表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/75

3₋3.

 旦那様の帰りが遅くなってしまったので、結局大切なお話?とやらを聞くのはまた今度となった。

 旦那様のお仕事次第だが、明日の夜くらいには多分話してもらえるだろう。


 でも、一体何の話があるのだろうか?

 はっ、まさかクビ? 

 それとも、あ、愛人になる…とか?

 そ、それならクビになってでもお止めするけど…。


 さすがにないだろうから、やっやっぱクビ、しかないよね…?

 でも私なんかやらかしたっけ?

 

 …大して役に立たないのに身分だけはあるし実家で色々問題が起こるし…私がいなければ旦那様だってこんな忙しくならなくて済んだんじゃ…やばい、ほんとにクビになるんじゃ…。

 ベッドの中でそんなことを考える。


 眠れない夜(2回目)である。

 って、ほんとにそんなこと言ってる場合じゃなくて、クビ回避の方法を考えなきゃ!


 レナはもうさすがに自分の部屋へ戻って寝ちゃってるだろうし、自分の力で答えを出すしかない。

 

 やっぱり1番は自分の価値を示すことだよね。

 

 私の価値…何があるだろうか。

 身分は使えない。

 お金も大してない。

 あったところで旦那様相手じゃ意味がない。


 そう考えると自分自身の能力が問われる。   

 私は他の使用人さんたちに比べてすごい能力は持っていない。

 他の人に負けていないと言えるものは向上心とやる気くらいだろうか…。


 でもそんなんじゃ認めてもらうのは難しいだろう。

 だってそれは他の人も持っているものだから。


 あっ!

 魔力!

 今回みたいに旦那様が留守にしているときの情報交換になら使えるだろうか。

 練習すればもっといろんなことに使えるかもしれない。


 使い方を知らないだけで、私の魔力量は少なくないらしい。

 ここの使用人さんたちもさすがに魔力だけは努力だけで増やすことはできない。

 持っていない人が大部分のようだし…。


 旦那様が留守のとき限定ではあるものの、結構便利に使えるのではないだろうか。

 

 よし、じゃあ、旦那様に呼び出されたら魔力が使える利点を強調しながらプレゼンしよう。

 旦那様は魔力の便利さを誰よりもわかっているだろうから、なんとかなるのではないか。


 少し希望が出てきた。

 今日はちゃんと寝れそうだ。


 翌朝、私はちゃんと一の鐘が鳴る前に起きた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