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ワクワク獣人ランド 〜異世界PM:適材適所で虐げられている獣人たちと最強の国を作ります〜  作者: 星麒麟


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第5部 第13話「最終準備」

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建国プロジェクト:状況報告

第5部・世界編 第13話開始時点

現在地:クロノスリュカ・建国地

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状況 :決戦前の最終準備期間

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信が全員を集めた。


地図と資料が広げられた。

信:「準備を進めます。

   今回はケイオスとタルタロス、両方への対応が必要だ。

   二つの軸で組みます」



ケイオス対策・リュカ中心


信:「アダマスの短刀・定義する力。

   四元精霊の加護持ち

   ルトラ・コダ・アエトス・ルドルフ。

   エルフの精霊魔法部隊。

   これが一つの軸になります」

リュカ:「わかった」



タルタロス対策・ローフェン中心


信:「レーヴァテイン。

   ラスカルズ。

   ウィンの歌。

   これがもう一つの軸になります」

ローフェン:「わかった」


信:「両方に最善を尽くす。

   誰も置いていかない」


全員が頷いた。


ヘロンと新兵装


アッチ工場が最後の追い込みに入った。

浮石・ルーン文字・精霊の力を組み合わせた新型装備の開発だった。

精霊ヘロンが工房中を飛び回った。

弟子たちのひらめきを後押しした。

「ヘロンがあっちを指してる」

「浮石とルーン文字を組み合わせてみよう」


アッチはほとんど手を出さなかった。

椅子に座って眺めていた。

アッチ:「俺はもう見てるだけでいいな」



数日後、二種類の新型装備が完成した。

【対混沌用装備】

リュカ・四元精霊側に配備

アダマスの短刀の力を増幅する

浮石による軽量化と

定義する力の発動速度向上


【対虚無用装備】

ローフェン・ラスカルズ側に配備

レーヴァテインとの連携を強化

ヴォイドの感知範囲を広げる

ウィンの歌声を増幅する装置


試験運用は小規模だが成功した。

アッチ:「全軍配備には時間が足りない」

信:「使える分から配ってください」

アッチ:「了解した」



各国への最終要請


メールバードが飛んだ。

ドワーフへ。エルフへ。カルシアへ。ソルマーレへ。

「両面戦になる可能性がある」という内容だった。

各国から返答が来た。

オラーリグ:「いつでも来い。

       ガッハッハッ」

アグラリエル:「任せておけ。タルタロスへの共闘は約束済みだ」

ガルディウス:「準備は整えておく」

エルネスト:「魔術師団も待機させる」


最終的な協力体制が整った。


決戦前夜・個々の覚悟


ロガとローフェン


夜、訓練場で二人が向き合った。

最後の稽古だった。

木刀が打ち合った。

何度も。

最後に二人が止まった。

ロガ:「ローフェン」

ローフェン:「オヤジ」


初めて、一人前の戦士として名前を呼ばれた気がした。

それだけだった。

しかし二人とも分かっていた。

これで十分だった。


カイ・ラガンとミネルヴェ


図書館で二人が静かに話していた。

カイ・ラガン:「竜とエルフは今はまだ、と言われた」

ミネルヴェ:「いつか、またという意味だろう」

カイ・ラガン:「……そうだな。いつか、また」

ミネルヴェ:「明日が終わったらその『いつか』に近づくかもしれない」

カイ・ラガン:「そうなると、いいんだが」



ラスカルズ


燕人ウィンが小さな声で歌の練習を続けていた。

コダ・ルドルフ・タルパ・アルラッテ・ソラ・ニャル・ニャラが周りで聞いていた。

誰も口を挟まなかった。

ただ、聞いていた。

ルドルフ:「いい歌ッス」

タルパ:「明日も頼むモグ」

ウィン:「うん」



ガルディウス・エルネスト・マンサ


最終的な協力体制の確認が行われた。

ガルディウス:「明日、俺たちも前線に立つ」

エルネスト:「魔術師団も準備済みだ」

マンサ:「物資はいくらでも出す。……今回は無償だ」

ドミナス:「ありがとうございます」



信とリュカ


夜、時計塔の頂上で二人が並んだ。

渓谷の灯りが見えた。

信:「明日、全部終わるかもしれない。

   でも、終わらないかもしれない」

リュカ:「終わらないよ。

     だってこの国は始まったばかりだもん」

信:「そうだね」


リュカが信の手を握った。

何も言わなかった。

夜風が吹いた。

時計塔の鐘が静かに鳴った。


信が手帳を開いた。

書いた。

準備は終わった。 あとは、当日だ。 俺たちは、ここまで来た。 大丈夫だ。


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建国プロジェクト:状況報告

第5部・世界編 第13話終了時点

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軍の編成

 ケイオス対策:リュカ中心

 タルタロス対策:ローフェン中心


新装備

 対混沌・対虚無の新型装備が完成

 配備は一部のみ


各国の協力

 両面戦への最終承認


決戦前夜

 ロガとローフェンが名前で呼び合った

 各キャラの覚悟が静かに描かれた


信とリュカ

 「どっちでも、隣にいる」


次のマイルストーン

 →大決戦

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第5部 第13話 終了

次話:「大決戦」



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