第三十二話 性教育
エッチな水着で海を堪能したフィズ達は、宿屋の娘シャナとも仲良くなった。離れに戻って来た僕たちは、備え付けの露天風呂に入ると、部屋に運ばれた料理を頂いた。シャナと一緒に料理を運んできた女将さんに、
「なんだかうちの子がお世話になったみたいだね?前髪を上げるなんて、いつぶりだろうね?」
「え?随分可愛い顔が隠れてたから、勿体ないって…セシリアが前髪を留めてみたんですが…」
「うん♪セシリアお姉ちゃんに貰ったの♪」
そう言って髪留めを母親に自慢するシャナちゃん。初めて会った時に比べ、別人のように明るく人懐っこい。女将さんにお礼を言われたが、これが元々のシャナちゃんなのだろう。
「そうだ。あんた達冒険者だろ?もし、海で魔物を狩るなら海賊に気を付けるんだね。近頃変な海賊がこの辺りを荒らしているって噂だよ?」
「海賊?それって人ですよね?」
「さあね?私も詳しくは知らないのさ。もし気になるなら、ギルドにでも行ってみると良いよ」
そういうと食べ終えた皿などを片付けてシャナと一緒に部屋を出て行った。
「みんな、バイバ~イ♪」
「はあ~シャナちゃん可愛いですね///」
「あら?ライオ、貴方ってそっちの趣味があるのかしら?そういえば、サキュもロリ…」
「ち、違いますからね?!同じ位の年齢ですし、普通に可愛いと思っただけですから!!」
「暗いよりは、今の方が元気で可愛いよな?これでお友達もシャナを放っておかないだろ」
「そうね…ところで、今は休暇中だけど、女将さんの話、どう思う?」
セシリアは勇者の血が騒ぐのか、それともただ単に戦いたいだけなのか、海賊と聞いて目を輝かせていた。
「そうだね…全く体を動かさないのも良く無いし、明日はギルドに行って情報収集でもしようか?」
「賛成です!もしかして海賊のお宝をゲット出来るかも知れませんね!」
「あははは…ライオ君も男の子だね。でも、思い出に海賊退治も面白そうですね」
サキュの言う通りか。僕たちは美味しいご飯で膨らんだお腹を抱え、それぞれの布団で休むのだった。
・・・
・・
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「何だいシャナ?楽しそうだね?」
「うん♪フィズさん達と仲良くなれて楽しいの♪」
「そうかい。あんまり迷惑にならない様にね。じゃあオヤスミ」
「おやすみなさい」
シャナは布団に潜り昼間の光景を思い出していた。離れに来たフィズ達の楽しそうな様子を覗き見ていた少女は、他のお客さんとは違う雰囲気が気になり、案内を終えた後も、こっそり部屋の様子を覗き見ていた。これから海に行くと言っていた彼らは、その場でなんともエッチな恰好に着替えると、裏の浜辺に遊びに出掛けたのだ。
男の人の人の裸を見るのは初めてでは無いが、フィズさんやライオさんのは別物だった。お父さんのに比べ、いや、これまで覗き見た人の誰よりも大きいものだった。それに、セシリアさんやサキュさんも大きなおっぱいに丸いお尻で、自分にはないモノを見て惚れぼれしていた。
何となく興奮して眠れず、シャナはお手洗いに行こうと起きたがどうしても気になって、寝静まった宿の中を離れを目指し慎重に歩いた。離れへの道は誰も居らず静かだったが、部屋に近づくにつれなぜかドキドキが止まらなくなった。もしかしたら、昼間の様な事が扉の中で行われているかも…
「ちょっと、覗くだけ…静かだし寝ちゃってるかも…」
ガチャ…、予備のカギを使い離れの扉を開けたシャナ。暗い部屋の中は音も聞こえない。ぼんやりと月明かりに照らされた天蓋が吊るされているだけだ。
「これ、フィズさん達も物かな?可愛い天蓋…ん?何か動いてる?」
