第三十話 海だ!
メデューサを討伐してから町に戻ったフィズ達は、新しい魔道具の性能チェックに余念が無かった。結果から言えば、最高のアイテムだった事をしっかり記録しておく。
それから各々の仕事をこなし、今日は、
「これが海だ!」
「「「おお~~~!!!」」」
この所、ギルドからのクエストばかりで休暇も無かった僕達は、南の海に遊びに来ていた。
馬車に揺られ半日ほど掛かったが、久しぶりに何も無いゆっくりとした時間を過ごしながら、暖かい海の広がる地へとやって来たのだ。
「スンスン…潮臭いわね…何度か来たことがあるけど慣れないわね…」
「そうですか?私は爽やかな感じで好きですけどね」
「暫くこっちで過ごすからな。先ずは宿に行こうか。女将さんの知り合いが宿屋をやってるって紹介してくれたんだ。何でも、料理の味は保証するってさ」
「へぇ、美味しいご飯は大歓迎よ♪」
馬車はゆっくりと街道を進み、海沿いの町へと辿り着いた。ここはこの地方でも人気らしく、多くの人が町を行き来かっていた。
馬車を降りると、町の中を散策しながら歩く。魚等を売る店や宝飾品、衣料品を売っている店が多くあった。
「お、ここだ!」
「まあ、見た目はそこそこね」
「周りと比べると質素ですが、結構お客さんは居るみたいですよ!」
サキュは自然と『サーチ』を使用して中を探った様だ。馬車を走らせながらも周囲を警戒してくれたので、急な接敵にもすぐに対応出来たので助かった。
「いらっしゃっい。何名だい?」
「え?女将さん?」
「ん?確かに私はここの女将だが…あぁ、妹が言っていたのはあんた達だね?私は双子の姉なのさ。そっくりだろ?」
「双子だったんですね…4人なんですが部屋は有りますか?」
「4名様っと…あぁ大丈夫だよ。離れを取ってあるからね。案内させるよ。ちょっと待ってな」
そう言うと姉女将さんは、奥から女の子を連れて戻って来た。
「シャナ、お客さんを案内しておくれ」
「…はい…」
見た目はサキュよりも小さく、まだ幼さが残る少女は口数が少なく、鍵を受け取ると歩き始めた。
「ゴメンね、愛想は悪いが仕事はしっかりやる子だからさ。食事は朝と夜は出すからね。あとは何かあれば言っておくれ」
「…早く、こっち…」
「あ、あぁ」
僕らはシャナの後を追い建物の中を進むと、離れだと言われた部屋に案内された。
「うわぁ!良いお部屋ですね」
「ベットもふかふかだよ♪」
サキュとライオ君は早速部屋を探検して喜んでいた。部屋からは近くの海を眺める事が出来、珍しく外にお風呂が付いていた。
「露天風呂は自由に使って。この扉を鍵で開ければ、裏のビーチにも行ける。他の人は来ないから安心だよ…」
「へぇ~ビーチも付いてるのか!ありがとうシャナ!」
「ん、仕事してるだけ。また来るね。ごゆっくり」
そう言ってシャナは部屋を離れた。荷物を降ろし休憩すると、僕らは早速、
「折角だし、裏のビーチに行ってみようか?」
「良いわね。誰かに邪魔されないか心配だったのよ…」
「あ~そうですよね…」
「うん?2人して何を見てるんだ?」
「何か付いてますかね?」
早速水着に着替えている僕とライオ君をジトッと見つめるセシリアとサキュ。彼女らの視線が腰より下なのは気のせいだろうか?
