表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワクワク獣人ランド 〜異世界PM:適材適所で虐げられている獣人たちと最強の国を作ります〜  作者: 星麒麟


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
125/127

第9部 第5話「扉が開き始めた」

========================================

建国プロジェクト:状況報告

第9部・火を灯して編 第5話開始時点

現在地:クロノスリュカ・建国地

========================================

状況 :カイロスが完全な形になった翌日

    新しい何かが動き始めた

========================================

朝、カイロスが信の隣でこれまでとは違う動き方をしていた。


遠くを見ているような動き方だった。

信:「カイロス、何を見てるの」

カイロス:「お前の元の世界が感じられる」

信:「俺の世界を」

カイロス:「扉ではなく気配。繋がりが分かる」

信:「繋がりがあるなら、扉を開けられるかもしれない」

カイロス:「そう。でも今ではない。準備が必要。

      リュカの時空魔法と俺の力が合わされば可能性がある」



リュカとの対話


信がリュカを呼んだ。

二人だけで話した。

信:「リュカ、時空魔法で別の世界への扉を開けられるかな」

リュカ:「別の世界」

信:「俺の元の世界。

   カイロスが気配を感じると言った。

   リュカの時空魔法とカイロスの力が合わされば扉を開けられるかもしれない」

リュカ:「試すことはできるよ。

     信はやっぱり帰るつもりなの」

信:「帰るつもりはないよ。今の俺の居場所はここだからね。

   でも行き来はできるようになりたいかな」

リュカ:「分かった。戻る時は一緒にね」


カイロスが輝いた。


ゼイヴァンからの連絡


懐中時計が光った。

ゼイヴァンだった。

ゼイヴァン:「アリカが核の改修をさらに進めている。

       プロメテウスが帝国の半分の街に広がった。

       民の反応はどこも同じだ。『暖かい』と言っている」

信:「それはいいことですね」

ゼイヴァン:「頼みがあるんだが、精霊図鑑を帝国に送ってもらいたい。

       民が精霊を理解するために」

信:「ミネルヴェに伝えます。精霊の理解が進む事を喜ぶと思います」

ゼイヴァン:「もう一つ。ドミニオンが最近穏やかだ。

       以前より力が柔らかい」

信:「リベリオンと均衡に戻ったからです。

   ドミニオンは悪い精霊じゃない。

   ただ長い間偏りすぎていた」

ゼイヴァン:「俺と同じだな」

信:「ええ」



ミネルヴェが新しい章を書く


ミネルヴェが精霊図鑑の新しい章を書き始めた。

コダが横で精霊たちの声を伝えた。

ミネルヴェ:「帝国の精霊たちを記録する。

       プロメテウス。

       粒子の精霊たち。

       ドミニオンとリベリオン。

       これまでの精霊図鑑にはなかった種類さね」

コダ:「新しい章ですね」

ミネルヴェ:「世界は広がる。

       図鑑も広がる。

       完成しない図鑑だと言ってきた。

       まだまだ完成しない」


精霊図鑑第二版の最初のページが書かれた。


扉を探す


夕方だった。

信とカイロスとリュカが渓谷の外れに向かった。

カイロスが導いた。

次元の境界が薄い場所だった。

境界の精霊テルミが反応した。

テルミ:「ここだ。二つの世界の間が最も薄い場所。

     カイロスと時空魔法が合わされば薄い壁が見えてくるかもしれない」


リュカが時空魔法を構えた。

カイロスが力を向けた。

壁が揺れた。

向こう側がかすかに見えた。

光だった。

夜なのに明るい世界の光だった。

信:「見えた。

   俺の世界が見えた」

リュカ:「どんな世界?」

信:「光が溢れている。

   夜でも明るい世界だ。なんだか懐かしい」


壁がまた閉じた。

カイロス:「扉を開けるにはまだ準備が必要だ。

      でも今日見えた。それが最初の一歩」

信:「十分です。次は開けます」



ドミナスとアルラッテ


渓谷に戻った夜だった。

狐人ドミナスが信のところへ来た。

ドミナス:「信さん、一つだけ聞いていいですか。

      信さんの世界に行けるとしたら、私も同行は可能ですか」

信:「なぜですか」

ドミナス:「私の変身ならば、信さんの世界でも溶け込めると思います。

      行ってみたい。別の世界がどんな場所か知りたいんです。

      この世界をより良くするために」


信が少し驚いた。

しかし笑った。

信:「わかりました。考えておきます」


鼠人アルラッテが通りかかった。

アルラッテ:「俺も行きたい。

       信さんの世界の経済を見てみたい。

       数字は世界が違っても嘘をつかない」

信:「考えておくよ。人選は慎重にね」


カイロスが輝いた。

楽しそうだった。


信が手帳に書いた。

カイロスが元の世界の気配を感じた。 リュカと一緒に境界を探した。 見えた。 俺の世界の光が見えた。 懐かしかった。 しかし帰るわけじゃない。 行き来できるようにする。 それが答えだ。 ドミナスが行きたいと言った。 アルラッテも言った。 カイロスが楽しそうだった。 扉が開き始めた。 まだまだ続く。


========================================

建国プロジェクト:状況報告

第9部・火を灯して編 第5話終了時点

========================================

カイロスが元の世界の気配を感じた

 「繋がりがある」

 「リュカの時空魔法と合わされば可能性がある」


リュカとの約束

 「一緒に開けます。その扉」


ゼイヴァンからの連絡

 精霊図鑑を帝国に送ることになった

 「ドミニオンが穏やかだ」

 「俺と同じだな」


精霊図鑑第二版

 ミネルヴェが新しい章を書き始めた

 プロメテウス・粒子の精霊・ドミニオン・リベリオン


境界で元の世界が見えた

 「俺の世界が見えた」

 「次は開けます」

 ドミナスが「行きたい」と言った

 アルラッテが「行きたい」と言った

 「人選は慎重に」


次のマイルストーン

 →扉を開ける準備が進む

 →帰還編への道が開ける

========================================



第9部 第5話 終了

次話:「準備」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