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魔力ゼロの勇者 〜最弱勇者の最強育成に必要なのは僕との繋がり〜  作者: アオネコ


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第二十七話 ギルドからの依頼

 宿の自室で初めてみんなでお風呂に入ったが、それはそれはエロい時間だった。その日の夜は、朝まで盛ってしまい、朝はゆっくり寝てしまっていた。


 ドンドンドンッ!


「ん~…ふぁ~、なんだ?ハーイ…」

「あら、やっぱりまだ寝てたのかい?」


 扉を立ちていたのは女将さんであった。寝ぼけ眼で出迎えると、


「ギルドから連絡が来てね。居たら至急ギルドに来るようにだってさ。何でも面倒な魔物が現れたって言ってたよ」

「分かりました。女将さん、簡単な朝ごはん用意出来ます?」

「ああ、任せな」


 そう言うと、女将さんは帰って行った。


「う~ん、さて、じゃあみんなを起こすか…」

「何かあったの?女将さんが来てたんでしょ?」

「あ、おはようセシリア。もう起きたんだ?」


 女将さんを見送ると、スケスケのピンクのネグリジェを着たセシリアが、眠たそうに立っていた。ツンと突き出たオッパイは今日もいつもと変わらずエロいが、今はギルドへ行かなければ。


「ギルドから連絡が来たってさ。何でも厄介な魔物が現れたとかで、僕らに討伐をお願いしたいみたいだよ」

「厄介な魔物…?私達以外じゃ対応出来ないのかしらね?」

「まあ、仮にも勇者様ですから、皆の期待に応えないとな?」

「そうね…じゃあ、サキュとライオを起こしてきて頂戴。私は支度をしてくるわね」

「了解」


 そういってお風呂へ汗を流しにいく後ろ姿を眺めると、サキュ達の部屋の扉を叩く。


 コンコンコン!


「おーい、サキュ?ライオ君?入るぞー…って起きてたの?」

「♡おほよう♡」

「♡お、おはようございますッ♡」


 薄暗い部屋は甘い香りでいっぱいだった。防音の天蓋が機能しているお陰で音漏れも全くないから、部屋に入るまで分からなかったが、サキュとライオ君は起きてからハッスルしていた様だ。丁度、終わった所の様で、


「元気だな~、さっさと済ませてね。仕事だよ」

「はぁい♡」

「ハイっ♡」


 僕はそう言って部屋の扉を閉めた。


・・・

・・


 女将さんが用意してくれた朝食を平らげると、僕たちはギルドへとやって来た。来て早々にいつものお姉さんに説明された内容は、


「オーガの討伐ですか?」

「はい!町の北にある山にオーガが現れたんです。一刻も早い討伐をお願いしたいんです!」

「本当に厄介ね…」

「オーガって奴はそんなに面倒な相手なのか?」


 その名前を聞いて難しい顔をするセシリアに理由を聞いてみると、


「オーガは人間を捕獲するのよ、家畜としてね」

「家畜?」

「そう、労働力としてはもちろん、この前のオークみたいに自分の子孫を孕ます道具としてね」

「じゃあ早く討伐しないとだな。その山の近くに村とかは?」

「ええ、小さいですが幾つもあります。なので、他の冒険者にも討伐依頼を掛けています。ギルドとしては実績のある貴方達にも是非お願いしたいのですが…どうでしょうか?」


 縋り付く様な表情でそう話すお姉さんに、返す言葉はもう決まっている。


「もちろんやりますよ。な、セシリア?」

「ええ、さっさと討伐しに行きましょう。少しでも被害が大きくならないうちにね!」

「いつもありがとうございます。ですが、十分気を付けて下さいね」


・・・

・・


 僕たちはギルドの用意した馬車に揺られ、山の麓にある村までやって来た。街道をなるべく速く走った馬車の揺れは酷い物だったが、半日も立たずに着くことが出来た。しかし、


「ここが村?」

「酷いわね…これじゃあ住民が無事かどうかも分からないわ…」


 目の前には壊れ、荒れた村だった場所が広がっていた。家は壊れ、中には焼け焦げた物もあるようだ。


「サキュ、周囲の気配は?」

「ハイ!『サーチ』!」


 サキュはレベルアップで手に入れた『サーチ』を使用した。揺れる馬車で鑑定した結果は、


~サキュ レベルアップ~


種族:サキュバスLv2(低級)New!