部屋の中央に設置された天蓋の膜が、不自然に中から押されているように何度も動いている。これだけ激しく動いていれば音が聞こえるはずだが、部屋の中は静寂が支配していた。
不思議に動く膜を見ていると、手の様な形と、顔の様な者が飛び出て来た。急にお化けが出たのだと、驚いて後ろに倒れてしまった。しかも、あまりに驚いたせいで転んだ拍子に漏らしてしまった。膜からお化けが消え天蓋が開くと、
「へぐッ…ううッ…何!?…キャッ!?」
「もう!だから止めたのに、フィズったら…シャナちゃん、大丈夫?怖かったのかな?」
「へ?せ、セシリアお姉ちゃん?」
「そうよ。こんな時間にどうしたのかな?」
シャナは、自分が合鍵まで使って、ここに来た事を思い出し、前髪で顔を隠してしまった。
「その、あの…わたし、ごめんなさい…」
「昼間も覗いて居たんでしょ?気になっちゃったのかな?」
「え?!知ってたの?!…あの、私、フィズさんとセシリアさんがエッチな事してるのを見ちゃって、それで…それで…」
「うんうん、そんなに私達の事がきになっちゃったのね…でも勝手に覗くのは良く無いわ」
「はい…ごめんなさい…」
セシリアは諭すようにシャナに語り掛けた。そんなすすり泣くシャナちゃんに、
「ちゃんとお願いできるかしら?」
「お、お願い?」
「そう、どうしたいかはっきり貴方の意思を聞きたいの」
悩んでいる素振りを見せたか彼女は、涙を拭くとセシリアを見つめ、
「私にエッチな事を教えてください///」
「だ、そうよ?どうしたい?」
「どうも何も、シャナちゃんに教えられることなんて…全部は無理だよ?」
「見せてあげるのはのも教育の一環じゃないかしら?」
そう言うと、僕に『クリーン』を使わせて、部屋とシャナの粗相をもみ消した。そして、手を引かれて天蓋の中に入って来たシャナは、中の光景を見て驚いていた。中は外の静けさとは打って変わり、
「ライオさんとサキュさんもエッチな事してる///」
「そうよ?あの二人も仲良しだからね♡それで、シャナはセックスは知っているのよね?」
「あ、はい///お父さんとお母さんが夜に裸でお布団でしているのを見たことがあります///」
「そっか、女将さんも頑張ってるのね…」
「私が兄弟が欲しいって言ったんです。そしたら何だか二人とも張り切っちゃって///」
子供のお願いあるあるなのだろうか、両親の頑張りが子供にバレるのが一番困る。それを知ってしまったシャナはそれからよく覗きをするようになってしまったとか。
「他には何か知っているの?」
「えーっと、男の人と女の人がエッチをすると子供が出来るとか?」
隣で二人の会話を聞きながら、やはりおませな子だなと思う反面、ライオ君のようにサキュに色々教え込まれ、性癖が歪む可能性を考えると、しっかりとした知識は必要だなとも思ってしまう。
「大体分かったわ。シャナ、じゃあ今から私とフィズのセックスをそこで見てなさい」
「え///」
「女の子がどうやって男の子を喜ばせるか、どんな風にすると愛のあるセックスが出来るのか、よく見て覚えなさい。いいわね?」
「はい!」
という事で?僕とセシリアは本番手前までを見せることにした。キスから始まり、お互いの体を愛撫しあう。相手の気持ちの良い所を丁寧に責め立てる。そして、
「これが避妊具よ。いい事、男の子の精液が中に出ちゃうと赤ちゃんが出来ちゃうの。だから、夫婦になるまではこれをしっかり付けて妊娠しない様にする事。分かった?」
「は、はい!」
折角避妊具まで取り出したが、生憎僕の性器は拘束具の所為で機能を停止している。勃起しない性器には避妊具は付けられない。物だけ紹介すると、
「じゃあ、本番はあっちを見学してましょうか」
そう言うと、獣のように盛っているライオ君とサキュの激しめなセックスをセシリア先生の解説を交えて見学するのであった。




