Our New Story -次回予告-
いつも「酒飲み巫女」を読んで下さってありがとうございます。
今週は更新をおやすみして、次回予告を投稿します。エピローグ?を迎えた開放感で、作者と酒巫女が悪酔いしたせいです。これから真のエピローグが始まるというのに……。
次回は予定通り、7/19に更新致します。
それではみなさん、良いイブニングを。
◆◇◆
世界の中心のように聳え立つ塔から、まるで映像のようにノイズが走った。
途端。
塔が大きく歪んだ。裾から、ばらばらと木々が落ちていく。
塔の一部が、灰のように崩れている。
「創世神は倒したはずじゃ……どうして、また塔に異変が!? 美菜ちゃん!」
「空が落ちてきた、だとぉ!? 上層の侵略は収まったんじゃなかったのか!?」
「敏明、どういうこと!? なんか急にケガしたアンタ、なんか知ってんでしょ!?」
エナに問い詰められた途端、視界がぐらりと揺れた。
視界まで揺れるのか。
◆◇◆
「神が初めて、言葉を伝えた。ただ、斑目敏明を連れて来い、と」
「今からEARTH、アーシュス・アル・ソトファを起こしに行きます!」
「誰だ」
「ミハエル様のフルネームはミハエル・アル・ソトファ……ミハエル様は神族なの?!」
なんかハイな巫女は言った。
「その通り、ステキなお嬢さん! といっても、ちょっと違いますけどね。ではレッツご対面。神の一部、一面、ご登場ですよ!」
「巫女。テンション上げ、ご苦労だった」
そこは。
塔の内側があった。
その前には、眠る美菜。
そして、存在がひとつ。
「アル・ソトファ基幹システム・タイプAr・S。人間は呼び名をつけるというから、アーシュスと呼べ」
◆◇◆
「……アル・ソトファ。その名は、古代の「卒塔婆」という名が由来らしい。神という「存在」の供養を行うための塔。その名を冠して、アル・ソトファと名付けられた」
「存在の供養。この塔は今も、存在を使って動いている。斑目敏明という人間のエネルギーで存続する神が確かに「いる」」
「優祈美菜の存在は、我らも分からない。創世神とウジャムンガというの神が合わさった結果、だとも言える。彼女が目覚めると、塔も消える。そんなことはあってはならない」
「……つまりは」
優祈美菜が夢見ている世界、ということだ。
酒飲み巫女は、塔の世界で夢を見ている。




