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登場人物が一気に増えました

 今まで個室の、しかも身体を洗って貰っていたリヒトはどうすればいいのかわからず、周りの人達を観察し、見よう見まねで身体を洗うことにした。


 風呂場には石で作られた湯舟があり、長方形の鏡が貼った壁には個人が身体を洗えるよう設備が整っている。縦長の樽の中にもお湯が入っており、桶にそのお湯を入れ、鏡の前で身体を洗い泡を流してから湯舟に浸かっている。

 早速リヒトも、樽の傍に無造作に積まれている桶を手に取り、湯を汲み空いている鏡の前に立った。隣で頭を洗う男の真似をし、石鹸を泡立て髪を洗う。いつも手入れをされていた髪はすっかり傷み、絡み付くだけではなく、汚れが酷すぎて泡立たない。


「難しいもんだな」

「なんだ坊主。満足に髪も洗えねーのか? ほら、1度泡を流してもう1度湯を汲んできな」

「え、あ……わかった」

「そこは『はい』だろ、坊主!」


 風呂場に響く乾いた音。背中に紅葉の痕を付けられ、よろめきながらも再び湯を汲み戻ってきた。隣で頭を洗っていた男は無精髭を生やし、膨れ上がった筋肉には数々の傷痕が残っている。


「いいか坊主。髪を洗ったらこのタオルで石鹸泡立て、身体を洗うんだ。そのきったねー身体で湯ん中に入んじゃねーぞ。入ったらぶっ飛ばすからな」

「は、はい」

「御前新入りか?」


 背後から声を掛けてきたのは、赤い短髪の男。目には傷を負い、首を上げる程の長身でリヒトを見下ろす。


「いえ、俺は冒険者になりに此処に来たばかりなんです」

「冒険者ぁ!? このほっせー腕でかぁ?」


 腕を持ち上げれキツく握られると、リヒトは顔をしかめる。ジロジロとリヒトの身体を見て「無理だろ」と赤髪の男は思った。

 冒険者の基本は体力だ。どんなに技を研こうと、どんなに力があろうと、体力がなければ意味がない。握れば折れてしまいそうな細腕のリヒトでは、魔物と戦えるとは思えない。


「こんなほっせー腕で冒険者になれるほど甘くはねーぞ?」

「まぁ、いいじゃないか。夢を持つことは大事だし、成長期の年頃だ。もしかしたらこれから伸びるかもしれないだろ? それより、少年が風邪をひいてしまう。さっさと手を放してやれ」


 赤髪の男の後ろからひょこっと顔を出したのは、見目麗しい腰辺りまで伸ばされた黒髪の男。女性に不自由しないであろうその男は、リヒトを掴んでいた腕をやんわり放し、身体を洗うように言う。1つ1つの動作に気品が感じられ、何処かの貴族だろうかと思われる。

 貴族ならばリヒトの顔を知っているかもしれない。髪を洗っただけでまだ顔は汚れているのを鏡で確認し、あまり目を合わせないよう御礼をして身体を洗い始める。


「身体を洗い終わったら湯に浸かりな。心も身体も癒されるから」


 柔らかく微笑みその場から離れ湯舟に足を向ける。周りの男達も彼に続くように、続々と湯舟に入っていく。まるで彼がリーダーのように。

 今更顔を隠しても遅く、かといって誘われたにも関わらず、湯舟に入らないまま風呂から出る事も出来ない。綺麗になった自分の顔を見つめ、覚悟を決めたリヒトは湯舟に入る。


「おう、坊主。ちゃんと綺麗に洗ったん……誰だ?」


 赤髪の男が振り向けば、そこには金色に輝く髪を濡らした、まだあどけなさを残した美少年がいた。前髪を上げ、吸い込まれるような蒼い瞳をした美少年に他の男達も動揺する。


「え、お前あのほっせー坊主か!?」

「嘘だろ!?」


 今風呂場にいるのは大人ばかりで、リヒトのような少年は他にはいない。目の前にいる輝かんばかりの美少年が、先程まで薄汚れていた少年だったとはとても信じられなかった。

 リヒトは元王太子。国王も王妃もそれは美しく、その血を受け継いでいるリヒトも、侍女達が見惚れる程美しかった。


「言っとくがな、冒険者は顔じゃねーぞ。腕のみの世界だ。いくら顔が良かろうが好きな女1人守れないような男は男じゃねー」

「はぁ」

「でたよ、兄貴の『イケメンは皆滅べ』の愚痴が。餓鬼んちょ、適当に聞き流しとけばいいからな」

「はぁ」

「確か3日前に振られたんだっけ? クリューシオの奴に奪われたんだろ?」

「嗚呼、クリューシオな。彼奴モテるよな。この間も行き付けの店の店員の女の子が告ってた」

「男は顔じゃねぇぇえええっ!!!」


 いつの間にか話題はリヒトから外れ、賑やかに盛り上がっているが如何せん此処は風呂場。彼等の声がよく響く。


(騒がしい……ゆっくり休めん)