名前:サキュ

年齢:不明

状態:健康、従属(セシリア > フィズ)

装備:猫耳、バトルメイド服、猫の尻尾


スキル:魅了、性奴隷化、ポーション作成(媚薬)、変化

エナジードレイン、サーチ New!


サーチ:周囲の人間や魔物を索敵する。範囲小、精液貯蓄量表示


 サキュは、村の中を移動しながら『サーチ』をした。しかし、魔物や人間の気配は無い様だ…僕らも手分けして周囲を探索していると、


「あ!反応ありです!これは、人間ですね…この表示だと…子供か、女性かな?あっちの建物の地下です」

「地下?わかった。行こう!」


 僕たちはすぐに反応があった建物へと移動した。比較的大きいが焼け落ち、酷く崩れた家の地下に反応があるらしい。


「瓦礫を退かさないとどうにもならないな」

「私に任せて。『収納』!」


~セシリア レベルアップ~

性別:女性 (年齢:113歳)    

職業:勇者 (称号:最弱)


    Lv6 → Lv7

体力  40 → 45

魔力  18/18 → 20/20

力   36 → 40

硬さ  25 → 29

素早さ 23 → 25

器用さ 13 → 14


スキル

『ソニックブレイド』魔力1

『アンガーストライク』魔力3 

『ガードカウンター』魔力2 

『メテオスラッシュ』魔力5 

『スピードスター』魔力2


勇者スキル 

 マジックバック(大)New!

 従属化 

 鼓舞

 収納 New!


収納:手に触れたものを瞬時にマジックバックへ入れる。マジックバックの容量UP。対象は抱えられる程度の大きさに限る。


 セシリアは、瓦礫を壊しては収納すると、安全に反応がある場所の上まで道を作った。斬った瞬間に収納出来るので、あっという間だった。


「ここですね?確かに、扉がありますよ」

「ライオ君、一緒に開けるぞ?」

「了解です!せーの!」


 がごんッと扉を開けると、地下へと続く道があり、僕らは慎重にその階段を降りて行った。ジメジメとした空気が気持ち悪いが、魔石ランプの灯りが通路をボンヤリと照らしている。その通路の先、木の扉を開けた狭い空間に、少女が一人座り込んでいた。


「だれ?!」

「怖がらないで!私はセシリア、ギルドの要請を受けて助けに来たの…貴方、一人?」

「た、たすけ?………うぇえええん、こわ、怖かったぁ…パパもママも…みんもアイツに…」

「アイツ?それってオーガかしら?」

「ううん…変な仮面を付けた人だった…」

「変な仮面…オーガじゃないの?」

「わかんない…ただ、村が襲われて、パパが危ないからって私をここに隠したの…その後、上から悲鳴や物凄い音がして…わたし、怖くて、こわくて…」


 少女は泣きながらも必死に話してくれた。余程怖かったのだろう、セシリアに抱き付き安心したのか眠った様だ。


「ライオ!この子の回復をお願い」

「了解です『ヒール』!」


 暖かい光が少女を癒す。ライオの回復もレベルアップで効果が増している様だ。


~ライオ レベルアップ ~

性別:男性  (年齢:13歳)    

職業:ヒーラーLv4(称号:お猿さん、射畜)

状態:従属化、ネトラレ属性 New!


    Lv3 → Lv4

体力  20 → 25

魔力  25 → 30

力   11 → 12

硬さ  12 → 14

素早さ 10 → 12

器用さ 12 → 13


スキル

回復魔法Lv4 ヒールLv4、ガードアップLv3、リジェネLv2、プラスアーマーLv1 New!


