第十四話 君の役目
件のサキュバスを従属化したフィズ達は、改めて事の詳細を聞くことにした。
「で、どうして人間を攫った訳?」
「ハイ!最初は魔力供給の為だったの。自分は低級サキュバスなんで直ぐに魔力が尽きちゃうんです」
「それで、冒険者や独り身の男を誘惑して?」
「そうです…本当は女の子が一番良いんですけど、私のレベルじゃ女の子を魅了することは出来なくて…それで男達を使って女の子を攫ったりして貰ったの…」
「うーん、やっぱり処すか…」
「い゛っ?!そ、それだけはどうか…こ、これでも女の子は丁重に扱ったんだよ?ちょっと欲情させて、エッチなお汁を貰ったけど、貞操は守ったし、傷つくような事はしてないもん!」
「男はどうなのよ?貴方、盗賊に仕立てたり、女性を誘拐させただけ?」
「ぐっ…お、男は、その魅了でフィズさんにしたように誘惑して、それで、その…えへ♡」
可愛く誤魔化そうとするが男性の被害者には強制的に性奴隷として酷使したようだ。ギルドになんて報告するかな…犯人は捕まえて悪さが出来ない様に下僕にしましたじゃな…
「わ、私を討伐するんですか?お願いです。勇者様。私、心を入れ替えたんです。どうか、どうか…」
「だそうよ?どうするの?」
「まあ、サキュちゃんにはやって欲しい事もあるからなぁ」
「…サキュ…チャン?」
「そ、この子の名前。サキュバスのサキュちゃんだよ。良い名前でしょ?」
「ダサっ…もっとまともな名前は無かったの?そ、そうだ、因みに貴方名前は?」
「私は魔物ですから、名前なんてないですよ…サキュちゃん…可愛いです!」
「えっ?いいの?」
「お!気に入ったか?よし、サキュにはこれから一杯仕事をお願いするから覚悟しておけ!」
「ハイ!」
「ええ…」
結局ギルドへは事件の犯人はサキュバスで、しっかり討伐したと報告した。何か証拠をと言われたので、角を片方捥ぎって提出したらあっさり認められた。報酬は金貨200枚と色々と美味しい依頼だった。
「うう、、、酷いです…」シクシクシク
「よしよし…ちょっと、流石に下僕だからって角を斬るのは残酷じゃないかしら?」
「ん?なら尻尾か、羽か…今からじゃもう遅いけど…」
「ひっ、ひぃいい…フィズさんはドSを通り越して鬼畜です!悪魔です!うぇ~ん」
「誉め言葉として受け取っておくよ。さて、早速仕事だ」
「ふへぇ?」
・・・
・・
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「はぁ…クソ…今日も女房には邪険にされるし、最近じゃ他に男でも作ってるのか俺には股を開こうともしねえ」
「ふふん、おじさん♪寂しそうだね?少し私に付き合わない?」
「ん?なんだ嬢ちゃん。こんな時間に出歩いて…」
深夜の暗がりから聞こえた少女の声に路地裏を見れば、赤髪の少女がこちらに妖艶な笑みで佇んでいた。
「セックスする相手が居ないなら私の相手になって欲しいな『チャーム』」
「な、お前何を言って…っく?!……」
「いっちょ上がり♪さあこっちにおいで~」
「…」
男と赤髪の少女は、町の闇の中に消えて行った。少女の誘惑に、男はありったけの精液を吐き出して気を失った。そして目が覚めると、どうやら酒場の前で寝てしまったようだ。
「くっ…体が怠い…クソ、最高の夜だと思ったら夢でも見てたみたいだな…はぁ~しかし、良い夢だったぜ」
・・・
・・
・
「はあ?!この子に男の精液を集めさせるですって?」
「そう!それがサキュのお仕事だ!」
「いくらサキュバスだからって、何でわざわざそんな事をさせるのよ?また被害者が出て討伐対象になっちゃうわよ?」
「それは上手くやって貰うよ。それに、僕や君の強化に繋がるんだ。大事な仕事だよ」
「え…それって私の大剣や貴方の杖の話かしら?」
「うん。どうやら僕たちの武器は精液があればある程、強くなる性能らしいんだ。だけど、僕は精液は出せないからね。そこでサキュちゃんにお願いしたいんだ」
ここまで静かに聴いていたサキュであったが、
「ふえ?フィズさん精液が出ないって本当ですか?」
「ああ、僕はこの拘束具の所為で、性欲を抑制されちゃってね。射精なんか出来ないんだ。その代わり、魔力をこうやって」
僕は右手に生成された魔力を集めると、
「セシリア?」
「もう///人前ってなんだか恥ずかしいわね」
腹部をペロンとまくると勇者紋を見せつけて来る。恥ずかしそうな顔がそそるが我慢して僕は魔力を彼女に注ぎこんだ。
「な?こうやって僕の魔力をセシリアに与えているんだ。彼女はそうしないと魔力を回復出来ないだけっじゃ無く、レベルアップすら出来ない」
「そ、そうなんですね…」
「もう///ほら、フィズ、私からご褒美あげるから、ね♡」
サキュの目の前で発情したセシリアは体を艶めかしく擦り付けて来た。それに応える様に彼女を抱きしめる。
そんな光景を物欲しそうに見つめるサキュにセシリアは、
「サキュも一緒に混ざる?」
「ええッ♡良いんですか///お、お二人の邪魔じゃ///」
「僕は大歓迎だよ♡セシリアもな♡」
「ええ♡一緒に手伝ってくれるかしら?」
「ハイ♡♡♡」
そう言うと座った僕の体に飛びついてきたサキュ。彼女らの甘い匂いに僕の性欲メーターが限界を突破しそうになるが、拘束具がそれを阻害してすぐさま魔力へと変える。
再び溜まった魔力をサキュにも与えてみると、何と彼女の魔力をも回復したようで、
「す、凄い。男の人の精液なんか比べ物に成らない位回復しました。こんな濃厚な魔力、知らないよ!」
「ふふ、ね?凄いでしょ?だからこうやってフィズを喜ばせると、いっぱい魔力が貰えるわよ♡」
そんな事をサキュに教えながら、セシリアとサキュは僕を色々な方法で楽しませてくれた。お陰で再び溜まった魔力をセシリアに与えた所で、僕たちはベッドにぐったりと横たわった




