episode1 〜別れ〜
日本の司令官がセルビアにやってきた。
1908年、バルカン半島北西部でユーゴスラビアが建国された。1910年、バルカン半島は軍備を終え、隣国に宣戦布告した。それによってバルカン半島戦争、俗に言う欧州戦争が始まった。セルビアでは戦争が始まる6ヶ月前に司令官がやってきた。彼女の名前は日向といった。彼女には一人の友だちが。サラという少女だ。サラは無口で人と合うことを嫌う。しかしそれでも軍の指揮のプロだ。二人はセルビアの陸軍を指揮し、ユーゴスラビアとの戦争に備えていた。二人が来てから6ヶ月が経ち欧州戦争の開戦と同時にユーゴスラビアの侵攻が始まる。日向は軍を構えた。
日向「軍が足りないかも。」
日向がそう言うと、サラは説明する。
サラ「うちの軍は歩兵1万人、戦車30両、装甲車40両、装甲列車1両。それに比べてあっちは、30万人の歩兵、戦車は200両以上、装甲車は数え切れないほどいる。でもボスニアが攻撃してくれるから大丈夫なはず。」
サラの説明で日向は少し納得した。しかし、日向は不安に思っていた。ボスニアとセルビアの軍だけでユーゴスラビアを倒すことはできないからだ。
日向「とりあえず、軍を出撃させましょう。全軍出撃!国境付近へ進軍!」
日向の合図により、全軍が移動。数時間で国境に到着した。
日向「全面攻勢!」
全場所において攻撃が始まるが、長くは続かず、一回の攻撃だけで、歩兵を900人ほど失う。
日向「全軍引いて!」
最初の攻勢から3時間が経過したものの、ボスニアは全く来ない。
日向「ボスニア軍はまだなの!?」
日向がそう叫ぶと、ユーゴスラビア軍の戦車の車長が答える
車長「ボスニアはすでに降伏している。」
日向「そんな…じゃあもう勝ち目は…」
日向が悲しみを浮かべる。そんな日向にサラは話しかける。
サラ「日向は逃げて。」
日向「私は最後まで戦う!諦めない!」
サラ「あなたにはまだ生きてほしいの。」
そう言うと、サラは日向を抱きしめる。
サラ「首都から日本に戻れるわ。今までありがとう。」
日向「うん…」
日向の目には涙が溢れていた。
日向「絶対に生きて、いつかまた会いましょう…」
日向は戦場をあとにした。
サラ「ユーゴスラビア軍が国へ戻ることは許されない。私によって。」
その後…サラに関する記録などは残っていない。
思いつきで書いているため、投稿頻度が遅いですがお許しください。




