表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワクワク獣人ランド 〜異世界PM:適材適所で虐げられている獣人たちと最強の国を作ります〜  作者: 星麒麟


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
62/91

第5部 第2話「空の時代」

========================================

建国プロジェクト:状況報告

第5部・世界編 第2話開始時点

現在地:クロノスリュカ・建国地

========================================

国民 :900名以上

状況 :航空便の本格運用が始まった

========================================

朝、鼠人アルラッテと狸人ラックが信の前に計画書を置いた。


それはとても分厚かった。

信:「よく作ったね」

アルラッテ:「二人で一週間かけました」

ラック:「寝てない」


計画書には三つのツアーが書かれていた。


食の旅

各地の名物を食べる旅。

イナバが食材収集を兼ねる。

ダレトとショコラが監修。

各地の料理人との交流も含む。


精霊の旅

精霊が集まる場所を巡る旅。

コダが案内役。

精霊との触れ合いを体験できる。

幼精霊が多い場所を優先的に訪れる。


歴史の旅

古代の遺跡を巡る旅。

カイ・ラガンが特別案内役。

竜人の記憶で語る生きた歴史。


信が計画書を読み終えた。

信:「観光が外交と情報収集を兼ねられる。

   いい発想だね」


狐人ドミナスが横から計画書を覗いた。

ドミナス:「外交の下準備に使えそうね。

      訪問前に観光客を送れば情報が集まる」


鴉人シルトが反対側から計画書を覗いた。

シルト:「情報網の補強にもなる。

     観光客はどこにでも入れる」


信とドミナスとシルトが真顔で計画書に書き込み始めた。

ラックが見ていた。

ラック:「そういうことじゃないんだけど」

アルラッテ:「いいじゃないですか。

       収益と実益が両立する」

ラック:「まあ、進められればいいんだけど」



エルネストが第一号観光客


数日後、魔術王国ソルマーレのエルネスト皇子からメールバードで連絡が来た。

「観光ツアーに申し込みたい。

 魔術研究のため各地を巡りたい。

 第一号になれるか。

   エルネスト」


鳳凰に乗り込んだエルネストが空の景色を眺める。

エルネストが各地を巡りながら精霊の気配を魔術で記録した。

帰国後に信に報告した。

エルネスト:「世界中に精霊の痕跡がある。

       しかし弱まっている場所が多い。

       強い場所と弱い場所の差が激しい」

信:「ケイオスの影響が世界規模で進んでいる」

エルネスト:「急がなければならないね」



飛燕の定期偵察


シルトとアラファが飛燕に乗って定期偵察を開始した。

鹿人ソラが同乗して地図を描き続けた。

数日の偵察が終わった。


空から見た世界の広がり


ソラが更新した地図を広げた。

新しい場所がいくつも追加されていた。


霧の島国

常に霧に包まれた島が見つかった。

地図に載っていなかった。

霧の中に建物の影が見えた。

近づくと霧が濃くなって見えなくなった。

シルト:「住民がいる。

     間違いない。

     煙が上がっていた」



砂漠の水上都市

砂漠の中心に巨大なオアシスがあった。

その上に都市が浮いていた。

精霊の力で水が湧き続けていた。

空から見えたが地上からは辿り着けない場所だった。

コダ:「精霊の力が強いみたい。

    多分、水の精霊が守っているんだと思う。

    かなり古い都市だと思います」



空中の岩盤集落

風の力で浮いている岩盤の上に集落があった。

鳳凰が近づいたら、住民が手を振った。

アエトス:「空から接触できた。

      地上からは絶対に辿り着けない場所だ」

イェラキ:「空を持つ者しか来られない場所がある。

      それがいくつもあった」



凍土の果ての光る地

北の果てに光る場所があった。

フリッグの伝承に似た場所だった。

カイ・ラガンが報告を聞いて反応した。

カイ・ラガン:「竜の気配がある。

        あの竜門以外にも竜と繋がった場所があるようだ」



