第9部 第3話「選ばれた秩序」
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建国プロジェクト:状況報告
第9部・火を灯して編 第3話開始時点
現在地:クロノスリュカ・建国地
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状況 :強硬派がキャノンを止めた翌日
帝国内部の変化が続いている
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キャノンを止めた翌日だった。
強硬派リーダーが単独でクロノスリュカに来た。
武器を持っていなかった。
強硬派リーダー:「話がある」
信:「聞きます」
強硬派リーダー:「納得したわけじゃない。
陛下の言葉に答えられなかっただけだ」
信:「それはあなた方の何に可能性を感じているからです」
強硬派リーダー:「一つだけ聞かせてくれ。
精霊を受け入れれば帝国は本当に強くなるか」
信:「強い、弱いという話ではなく、豊かになるはずです。
ただ俺の言葉よりあなた自身が確かめた方がいい。
プロメテウスを直接見てみませんか」
強硬派リーダー:「精霊を直接見ろと」
信:「まずは見てみましょう。話はそれからに」
核施設へ
信とアリカが強硬派リーダーを核施設に連れて行った。
施設に入った。
轟音がしていた。
光が満ちていた。
しかし昨日より光が広がっていた。
帝国の技術者たちがプロメテウスと話しながら設計図を見ていた。
強硬派リーダー:「技術者が精霊と話しているのか」
アリカ:「設計に参加してもらっている。
昨日より出力が3%上がった。
プロメテウスが一緒に動いてくれているからな」
強硬派リーダー:「精霊と一緒に」
アリカ:「そうだ、共に進んでいる」
コダが来た。
コダ:「プロメテウスがあなたを見ています。
初めて来た者だと感じているようですね」
プロメテウスの光が強硬派リーダーの周囲で揺れた。
強硬派リーダーが手を伸ばした。
光が触れた。
強硬派リーダー:「暖かい」
誰も何も言わなかった。
しかし全員が聞いた。
帝国の民と同じ言葉だった。
強硬派リーダーの決断
核施設から出た後だった。
強硬派リーダーが長い間黙っていた。
信が何も言わなかった。
アリカも何も言わなかった。
その者が自分で決めるのを待っていた。
強硬派リーダー:「俺は30年間帝国の軍人だった。
そもそも生まれてから精霊は危険だと教わった。
教わってきたことは間違っていたのか」
信:「確かに危険な精霊もいます。
ただ、これまでは情報が足りなかっただけです。
今情報が増えた。
だから判断が変わる。それだけです」
強硬派リーダー:「これまでの考えを捨てろと」
信:「上書きをするイメージで考えればいいんです」
強硬派リーダーがゼイヴァンに向かって頭を下げた。
強硬派リーダー:「陛下、申し訳ありませんでした」
ゼイヴァン:「謝る事はない。
お前は帝国の事を思ってのことだったんだろう」
リベリオンが反応した
強硬派リーダーが選んだ瞬間だった。
リベリオンが大きく輝いた。
これまでとは違う輝き方だった。
光が集まった。
形になりかけた。
人の形ではなかった。
風のような形だった。
しかし確かに存在感があった。
コダが話しかけた。
コダ:「リベリオン。どうですか気分は」
リベリオン:「まだだな。でも、もうすぐだ。
帝国の軍人が自分で選んだ。あれは大きかった」
信が見ていた。
カイロスも反応していた。
信:「カイロスも感じているかい」
カイロス:「感じている。リベリオンが大きくなるたびに俺も大きくなる様だ」
プロメテウスが街へ広がった
その夜だった。
アリカの設計変更がさらに進んだ。
核施設からプロメテウスの光が街の方向に広がった。
帝国の街の一角に初めて精霊の気配が生まれた。
帝国の民が家の窓から光を見た。
「何だあの光は」
「核施設から来ている。不思議と暖かい気がする」
「あれが、精霊というものか」
「なぜだろう。怖くない」
コダが遠くから感じた。
コダ:「プロメテウスが帝国の街に入りました。
初めて帝国の街に精霊が現れた」
信:「アリカがやり遂げたんだ」
アリカが核施設の前に立っていた。
振り返らなかった。
しかし肩が揺れていた。
信が課題を確認する
夜だった。
信が手帳を開いた。
カイロスが傍にいた。
信:「強硬派との決着。これはほぼ達成。
ドミニオンの転換。これは達成。
カイロスが完全な状態になること。これももうすぐだ」
カイロスが光った。
カイロス:「もうすぐだ。適切な時が来る」
信:「待っているよ」
信が手帳に書いた。
強硬派リーダーが来た。 「見てから決めてください」と言った。 プロメテウスを見た。 「暖かい」と言った。 帝国の民と同じ言葉だった。 「情報が足りなかっただけです」 「弱さじゃない。正確さです」 リベリオンがもうすぐ完全な形になる。 カイロスも「もうすぐだ」と言った。 プロメテウスが帝国の街に入った。 アリカの肩が揺れていた。 秩序は押しつけるものじゃない。 選ぶものだ。 今日それが証明された。
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建国プロジェクト:状況報告
第9部・火を灯して編 第3話終了時点
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強硬派リーダーが選んだ
プロメテウスに触れた
「暖かい」と言った
ゼイヴァンに謝罪した
「方法が違っただけだ」
三つの課題の進捗
①強硬派との決着:ほぼ達成
②ドミニオンの転換:達成済み
③カイロスが完全な形になること:もうすぐ
リベリオンの成長
「帝国の軍人が自分で選んだ。それが大きかった」
もうすぐ完全な形になる
プロメテウスが帝国の街へ
「初めて帝国の街に精霊が現れた」
アリカがやり遂げた
カイロスの言葉
「もうすぐだ。適切な時が来る」
次のマイルストーン
→第4話以降:カイロスが完全な形になる
→リベリオンの完全覚醒
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第9部 第3話 終了
次話:「適切な時」




