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その自信は買うがやはり穴は埋まらない未だ精神論の末戦争に負けた経験が活かされていないではないかと移動の際、先生へ言うと先生は笑っていた、笑い事ではないですよ先生と苦言を呈すと申し訳ないと先生は又、笑って言った、結局あの女性が祓うなら皆で挑めば早い話であろうと先生に言うと先生は的確にそこは説明してくれた、連中は神出鬼没、移動されれば次何処へ現れるかわからない、しかしここの立地であれば弱った敵は必ずあの場所へ現れると、流石に物理法則上でしか動けない人間はそれなりに時間が掛かるあの女性を持ってしてもであると、政府お抱えでもテレポーテーションは無理なんだと鼻で笑ってやった。
我々、守備班は別室で用意された服に着替えさせられた帯電する衣服はダメという事だった、確かに静電気が揮発したガスに引火でもすれば怪異のレベルではない想像すると私は固唾を飲んだ、多種多様な仕事着に身を包んでいた面々は頭から爪先まで包む白いツナギに着替えさせられ着替え終わり揃ったその姿はゴーストバスターズそのものであった、先生にそれを伝えようと思ったが多分ご存知ないだろうと言葉を呑んだ、先生と他の面々は施設の平面図を眺める、タンクは道路沿いに10数機並んでいたが平面図で見れば10センチほどの範囲であるが実際現地ではタンクひとつで幅は数10メートルあるだろうそれが10数機、1人1機を守っても全然人手が足りない、そう考えていると守備班の1人が何かを唱え始め平面図へ手をかざすと道路側1番右のタンクを指差した、多分そこを守れと言う事であろうがその答えに行き着いた過程に何があったか知る由はなかった、施設へ向かう車両の中で先生に聞くと道があると言う事であった、俗っぽい言い方をすれば霊道と言うやつであろうか、どこか疑わしいがここに揃いし面々は掛け値なしに本物であろう、後部座席にいるその男性がルームミラーの端に少し写っていた。