海底都市の水柱

海の上に巨大な水柱が立っていた。

定期的に噴き出していた。

ルトラが報告を聞いた。

ルトラ:「海の下に何かがいる。

     生き物の気配じゃない。

     建物の気配だ」



ソラが地図を見た。

ソラ:「まだまだあります。

    飛燕で見えた範囲だけで

    これだけの未知の場所がある。

    世界はもっと広い」


カイ・ラガンが地図を見た。

長い沈黙があった。

カイ・ラガン:「我も知らない場所がこんなにあるとはな」


初めて素直に驚いた顔をした。

全員が静かに頷いた。


空から見た異変


発見は喜ばしいものだけではなかった。

シルトが信に別の報告書を渡した。


瘴気の海域の拡大


空から見ると瘴気の海域が予想より広かった。

地図上で広がりが可視化された。

紫色の染みが大陸の沿岸に複数あった。

信:「地上から見るよりずっと広い。

   急がなければならない」



東の大陸の帝国の動き


帝国が大規模な軍を動かしていた。

方向がクロノスリュカに向いていた。

シルト:「脅威かどうかはまだわかりません。

     しかし監視が必要です」



北の山脈付近の謎の光柱


謎の光の柱が立っていた。

精霊の気配ではなかった。

カイ・ラガンが聞いて黙り込んだ。

信:「何かわかるか」

カイ・ラガン:「今はなんともだな。

        調べるから待て」



エルフの里の周辺


奇妙な動きがあった。

複数の派閥が動いている様子だった。

ドミナス:「そろそろエルフとの接触も考えた方がいいかと。

      精霊の件もありますし」



信の判断


信が全員の前で優先順位をつけた。

信:「最優先はエルフとの接触とします。

   ここに来て急に動きが活発になっている。

   次は未知の国への接触。

   観光と情報収集を兼ねて鳳凰と飛燕を活用する。

   瘴気の海域・帝国の動き・北の光柱は継続監視。

   飛燕の定期偵察を続けよう」


ドミナスが手帳に書き留めた。

ドミナス:「忙しくなりますね」

信:「大変になるよ」

ドミナス:「任せてください」



世界地図の更新


ソラが更新した世界地図を壁に貼った。

以前より大きくなっていた。

未知の場所がいくつも追加されていた。

コダが地図を見た。

コダ:「精霊がいる場所が地図に増えた。

    世界はまだ広いですね」



夜、信とリュカが地図の前に立った。

リュカが地図の隅々を指でなぞった。

リュカ:「全部、行ける?」

信:「ああ、全部、行こう」

リュカ:「うん」

信:「まだ見ぬ国か、楽しみだね」


地図の隣でアルラッテがツアーの価格設定をしていた。

ラックが演出計画を立てていた。

ドミナスが各国への外交文書を書き始めていた。

シルトが情報網を更新していた。

この国は止まらなかった。


信が手帳に書いた。

空が世界を繋いだ。 見えなかったものが見えた。 知らなかった場所がわかった。 行けなかった場所に行ける。 世界は、まだ広い。 それが一番嬉しい。


========================================

建国プロジェクト:状況報告

第5部・世界編 第2話終了時点

========================================

観光ビジネス始動

 三つのツアーが企画された

 エルネストが第一号観光客

 精霊情報の収集も兼ねることに


発見した未知の場所

 霧の島国

 砂漠の水上都市

 空中の岩盤集落

 凍土の果ての光る地

 海底都市の水柱


浮上した問題

 瘴気の海域の拡大

 東の大陸の帝国の動き

 北の山脈付近の謎の光柱

 エルフの里の異変


信の判断

 最優先:エルフとの接触

 継続監視:その他の異変


ソラの世界地図

 未知の場所が追加された

 世界がさらに広がった

 カイ・ラガンも知らない場所があった


次のマイルストーン

 →第3話:エルフからの使者

 →小国・未知の国への接触開始

 →世界の問題が動き始める

========================================



第5部 第2話 終了

次話:「エルフの使者」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