 いつも個室の風呂でゆったりと浸かっていたリヒトにとって、大所帯の共同風呂は気疲れし、耳が痛かった。

 ただ湯の暖かさは身体の疲れを取り、ほっと息をつく。逃亡してから今の今まで、安らぐ事が出来なかったからだ。

 これからの事を考え、あまりゆっくりもしていられないと思っていたリヒトだったが、いつの間にか湯の暖かさと溜まりに溜まった疲労により、深い眠りに落ちてしまった。


「ちょ、坊主、坊主が寝てる!」

「えっ!? 坊主寝るな、溺れるぞ!」

「よっぽど疲れてたんだな。簡易ベットに寝かせてやるか」


 顔の半分が沈んでいたリヒトを見つけた男達の手によって、リヒトは溺死する前に助け出された。濡れた身体をタオルで軽く拭き、風邪をひかれてはと毛布でくるみベットに寝かせた。強面の彼等は実に心も暖かい人達であった。


「かなり気を張り詰めていたからね。身体が解れ、緊張も解れて眠気が一気に来てしまったんじゃないかな?」

「緊張? 俺達に緊張してたって言うのか? んな虫みてーな心臓でやっていけんのかよ」

「俺達に、というより周りに、かな。此処に来るよりも前から周りを気にしてたんだと思うよ」

「誰かに追われてるんのか?……それとも罪人か」

「さあ、そうと決め付けるのは早いんじゃないかな。何にせよ、ギルドに行けばわかる話さ」


 運ばれて行くリヒトを見つめる2人の冒険者。明らかに他の冒険者とは違う空気を纏う彼等は、風呂を出た後もリヒトの行動を監視する事に決めた。街の治安を守る事も、冒険者の仕事の1つであるからだ。


「もう1つ気になる事もあるしね」

「なんだよそれ」





 リヒトは目が覚めるまで簡易ベットに寝かされていた。疲労が溜まっていたのもあって、目覚めた時はすっかり日が暮れていた。


「本当に申し訳ありません。醜態を晒した挙げ句、食事まで用意して頂いて」

「なあに、良いって事よ。まさか風呂で寝ちまうぐらいに疲れてたとは思ってなかったからな。運ばれてきた時は驚いたぜ、くくっ」

「すいません」


 恥ずかしそうに顔を赤くさせ、スープやパンを食べる。具も質素な物で薄味。硬いパンであったが、暫くの間干し肉や木の実等を食べていたリヒトには御馳走だった。


「しかしな……お前がんな綺麗な坊主だとは思わなかったぜ。こりゃ、彼奴が黙ってねーな」

「え?」

「いや、なんでもねーよ。それが食い終わったらギルドに連れていってやる」

「その役目、俺達が引き受けるよ」


 まるでタイミングを図ったかのように現れたのは、昨日リヒトと風呂場で出会った赤髪と黒髪の冒険者。風呂場で見た時とはまた別に、鎧を纏い剣を身に付けている姿は如何にも強そうだ。


「おう、レオンとヴォルフじゃねーか」

「ギルドに報告しなきゃいけない事があってね。ついでだからその子を連れて行こうかと思って」


 ジッとリヒトを見つめるのは、黒髪の冒険者レオン。何かを見定めるその視線に思わず身構えてしまう。もう一人の冒険者ヴォルフも壁に寄り掛かり、不機嫌そうに睨み付けていた。

 怪しまれている。

 あからさまな態度。下手に反応を見せれば相手の思うつぼになりかねない。そう思ったリヒトは、彼等の会話を聞きながら再びスープを口にする。


「そいつはありがてーが、いいのか?」

「構わないさ。俺達は玄関で待っているよ」

「待たせんなよ坊主」


 二人は部屋から出て行き、安堵の溜め息をつく。


「嗚呼、びひらせたか? ヴォルフは見掛けは目付きの悪い盗賊みてーな野郎だが、情の熱い短気な奴だから怖がる事はねーぞ」


 それはフォローになっているのか。


「あの二人は有名な冒険者なんですか?」

「まあな。レオンはA級の中でも頭1つ抜き出てる実力を持っているし、ヴォルフはA級間近だと言われている」

「A級……冒険者の級分けはどのように決められているんですか?」

「んー、実力が必要なのは当たり前だが、他には依頼を熟した数とその評価。後はパーティーでのリーダーとしての器量を持ち合わせているか、とかだな。A級ともなれば、危ない任務や依頼が舞い込んでパーティーを組む事が多くなる。その時率先として動ける奴が欲しいからな。詳しく知りたきゃギルドの受け付けに聞け」

