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Pacific Ocean 更新停止(リメイク制作中)  作者: 暁(特Ⅲ)
島国の勇姿
11/13

episode9 ~裏と表、見えない真実~

サブタイトルは[二度目の決裂]。

思いは人を突き動かしますが、余計な犠牲を増やすことにも繋がります。

海の近くにある小高い丘。そこには困ったような顔をした月向がいた。ここ数日間月向は日向の行動について気になっていた。アメリカの海軍のなかで日向が知り合いに会う確率は低い。何故ならばアメリカにおいて一艦隊の司令官は余程のことがない限りアメリカ国民がなる。しかし日向は日本人だし、アメリカ系の友達もいない。それでありながら会話をしているというのは大きな矛盾なのだ。

月向「ひとつだけきになるのはあのときのモールス信号。おそらく相手から送られたのは日向が相手を確認できる合言葉のようなものだったはず。でもそしたら....」

月向がもっとも気になっているのは相手が誰か、そして日向が送った言葉はなんだったのか。何日も何日も一人で考えられるようにここに来ていた。ここを知っているのは月向と日向のみ。誰も来ることはない。


…そう思っていた。




日向は月向が最近いないことに気づいていた。そして心配していた。

何にたいしてなのかそしてそれが自分についてのことなのか全くわからず心の片隅に残り続ける違和感に日向も悩んでいた。しかし日向にはひとつだけ心当たりがある。それはこの前のアメリカ艦隊との通信である。

日向はいきなり通信を行いさらに相手の航空機から投下された荷物も受け取った。何も知らされていない月向にとっては心配のたねになったのかもしれない。そう考えているが、結局月向の居場所を見つけない限りどうしようもない。


日向「もしかしてあそこなら....」



日向は走ってその場所へ向かった。

そこには月向がいる。

月向「!...何でここにきたの。」

日向「最近月向が何か悩んでいると思ったから。」

月向「やっぱりお見通しなんだ...」

日向「ずっと何か考え事をしているでしょ...ほとんどしたを向いてるし、ずっといないし...心配になるよ。」

月向「そんなこと言うなら...正直に答えてよ。答えによっては姉さんと対立しなきゃいけない。アメリカと姉さんの間に何かつながりがあるの?アメリカはうちの国の領土を狙ってる。そんな相手と繋がりがあるなら...私はもう何も信じれなくなるよ。」

日向「そのことだったのね....」

月向「何かあるんでしょ!否定しようとしないってことは。」

日向「落ち着いて月向。理由があるの。」

月向「いいわけなんか要らない。」

月向「国を売るなら...ここでもう終わらせる。」

月向の哀しい表情が怒りへ代わり、そして月向は銃を抜いた。

日向「月向...話を聞いて...これは全部..」

月向は日向が言い終わるのを待たなかった。銃声が一発鳴り響く。直後日向の腹が赤く染まる。日向は倒れる。撃たれながらも日向は言う。

日向「月向聞いて...」

月向「聞いたってなんの役にもたたないでしょ!」

日向「月向にはあれが私がアメリカと内通していると感じたかもしれないけど...私は相手をみ味方だと確信して行ったことなの...」

月向「じゃあその相手は誰なのよ!」

日向「レナをおそらく助けられる人物。」

月向「それだけじゃわからんないよ!相手を見てもそんなのわからないでしょ!」

日向「わかるよ...だって...レナの姉...だから...」

月向「じゃあまさか...まさか...サラが...でも.!」

月向の視線の先には意識を失った日向と日向の回りに広がる血があった。月向はショックを受けたもののすぐに正気に戻り日向を抱え病院へと向かった


すぐに日向には手術が施された。それもそのはず。腹に弾丸が打ち込まれているのだから。


しばらくして医師が出てくる。

医師「月向さん、日向さんには全力で治療を施しました。あとは本人次第です。」

月向「うそ...」

海洋連邦は世界の中でも医療技術が発展していた。そんな場所で命に別状はないという一言が出てこない。それは月向の心に傷をつけるとともに、月向がしたことがどれだけ大事かを物語ってしまっていた。


手術から二週間、日向は目を覚まさない。

月向「姉さん....ごめんなさい...謝っても許してもらえないと思うけど...」

月向はずっと看護をしていた。そして毎日泣いていた。罪悪感。この言葉だけでは表せないほどの心を締め付ける痛み。


その日の夜...

月向「私は...何度やったら気が済むの...何度姉さんを傷つけたら気が済むの...自分だって辛くなるのに...」

月向は自分の心の中にある感情をあらわにしながら決断した。

月向「殺されたり...苦しい思いをするのは...姉さんじゃなくて...私でいい。」


次の日の朝。

早朝でまだ空気が冷たい中、小さな空母が一隻だけ、駆逐艦とともに白い空気に紛れて消えていった。

次回は今週中です。

今回のお話はすこし展開が早いですね。

これは月向の心の焦りを表しています。

衝動的に動く月向はどうしても国のためにと詳しく聞かず行動してしまいます。

この行動が次のあれに....これ以上はないしょです

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