「ねえ///それ履いている意味あるわけ?デカすぎて横から丸見えなんですけど///」
「お二人とも破廉恥ですね///」
ライオ君もブリーフタイプの水着なのだが、通常でもデカいので竿を下向きに閉まってもサイドが浮いてしまっている。上向きは臍の所から頭がコンニチワしてしまうし…
「まあ、大半が隠れてるし、見るのはセシリアとサキュくらいだろ?いつも見てるじゃないか?」
「そうですよ///まあ、ちょっと恥ずかしいですが…」
「今はね!ここ以外で履いちゃダメよ?絶対にね!」
「はいはい…ってそういう二人もなかなかエッチだぞ?なあライオ君?」
「は、はい///大胆な水着ですね///」
僕らの目の前で水着に着替えた二人。いつも見ている裸を晒して、水着を着る仕草が何ともエロい。しかも着替え終えると、
「なあ?それ着る意味あるのか?大して裸と変わらないぞ?」
「ブフッ///こ、これはエッチですね///」
セシリアは黒い水着なのだが、上は辛うじて乳首と乳輪が隠れる程度、下は際どい部分まで食い込んだTバックだ。白い体が惜しみなく晒され、肉が零れそうだ。
「そうかしら?今回は肌を焼こうと思ってるのよ。ダークエルフになっちゃうかもね♡」
サキュはサキュで、白いビキニタイプなのだが、こちらも胸は殆ど隠れておらず、下はOバックで悪魔の尻尾が飛びてている。
「開放的ですよね?」
「さ、サキュちゃんのお尻///あッ…くぅッ…」
ライオ君は二人の水着姿に興奮した様で、窮屈な曲がり方で水着の中が大きくなっている。そんなライオ君を引っ張って燥ぐサキュ達を追いかけ、僕とセシリアも手を繋ぎ浜辺へとやって来た。
「綺麗な砂浜ね♪海も透明でキラキラしているわ」
「太陽も照ってていい感じだな。おッ?サキュ達は早速海に入って行ったぞ?」
「下の熱を冷ましてるんじゃないかしら?」
「だな♡そうだ!今回は肌を焼くんだろ?オイルを塗ってやろうか?」
「あら?準備が良いわね♪お願いしようかしら」
僕が敷いたシートの上にうつ伏せに寝転がったセシリア。デカい乳が横に潰れ窮屈そうだ。水着の結びを解いて背中からオイルを垂らす。ヒンヤリとしたオイルが肌を伝ったので、セシリアから甘い吐息が聞こえる。白い肌にオイルを塗り込む様に両手で押し広げる。
「んッ…」
日ごろから大剣を振るう彼女は見た目よりも筋肉があり、白く柔らかな肉の下にしっかりとした張りを感じる。疲れた体を癒すように、指圧、手圧で首から肩甲骨、背筋に沿って骨盤まで塗り込むと、
「今度はお尻から足ね。ヒヤッとするよ?」
「んッ…」
白く張りのあるデカケツにオイルを追加する。殿裂に沿って前まで垂れるオイルが足の間に溜まる。それらを掬い上げながら、お尻から伸びるむちっとした太もも、ふくらはぎから足先まで丹念に解していく。
「ふッ…うんッ…」
足裏はかなり凝っている様で、ぐりぐりと指で押すと、身を捩り痛みを逃がそうとする。その度にお尻が左右にプリンプリンと揺れた。
「今度は仰向けにお願いします」
「んッ///なんだか恥ずかしいわね///」
「今更でしょ?誰も居ないし、ほらッ」
「もう///」
クルンと上を向き、恥ずかしそうに眼を閉じているセシリアに、
「今度は上に上がっていくよ」
そう声を掛け、足先から太ももへオイルを塗る。閉じられた足がもじもじとじれったそうにしているが、それを無視して、腹部から首まで塗り上げた。腕を塗り終えると、
「じゃあ最後は気持ちいい所だよ♡」
「///」
キュッと唇を噛むように力が入るが、胸にオイルを垂らすと、徐々に口が半開きになり、声質が変わって来た。どうやらかなり気持ちいいらしい。
「んんッ…」
横乳を絞り上げる様に手を滑らせると、先端に向け血液を集める。白い肌がやや赤く火照り甘い声が漏れ出ていた。
「はい、終わったよ」
「ん、おわり?」
「うん?どうしたの?」
「気持ち良かったわ、ありがと♡」
「いえいえ♡じゃあ、一緒に日焼けでもしようかな♪」
そい言いながら、オイルを体に塗りつける。背中はセシリアにお願いし、並んで太陽の日差しを全身に浴びた。暫くすると、僕の上に乗っかって来たセシリアは、
「ねえ♡魔力がほしくなっちゃった♡」
そう言うと、唇を重ね、熱く火照った体を密着させて来る。ググっと込み上がる性欲が拘束具に阻まれ魔力へと変換されては、再び性欲が溜まるを繰り返し、とっても濃い魔力が作られると、
「お腹出して?」
「はいッ♡」
それを勇者紋へと注ぎ込んだ。僕は砂まみれの体を浄化し綺麗にすると、彼女の手を引き海へと駆け込む。深い所まで来ると、
「うッ…滲みるわ…」
「そうだね…ちょっと焼け過ぎたかも…ライオ君に治して貰おうか?」
「いい!治したら思い出が無くなっちゃうわ///このままでいいから」
そう言うと、唇を近づけて来たセシリア。痛みを紛らわせるように互いに舌を絡め、海の中で再度、愛を確かめ合ったのだった。




