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第9話 再始動

コンビネーションアタックを見せてくれたタケルとラン。このコンビネーションアタックが、戦いに有効だと、気づいた部長のレノは全員に習得させようとしたのであった。

いよいよ魔の支配者 アルマガルを倒すために魔法部連合軍の再結成を狙う。その裏側でアルマガルは再び四天王を…!進化した魔法部。今回こそアルマガルを倒す事はできるのだろうか!?


3ヶ月経ち、魔法部は更に強くなってきた。その強さは去年を遥かに上回っている。そして空間の魔法の能力を持つ、めきだが、もう、今までにない、強力な魔力を身につけていた。めきだけではない、他の部員全員もより強力な魔力を身につけている。

時「今日はこの程度にするか。」

めき「今日のブラックホールだけど、凄い事になってた!」

竜也「タイフーン習得まであと少し!ハリケーンは順調だね!」

レノ「君達、だいぶ、強くなってくれたんだな!俺は凄く嬉しい、凄く嬉しいぞ!」


1年生の練習風景を見ていたレノはその成長ぶりに感激の声を出したのであった。ただ魔法部が強くなったのは確かだが、強くなった裏では…

アルマガル「ククク、ハハハハハ!今年の魔法部とやら、ものすごく強いらしいな。面白い、面白いぞ!ハハハハハ!さぁ、行け我が四天王。セルシウス!」

セルシウス「は!アルマガル様!この私が奴を倒してみせましょう!」

アルマガル「セルシウス!奴を倒さなくて良い。奴らはこの私が倒す!お前は奴らの実力を調べてくるのだ!」

セルシウス「は!アルマガル様!かしこまりました!」


アルマガルは四天王のセルシウスを出してきた。セルシウスは氷の魔法を得意とし、何でも氷漬けにしてしまう厄介な敵だ。それだけではない、雪を降らせる能力を持っており夏に気温を0℃まで下げ雪を降らす事だって出来るのだ。

次の日を迎えた。夏の終盤なのに外はセルシウスの影響で急に冬になったかのように寒い。

時「何だこの寒さは…!」

ゴウ「何だかよく分からないが!!寒いぜ!!!」

レノ「相変わらず気温関係無しだな。」

時「それにしても寒い。まだ夏の終盤だというのにどうしてしまったんだ…」

セルシウス「それは、この私がいるからですよ!おら!」

時「!?」

セルシウス「私は四天王 セルシウス。この氷の魔法味わってもらいましょうか!」

時「(氷の魔法?そんなもの、燃やし尽くすまでだ!)そっちが氷なら火で対抗させてもらうぞ!燃えろ炎の剣、その力を示してくれ。行くぞ!ファイヤーファング!」

セルシウス「何!?弱点を突かれた!?」

時「氷は火に弱いってね。法則があるんだよ!分かったか!」

セルシウス「しかし、力の差で!」

時「力の差か…気づかないか?この差で!」

セルシウス「こちらも行かせてもらいますよ!凍てつけ。スプライトフリーゼ!」

竜也「跳ね返せ!タイフーン!」

セルシウス「がぁぁぁ、」

竜也「やった!成功!凍った!」

時「さぁ、終わりにしようか。俺らもコンビネーション決めるぞ!燃えろファイヤーソード!」

竜也「燃えた火は風で力を増す!ハリケーントルネード!ファイヤー!」

めき「さぁ、燃やし尽くせる空間を!ゾーンフラッシュ!」

時「倒したか…。話にならん。」


魔法部に攻撃を仕掛けたセルシウスだが、火に負けて倒された。この情報を耳にしたアルマガルは…

アルマガル「ククク、ハハハハハ!あのセルシウスを倒すとは、なかなかやるものだなぁ。ますます勝負が楽しみだ。面白い!面白いぞ!いつでも、この私が倒してみせよう!ククク、ハハハハハ!」


セルシウスを倒したその後、

レノ「君達は俺達よりはるかに強い。君達が入部してくれて本当に良かった。」

めき「いや、そんな事は…」

レノ「そうだ、みんな!聞いてくれ!アルマガルを倒すための魔法部連合が再び動き出した。今回は、総出で戦う。俺達も部員全員で戦う事になる。話は聞いていると思うが、アルマガルは一筋縄ではいかない相手だ。今の俺達でも、すぐ倒されてしまう。今回の作戦はめき君を全力で守り、ブラックホールをアルマガルの前で放ってもらう事だ。」

タケル「しかし、その作戦にはリスクが…」

レノ「その心配はいらない!俺らは今回大将の配置につく。つまり、最後の砦だ。前衛には攻撃特化型の学校を配置する計画だ。倒されなければ、その作戦は必ず成功する!俺は今回リーダーではないが過去の経験を活かした作戦だ。連合を信じてくれ。」

時「(確かにその作戦は正しい。空間の魔法を持った唯一の戦力がすぐに倒されてはいけない。全力で守って最後まで持ち堪える。この作戦に限るな。)」

レノ「という訳だ。1週間後。魔法部連合の会議を隣の虹ヶ丘女子で開くそうだ。みんな、準備しておいてくれ!」


アルマガルを倒すため、魔法部連合が再び動き始めた。今回、レノはリーダーじゃないが、連合から光ヶ丘を最後の砦として配置したいと連絡があったのだ。非常に重要な場所に置かれてしまった光ヶ丘。そんな彼らだが、強くなった今の彼らに怖いものは何もなかった。

3ヶ月が経ち。魔法部は強力な戦力を身につけた。

四天王が彼らに攻撃するが、話にならなかった。

そして、アルマガルを倒すため、魔法部連合が再び動き始めたのだ。光ヶ丘は最後の砦となった。

次回、いよいよ再戦の日!?次回もお楽しみに!

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