episode5〜忍び寄る悪夢、日々を運ぶ〜
日向、月向は海洋連邦に向かい、レナを説得し、3人で協力関係を築くことに成功した。しかし日向にはまたも悪夢が待っていた。
1915年、第一次世界大戦が始まった。日向は怯えていた。また誰かを失うのではないかと。海洋連邦では全軍の指揮を月向が取っていたが、参戦はしておらず特に戦いは起きていなかった。
日向「戦争…。」
月向「姉さん。大丈夫だから…。」
レナ「月向。そっとしておいてあげましょう。私達には仕事があるし、日向にこれ以上なにか言ってもたぶん…意味がないから…。」
月向「うん…。」
日向はどうしようもない状態で月向はとても困っていて、レナはあたふたしていた。日向を立ち直らせ、月向を正気に戻さなくてはならず、大変な状況だった。
しかし、レナのそんな考えとは違い、第一次世界大戦はたったの2年で終わった。日向は開戦から2ヶ月ほどで立ち直っていたが、仕事には関わらず、楽しく過ごしていた。これも月向が姉に休んでいてもらいたいと日向の仕事を代理で行い、軍の指揮をすべて一人で行っていたからだ。終戦の報が入ったとき、嬉しさと疲れで月向は倒れてしまったらしい。月向の目が覚めると同時に日向が抱きついてきた。
月向「わっ!」
日向「ごめんね月向。私が仕事しなかったから…。」
月向「姉さんのせいじゃない…。私が無理したから。」
日向「ごめんね…でもありがとう。私のために頑張ってくれて。」
月向「いいの。姉さんには無理してほしくないから。」
レナ「お二人さんもうそろいいかな?」
月向・日向「あっごめん。」
レナ「うちの軍の報告をしようとしたんだけど月向が倒れて、日向に伝えに行ったら日向も勝手に走っていっちゃって、困ったもんだわ。」
しばらくして…
月向「許して!」
レナ「やだ。」
日向「悪かったから。ね?」
レナ「いやなもんはいや。」
ずっとこの調子である。
司令官補佐「レナさーん。報告は終わりました?」
レナ「あっ忘れてた。」
レナ「でもとりあえず今日は休みにしましょうか」
司令官補佐「了解でーす」
第一次世界大戦が終わり、平和が、日々が戻ってきた。しかし彼女たちはまだ知らない。この平和がすぐに崩されることを。
次話は明日投稿したいです!