「成る程。ありがとうございます」


 冒険者になろうと決めたものの、冒険者について何も知らないリヒトは少しでも情報が欲しかった。王太子として過ごした時は冒険者とは関わりがなく、護衛として周りにいた騎士達は実力も必要だが地位も必要であった為、冒険者が実力があれば認められる事を知って更にやる気が出て来たのだった。


 食事を済ませ荷物を受け取ると、此処まで世話してくれた衛兵に頭を下げる。


「何から何まで御世話して頂き、本当にありがとうございました」

「あー、よせよせ。方苦しいのは苦手なんだ。感謝してくれんなら腕の良い冒険者になってくれ。そうすれば俺だって助かるからよ」

「はい、頑張ります」

「じゃあな坊主。その綺麗な顔のせいでギルド女達に襲われんなよ」


 がはは、と笑いながら部屋で見送る衛兵に会釈し、玄関で待っているレオン達の所に向かう。

 其れほど時間は経っていない筈だが、苛立ち気に眉間に皺を寄せ貧乏揺すりをしているヴォルフはどうやら気が短いようだ。


「おっせぇぇ! 早くしろよタコ!」


 リヒトに気付いたヴォルフが怒鳴り、慌てて駆け寄る。待たせてしまった事に謝ると、レオンは気にする事はないと仲介し場を納めた。


「さて、これからギルドに向かうけどどうやって行こうか」

「はぁ? リリンガーに乗って行くに決まってんだろ」

「普通はね。ただ彼はこの街に来たばかりだし、観光を兼ねて歩いてギルドまで行くのも有りかなと思って」

「げぇ。歩いて行ったら1時間は掛かるじゃねぇか、面倒くせぇ」


 聞きなれない『リリンガー』という乗り物に興味を持ったが、滅多に街に出る事がなかったリヒトにとって、街の様子を見ながら歩く事にも非常に興味をそそられる。


「まあいいじゃないか。たまには巡回を兼ねて歩いて行くのも。急いでるわけでもないしね。君もそれでいいかな?」

「はい。宜しくお願いします」

「ちっ」


 兵舎を出て徒歩でギルドに向かう事になったリヒト達。兵舎から程なくして、賑やかな人の声が聞こえてくる。


「此処は宿泊、食堂区域。昼時は観光客や冒険者で賑わい、夜はお酒で羽目を外す冒険者で荒れたりもするから気を付けてね」


 レオンの説明を聞きながら、辺りをキョロキョロと見回す。日が暮れて夕食の時間の為か、冒険者らしき人が多く出歩いている。中には人間だけではなく獣人や他の種族の冒険者もおり、何もかもが新鮮で物珍しく、目を輝かせているリヒトにヴォルフは首を傾げていた。


「田舎もんかお前」

「あ、レオンさんよ! 格好いい!!」


 突如少し離れた場所から 若い女性の声が上がる。3人組の冒険者の女性達はレオンを見掛るなり黄色い声援を飛ばす。軽く手を振るレオンに対して更に騒ぎ立てる様子を面白く無さげに不機嫌になるヴォルフ。そんな彼にも声を掛ける人物が。

「ちわっす、ヴォルフさん。この間はありがとうございました!」

「おお、お前か。あれから足の調子はどうだ?」

「はい! お陰さまで順調に回復してます。あの時ヴォルフさんに助けられなかったら俺死んでました。本当にありがとうございました!」

「はは、気にすんなよ。今度飯でも奢ってくれよな」

「勿論です!」

「ヴォルフの兄貴じゃないっすか、お疲れさんでーす」


 いつの間にかヴォルフの周りには人だかりが出来、後輩の冒険者に慕われているようだった。面倒見が良いのだろう、1人1人に気さくに対応し気に掛けて話す姿はただの短気な男ではない事を示す。『情の熱い短気な奴』と衛兵が言っていたのは嘘ではないようだ。


「これから飯っすか? 是非奢らせて下さい」

「わりーな。今から団長に報告しに行かなきゃなんねーんだ。また今度な」

「そうっすか……兄貴と飲めるの楽しみにしておきます」


 落胆の声を出す後輩達と別れ、リヒトと合流する。


「慕われているんですね」

「ヴォルフは気は荒いけど面倒見が良いし、後輩思いだから人気があるんだ。相変わらず羨ましいよ」

「けっ、嫌味かよ。野郎にモテても嬉しくねーわ」


 レオンの言葉にヘソを曲げ、先に歩き出すヴォルフの後を速足で付いていく。


「本当に……羨ましいよ」


 苦笑いしながら後方で小さく呟いくレオン。その表情は何処か悲しそうだった。




 ボルンターの中心部。赤い煉瓦の巨大な建物が冒険者が集うギルド本部。4階建ての正方形のギルド本部は冒険者だけではなく、平民や商人や役人、はたまた貴族まで足を運んでいる。


