか?」
「え?そうですね…じゃあ、フィズさんを独占したいです!!」
「「「「おお~」」」」
なぜか歓声が上がると、
「これからそんな機会、なかなか無いかも知れないわ。良いんじゃない?」
「フィズさん、壊さない様に気を付けて下さいね?」
「こ、壊す?!もしもの時は俺が何とかしますね」
「うん、ライオさんの出番が無いように祈ってる」
「おいおい…いいのか、シャナ?」
「はい♡」
「よし、じゃあ、皆は気を付けてね。夜までには帰って来いよ?」
そう言って皆を見送った僕とシャナは、
「よし、じゃあシャナ♡行こうか♡」
「は、はい///」
さっきの元気なシャナと打って変わって、急に大人しくなってしまった。緊張している様な彼女をひょいと抱きかかえると。さらに顔を赤くしてしがみ付いて来る。
「そ、その…宜しくお願いします///」
「おう♡任せて♡」
僕は誰にも邪魔されない様に防音の天蓋へとシャナを連れ込む。設置されたベッドに彼女を下すと、上から覆い被さり、シャナの体を抱きしめた。
「うッ、ちょっと重いですよ///」
「僕を独占したいんだろ?いっぱい僕の事を感じて貰おうかと思ったんだけど…?」
「そういう事じゃ無いですからね?!」
「あははッごめんごめん」
「もー///」
顔を赤くして起こるシャナを宥めながら、そっと彼女の唇と奪うと、
「で?どうしてほしいの?」
「う///その、いっぱい気持ち良くしてください♡」
「分かった♡」
シャナの口を開かせると、舌を入れたキスをする。小さい舌を健気に絡ませ僕の舌を愛撫し返してくる。唾液を口移し、啜り上げ、口に溜まるお互いの唾液をシャナに全部飲み込ませる。
それだけで感じ始めているシャナを、もっと気持ち良くさせようと、耳を責め、首筋にキスをする。段々と息があがり、熱くなる体。服の上から体温を確かめるようにお互いに抱き合ってキスを続ける。
「可愛いよシャナ♡」
「あ、ありがとうございます♡」
シャナのご希望通り、その日は1日をシャナに捧げて愛を囁き、拘束具で変換した魔力の一部をシャナに注ぎ込むのであった。




