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俺は、三つ子幼女のお兄ちゃんになりました  作者: イズミント
第2部

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92/232

92 今日は俺の誕生日 その3

「あ、かれんねーとさんたにーにとしずくねーねだー」


「いらっしゃいませー」


「わー、おねーちゃんたちだー」


「やっほー、陽愛ちゃん達ー」


 花蓮と三太たちに気付いた三つ子が、声を掛ける。

 由奈が手を振っている隣で、陽愛はお辞儀をし、愛菜はぴょんぴょんとジャンプしながら喜んでいた。


「あ、ゆきちゃんとふたばちゃんも来たんだね? こんにちはー」


「「おねえちゃん、こんにちは」」


 一方で、花蓮がゆきちゃんとふたばちゃんに気付き、二人にも挨拶をする。

 二人は花蓮にも懐いているのでそこは大丈夫だろう。


「あそこのひと、おにいちゃんのおともだち?」


「ああ、お兄ちゃんの友達だよ」


「そういえばのじゃのじゃのおねえちゃんもいる」


「うぐっ!?」


 あー、ふたばちゃんがのじゃ委員長にストレートに言葉を放っちゃったよ。

 幼女達の言葉は、時には人を傷付けるからなぁ。


「とにかく三太や花蓮、委員長も来たんだし、ケーキもあるから食べてくれよ」


「もちろんだよ。 彼方くんへのプレゼントも持ってきたしね」


「かたじけないでござる」


「そうじゃな。 いただくとしようぞ」


 とりあえず、切ったケーキを花蓮達にも差し出す。

 花蓮は俺への誕生日のプレゼントを持ってきたとか……?

 楽しみになってきたが、そこは置いておくとして、俺は三太に声を掛ける。


「三太、この誕生日パーティが落ち着いたら、話してもらうぞ。 今日もまた窶れてるみたいだし」


「雫にも言われたでござるからな。 終わったら話すでござる。 一応、雫と小梅崎さんも交える事になるでござるが」


「ああ、分かった」


 さて、三太の窶れた様子の理由をパーティが終わり次第話すと確約を取ったし、俺も改めて自分の誕生日パーティを楽しみますか。

 そう思っていたら、ゆきちゃんとふたばちゃんがケーキを持ってこっちに来た。


「ん? どうしたんだい、二人とも」


「おにいちゃん、はい、あーん」


「ふたばも」


「あらあら、彼方くんは本当に幼女に懐かれてるねぇ」


 どうやらゆきちゃんとふたばちゃんも俺に『あーん』したかったらしい。

 隣で花蓮がよい笑顔で見てるのだが、構わずゆきちゃん達の『あーん』に応えてあげる。


「美味しいよ、二人とも」


「「えへへ……、おにいちゃん♪」」


「ほら、俺からも」


「おおっと、桂川君もお礼の『あーん』行動じゃな」


「いわばこちらも返さねば無作法というものって事だね」


「そこ、少し黙ろうか」


 ゆきちゃん達の頭を撫でてあげた後で、俺からもケーキを二人に食べさせている様子を花蓮とのじゃ委員長がからかってきたので睨みを利かせて黙らせた。

 俺が差し出したケーキを美味しそうに食べるゆきちゃん達を見た後で、陽愛達にもケーキを食べさせてあげる事にした。


 そうしているうちにまたインターホンが鳴った。

 これで三回目だよ……もういいじゃないか。

 そう思っていたら……。


「由佳里から彼方君の誕生日だと聞いて、私が来た!」


「理事長!? 何やってんだよ理事長!?」


 次に来たのは何と合法ロリの理事長だったのだ。

 


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