「此処が……」

「そ、此処がギルド本部。此処で冒険者になる為の手続きが出来るから、先ずは受け付けに行こうか」


 立ち竦んでいたリヒトの背中を軽く押し、建物の中に入ればそこはまさに戦場だった。


「だーかーら、納品の期限が過ぎてるんだって! 期日を守れていないんだから罰金に決まってるでしょ!」

「すまんが依頼をお願いしたいのじゃが……」

「これは俺が請ける仕事だ。後から来たくせに奪おうとしてんじゃねーよ!」

「誰かー、明日の討伐に行ける後方支援の方いませんかー?」

「すまんが依頼を……」

「この間新しい洞窟が発見されたらしいが、どうもアンデットが出るらしいからって封鎖される事になったらしい。勿体ないよな、絶対お宝があるだろうに」

「ま、アンデットに襲われたらたまったもんじゃねーから仕方ねーだろ」


 至るところから騒がしい声が響き、様々な年齢の人達が言い争いをしたり、仲良さげに話していたりと、リヒトの目の前で目まぐるしく人が行き交う。その熱気に唖然と目を見開き、佇むしかなかった。


「凄いですね」

「ギルドじゃこれが普通だ。荒くれた野郎ばっかだからな」

「そうだね。だいたい1日中こんな感じかな。さ、受け付けは彼処の緑の看板が飾ってある所だよ」


 指を指された場所に視線をやると、緑の看板に受け付けと書かれた3つの窓口があった。各々に1人ずつ女性が座っており、忙しそうにお客に対応している。


「お、ニア姉さんがいるな」

「本当だ。ニアさんは親切に丁寧に教えてくれるから彼女に聞くといい。あの真ん中の眼鏡を掛けている女性がニアさんだ」


 ニアさんという女性の所に並ばされ、順番が回って来るのを待った。その間にリヒトはぐるりとギルド内を見回す。

 吹き抜けの天井はガラス張りで、美しい大紫躑躅(おおむらさきつづじ)の絵が描かれていた。日が指せば鮮やかな紫色の光が1階を照らすだろう。壁に吊るされた旗や、受け付けの女性の腕に巻かれた腕章にも大紫躑躅の刺繍がされていて、どうやらギルドのシンボルのようだ。


「次の方どうぞ……あら、レオンとヴォルフじゃない。どうしたの?」

「やあ、ニアさんこんばんは。今日は団長にこの間の件についての報告と、この子の付き添いをね」


 嚥脂色のふんわりとした髪を1つに纏め上げ、真面目そうな雰囲気を醸し出す少し堅そうな印象だったニアという女性は、リヒトに視線を合わすと柔らかく微笑んだ。


「こんばんは。何か御用でしょうか?」

「冒険者になりたくて来ました」

「畏まりました。新規の御登録を希望でしたら、身分証明書を提示して下さい」


 又しても身分証明書。

 身分証明書を持っていない事を話すと、ニアは1度席を外し、部屋の奥から本のサイズをした石板を持ってきた。


「これは世界神イルシオムンドの恩恵が籠められた真実の石板。この石板に血を垂らして下さい。そうすれば貴方の個人情報が映し出されます。年齢性別から出身地や簡単な経歴を知られてしまいます。これらは団長、ギルドの最高司令官にしか見る事が出来ませんが、プライバシーの侵害と思われるでしょう。それでも構いませんか?」


 簡単な経歴。

 リヒトの顔は真っ青になった。それもそうだろう。リヒトが元王太子だと知れば、確実に捕らわれてしまう。何の為に此処まで来たのか。ボニトの思いが無駄になってしまう。

 躊躇するリヒトの背中をヴォルフが力任せに叩いた。


「っっ、な…」

「男がうじうじしてんな! お前にどんな過去があろうとな、此処は拒絶したりしねーんだよ。わかったらとっととしやがれ!」


 怒鳴り腕を組んで睨まれるが、恐らくヴォルフなりの励ましなのであろう。何とも不器用である。


「そうだね。人に知られたくない事もあるだろうけど、団長にしかわからないし言い触らすような人じゃないから大丈夫だよ」

「……はい」


 暖かい笑みで勇気付け、覚悟を決めたリヒトは用意されたナイフで軽く指を切り、自分の血を石板に垂らした。




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