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妻のいる天国かと思ったら異世界でした  作者: 鈴月桜
第18章 光国と闇国
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闇国女王エミン

「ふぁ~、よく寝たぁ~」


僕は目を覚ます。


「痛っ!」

固い固い床に寝ていたせいか、体の至る所に痛みを感じた。


何だ?


モイナが僕の太ももを枕にして寝ている。


まだ起こすのは可哀そうかな?


僕はしばらくモイナが起きない様に、体を動かさず寝ているモイナを眺めていた。


僕はモイナと会っていなかったら、どうなっていたのだろう?


アイナやカイナとも、あんなに仲良くなれたどろうか?僕一人でここにいる皆と仲良くなれたのだろうか?


モイナの寝顔を見て、感傷に浸っていた。


「マコト、何モイナを見て二やついてるのよ!気持ち悪いわよ!」


クリカだ。


いつもいつも、見られたくないタイミングでクリカに見つかり怒られる。

殆んどが怒られる内容では無いのだが・・・・


「それにしてもマコト?」


「うん?何クリカ?」


「ルタンの姿が見えないけど、何処か行ったのかな?」


「ごめん。僕が起きた時は居なかったから、てっきり部屋で寝てると思ったんだけど」


「昨夜はルタンも一緒にここで寝たのよ」


「そうだったんだ。でも起きた時は居なかったよ」


「おかしいわね」


すると寝ているモイナが目を擦り始める。そして目を開くと

「あっマコト、クリカおはよう」


「おはよう」

モイナは寝ぼけながら

「トイレ行ってくるね。そういえばルタンちゃんが一回お城に戻るから、先に行っていいよと言ってたよ」


「モイナが何で知ってるの?」


「さっき、ルタンちゃんが私に話し掛けてきたんだよ。それで起きたんだもん」


テレパシーか?


「他に何か言ってた?」


モイナはモジモジしながら

「とにかく、トイレに行ってくるね」

とトイレに走って行った。


ルタンもテレパシーが使えるんだ。


モイナもそうだが、ルタンの能力も計り知れない。


ラカロも起きてきて、

「俺はこのまま帰る事にする。国を1週間も空けてしまったからな」

と言って、食事も食べずに町を出て行った。


母親のノハルも起きてきて、

「私も帰るわね。」


「では僕が送って行きます。」


「あら、ありがとうね」


早速、ノハルの手を取り、テレポートしてキワ町に着いた。


すると人の姿で護衛になったラコスタンが駆け寄ってくる。


「大変だ!エミンが殺害された。」


ノハルが驚き、

「闇国王が・・・・それで誰に殺されの?」


「アロ・イトナ国王だと言う噂です。」

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