パッシブスキル

盾の守護者 


称号鑑定結果

お猿さんLv2:射精ごとにスタックする。射精欲の上昇、2スタックを消費して1.2倍濃度の精液を分泌する

射畜:射精でしか経験値を獲得出来ない。魔物から得た経験値は精巣の能力向上に消費される。自慰は効果半減。

ネトラレ属性:サキュバスに刻み込まれた性癖。戦闘への影響は殆どない。

盾の守護者:盾を使ったタンク適性アップ。受け適性あり。身体がタフになる。


「しかし、相手がオーガじゃないとなると、ここの住民は一体どこに?」

「フィズさん!ちょっと来て下さい!」


 地上部を索敵していたサキュからの合図で、僕らは少女を連れて明るい外へと出た。サキュは、僕らを村外れに案内すると、そこで、


「ここから山の方へ、血の跡が…もしかしたらここを襲った魔物が山へ向かったのかも知れません…」

「ん…このまま、山に入ってみるか…ライオ君はこの子をお願い出来るか?」

「任せて下さい!」


 頼もしい返事をするライオに眠った少女を保護してもらう。盾と回復持ちの彼が一番安全だろう。サキュを先頭にセシリア、僕、ライオ君の順で、山へ続く道を進むことになった。


「はあ…ちょっと険しい山道だな…」

「そうね…でも痕跡はまだ続いているわよ。この分だと、村の人達を歩かせている様ね…」

「それならそんなに遠くへは行っていないのかな?サキュ、反応は?」

「うーん、それが全然です…どういう訳か魔物の反応もありませんよ?」

「そうか…」


 痕跡を追い、山道を進んだ先にそれはあった。


「おい、何だあれ?」

「…砦?かしら?あんな所に?」

「?!あ、でも人間の反応が大勢あります!それに、魔物も!」


 砦に近づくに連れ、サキュの『サーチ』の反応が大きくなったようだ。茂みに隠れながら、砦のすぐ傍まで来ると、


「ざっと100人程度の人間と、多くの魔物の気配があります。それに…凄い量の精液量表示がある魔物が一体いますね…」

「凄い量の精液を?」

「ハイ!ざっと人間の射精100発分くらいの量を持っている様です…」

「なにそれ…そんな奴がここに居て、そいつとこれから戦うの?…嫌なんだけど…」

「ああ、セシリアその気持ちも分からなくも無いが…人間が囚われているんだ、助け出さないと…」


 今までの緊張がぷつんと途切れたが、やる事はやらねばと皆(主にセシリア)を鼓舞する。幸い、人間は一か所に留まっているらしく、魔物達とは別の場所に集められている様で、


「ここは奇襲と行きますか」

「そうね。フィズ、思いっきりぶっ放してあげなさい。ライオはそのまま後ろから回復とサポート、サキュは人間の保護に回ってくれるかしら?何なら魅了で大人しくさせても良いわよ」

「了解です。存分に暴れて下さい(ひえッ、この子が居てくれて良かった~)」

「ハ~イ!(よし!戦闘は怖いからね…フィズさん達に巻き込まれない様にしなきゃ!)」


 目で合図をすると、僕は拠点内に向け魔法を放った。


『フレイム』×3、『サンダー』×3、『セイント』×3!!!


~フィズ 職業レベルアップ~


性別:男性 (年齢:0歳※見た目は既に15歳程度)    

職業:導くモノLv6 (称号:女たらし、女神の眷属)

   魔法使いLv5 

特殊装備:魔法の杖(精液バンク:貯蓄量に応じてステータスアップ 現在『+3』) 


    Lv1 

体力  33  

魔力  無制限

力   14 

硬さ  18  

素早さ 10 

器用さ 21  


スキル

基礎魔法:フレイムLv5、アクアLv5、サンダーLv5、

     セイントLv4、クエイクLv4、スピリットLv2  

     クリーン 


パッシブスキル

棒術Lv4 (杖など棒状のモノの扱いに長ける)

魔力放出量アップ

弱点看破

多重斉唱 New!


多重詠唱:同時に別の種類の魔法を3つまで発動する。重ね掛け可能、現在『×3』


 かくして、空に放たれた魔力はその姿を変え、魔物の直上に小さな星を作り出した。


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