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俺は、三つ子幼女のお兄ちゃんになりました  作者: イズミント
第1部

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21 由奈の看病をします その1

いつも閲覧ありがとうございます。

「さて、お熱を計りますよ」


 由佳里母さんがそう言いながら、額に当てるタイプの体温計を手に、由奈に近づく。


「あ、冷却シートは剥がした方がいいか?」


「そうね。 お願いするわ」


 俺は由佳里母さんに確認を取ってから由奈の額に貼られていた冷却シートをゆっくり剥がす。

 手にした瞬間、少しの熱さを感じた。

 その後に、由佳里母さんがゆっくりと額に当てるタイプの体温計を由奈の額に当てた。

 すると、ピピっという音と共に、瞬時に今の体温が示された。


「37度1分、 いい感じね。 この調子なら明日の午前中には下がるかしら」


「良かったね、由奈ちゃん」


「うん♪︎」


 熱がいい具合に下がりつつあると由佳里母さんが言った後、花蓮が由奈の頭を撫でながらそう言った。

 由奈も笑顔で応えた。


「さて、新しい冷却シートと由奈用のご飯を持ってくるわね」


 由佳里母さんが由奈用のご飯と冷却シートを持ってくる為に一旦部屋を出る。

 水分も俺が帰ってくるまでにこまめに摂っていたらしいので、少しの間は大丈夫だろう。

 さて、その間は俺と花蓮は由奈がしんどくならない程度にお話ししたりした。

 由奈が俺の手に小さな手を添えている所を見ると、俺と花蓮がいるという事で安心しているのだろう。

 そうしているうちに、由佳里母さんが、まずは由奈用のご飯を持ってきた。


「お待たせ。 お粥にしておいたわ」


「じゃあ、俺達が食べさせるよ。 冷却シートを持って来てくれる?」


「ええ、取って来るわ」


 そして、由佳里母さんは再び部屋を出る。


「よし、ゆっくり食べようか。 はい、あーん」


 俺が小さなスプーンを掬って、由奈の口にお粥を入れる。

 出来るだけ胃腸を刺激しないように少しずつ食べさせてあげる。

 由奈も美味しそうな様子で、お粥をもぐもぐと食べている。

 

「美味しいか?」


「うん♪ にーにがたべさせてくれゆから」


「あはは、お兄ちゃんっ子だねぇ。 彼方くん、私もいいかな?」


「ああ、やってみて」


 花蓮も由奈に食べさせたいのか、お願いされたので一度やってみせようとスプーンとお粥が入った器を渡した。


「はい、由奈ちゃん、あーんして」


「あーん♪」


 次は花蓮が食べさせてくれるという事で由奈も笑顔で応える。

 やっぱり美味しそうに食べているなぁ。


「お待たせー。 冷却シート持ってきたわよ」


 ゆっくりと由奈にお粥を食べさせてあげていたら、由佳里母さんがようやく冷却シートを持って来てくれたようだ。

 俺はそれを由奈の額に貼ってあげる。


「ちゅめたい」


「おっと、ごめんな。 でも、ちゃんとお熱を下げるために必要だからな」


「お粥は食べてくれてるの?」


「ああ、食欲はあるみたいだ」


「そう、良かったわ。 食べ終わったらお薬を飲まなきゃね」


 どうやら冷却シートだけでなく、幼児用の飲み薬を用意していたみたいだ。



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