39 三つ子幼女とシュークリーム
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さて、飲み物を執事さんが持ってきてくれた所で、陽愛達とシュークリームを食べる事にした。
なお、中身は普通のシュークリームが6個入っており、別のパックにはシュークリーム2個とエクレアが4個入っているようだ。
陽愛達は、待ってましたと言わんばかりの勢いでシュークリームを掴もうとするが、大事な挨拶をしていないので、俺が止めた。
「こらこら、先に『いただきます』の挨拶をしないといけないだろ?」
「「そうだったー!」」
「あいさつはだいじー」
「古事記にも書かれているからねー」
「幼い子の前で、そのネタはやめれ!」
花蓮がどこかのスレイヤーのネタを使ってきたので、突っ込みを入れた。
まだネタを知らない幼い子の前で言うもんじゃないからな。
「じゃ、食べようか。 いただきます」
「「「いただきまーす」」」
三つ子が花蓮に続くように『いただきます』の挨拶をして、シュークリームを食べ始める。
流石に2パックは多いんじゃと思ったが、執事さんも花蓮の頼みで一緒に食べるようだ。
「陽愛ちゃん達、美味しいかな?」
「「「うん、おいしーよ!」」」
「ははは、元気いっぱいですなぁ」
「ええ、だから癒されるんですよ」
陽愛達が美味しそうにシュークリームを頬張る様子を見た執事さんが、元気いっぱいだと感心する。
「まるで新たな孫の様子を見ているかのようですな」
執事さんがそう言いながら、口にクリームを付けながらもきゅもきゅと頬張る三つ子を見ていた。
「執事さんも孫がいるからね。 現在中学生だったと思うよ」
「そうなんですか?」
「はい。 孫が陽愛様みたいな年齢の時は、かなりやんちゃでしたからね。 今でも元気いっぱいですが」
「へぇ……」
懐かしそうに語る執事さん。
そんな話を聞いている俺の元に、陽愛と由奈が来た。
「にーしゃま、これあげゆー。 あーん♪」
「ゆなもー」
「おおぅ、じゃあいただこうか。 あーん……」
陽愛と由奈がエクレアをちぎって俺に差し出してきた。
二人の行動に応えるように、俺も口を開けて差し出されたエクレアを食べた。
「かれんおねーたんもあげゆー」
「あっと、愛菜ちゃんありがとねー。 あーんっと」
一方で愛菜は花蓮の方にちぎったエクレアを差し出していた。
当然、花蓮もそれに応えて愛菜から差し出されたエクレアを食べている。
「このエクレア、美味しいな。 いくらする奴だ?」
「意外と安く売られてたよ。 確か一個で120円くらいかな? 一部のコンビニより少し安い程度だけどね」
意外と安いな。
確かに一部のコンビニで売られているエクレアは一個で大体140円から160円くらいだからな。
あのケーキ屋が花蓮のお気に入りなのも分かる気がするな。
「おっと、三人ともクリームが付いてるな?」
「お姉ちゃんとお兄ちゃんが拭いてあげようか?」
「「「おねがいー♪」」」
「やれやれ……」
俺達に口に付いたクリームを拭き取って欲しいという三つ子に苦笑する。
まぁ、今回は花蓮にも甘えたいだろうし、ここはそうしてやろう。
4歳になった三つ子は、基本的に自分で拭けるようになってるしな。
「よっと……、これでいいかな?」
「ああ、上等だ。 こっちも拭き取ったぞ」
「にーしゃま、かれんねーしゃま、ありがとー♪」
「「ありがとー♪」」
三つ子がお礼を言いながら俺達に抱き着いてくる。
まだ幼いからか、こういう所はやっぱり変わらないよな。
執事さんも微笑ましそうにこちらを見ているようだ。
そんな感じでおやつの時間は終わり、残りの時間も持ってきたカバンから積み木やおままごとセットなどを用意して遊んだ。
おままごとは流石に恥ずかしかったが、花蓮はノリノリだったから俺も合わせた。
夕方になるまでたっぷり遊んだ俺達は、話を終えた父さん達と合流し、そろそろ帰宅することになったのだ。
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