78 父の実家に行こう その2
8日ぶりの更新です。
お待たせしてすみません。
1/27 おかしな部分があったので修正しました。
「そちらが勝次が再婚したという女性かね?」
「はい、由佳里と申します。 そしてこの子達が私の娘です」
「あらあら、可愛らしい三つ子ちゃんねぇ」
「ひなでしゅ。 おばあしゃま、おじいしゃまよろしくです」
「ゆなでしゅ! じーじ、ばーば、よろしくおねがいしましゅ!」
「わたし、まな。 おじーちゃん、おばーちゃん、よろしくー」
祖父母が俺と父さんを出迎えた後で、由佳里母さんと三つ子の妹に向き合った。
由佳里母さんが自己紹介した後で、陽愛達も自己紹介した。
陽愛は、まるでお嬢様のような感じでお辞儀をし、由奈と愛菜は元気一杯に挙手しながらの自己紹介だった。
「で、父さん。 母さんをじいちゃん達に事前に会わせなかったな?」
「まぁ、彼方が入試前の失恋があったのと、由佳里との再婚の準備と平行して小梅崎家とは別の財閥からの案件があったからな。 多忙で簡単な報告で済ませてしまったんだ。 幸い両親は理解してくれ、この時を楽しみにしていたようたまがね」
父さんはどうも公立高の入試結果発表時に再婚する前に由佳里母さんと祖父母との顔合わせをしていなかったようだ。
俺の失恋もだが、どうも由佳里母さんとの再婚準備と花蓮の家系とは別の財閥からの案件があったらしく、祖父母には簡単な報告で済まさざるおえなかったらしい。
幸い、祖父母は理解してくれ、この日を楽しみにしていたから、まぁいいか。
「これはこれは。 勝次の父の桂川 省吾ですじゃ」
「私は勝次の母、桂川 美春と言います。 由佳里さん、陽愛ちゃん達もよろしくね」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「「「よろしくー」」」
「おお、元気がいいのぉ。 可愛らしい孫娘じゃな」
「私の自慢の娘ですから」
何はともあれ、父さん側の祖父母にも由佳里母さんと三つ子を受け入れて貰えて一安心と言ったところか。
特にじいちゃんは三つ子を気に入っているようだ。
「ささ、立ち話もなんだし上がっていきなさいな。 お昼ご飯作るから」
「ああ、そうしよう」
「お邪魔いたします」
「ちゃんとお靴脱いでから上がるんだぞ」
「「「はーい」」」
「あらあら、彼方ちゃんも立派にお兄ちゃんしてるねぇ」
「よく言われるよ」
玄関での立ち話もアレなので、丁度昼ご飯の時間もあってか、祖父母の家に入ることにした。
陽愛達に靴を脱いでからと言う様子を見たばあちゃんが、立派なお兄ちゃんだと言われて気恥ずかしくなったが、花蓮からも言われてるので気にしないようにした。
「そういえば彼方坊は青春はしとるのかね?」
「まぁ、いい出会いはあったかな?」
「おお、それは良きかな良きかな」
陽愛達の手を繋ぎながら、俺はじいちゃんと他愛のない話をしながら、広間に向かう。
今日のお昼ご飯はそこで食べる予定なのだ。
「おじーちゃん、ぎゅってしてー」
「おお、愛菜ちゃん甘えん坊じゃなぁ」
「ははは、悪いねじいちゃん」
「なに、構わんよ。 彼方坊もちゃんと兄として頑張っておるようじゃしな」
「にーしゃま、ひなをギュってしてくだしゃい」
「ゆなもー」
「やれやれ、甘えん坊も三つ子共通だな」
やっぱり人懐っこい三つ子なので、祖父母ともすぐに打ち解けた。
広間に向かう最中に愛菜がじいちゃんにギュってしてほしいとせがんだりして、当のじいちゃんも可愛がっていた。
もちろんその後の陽愛や由奈もじいちゃんに甘えに行ったようだが。
「さぁ、今日は大判振る舞いよ! たんと召し上がれ」
「「「わー、おいしそー♪」」」
広間に着いたら、丁度ばあちゃんの料理が並べられていた。
陽愛達も目を輝かせながら三人一斉に美味しそうと言った。
最近、ちゃっかりしている場面も多くなったなぁ。
俺もばあちゃんの料理を食べるのは2年ぶりなので、味わって食べる事にしようか。
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