112.闇の力とTS、鍛えたら森の王とか言われてた
【タイトル】闇の力とTS、鍛えたら森の王とか言われてた
【作者】羅門
【掲載サイト】カクヨム
【URL】https://kakuyomu.jp/works/822139836898334308
「#RTした人の小説を読みに行く」に来た作品のひとつ。現時点で5万字弱。このまま書き進めていけば長編作品になると思う。ここから話を盛り上げていこうという雰囲気をそこかしこに感じる。
異世界転生ファンタジーもの。前世で不遇な死に方をして、異世界ではむちゃくちゃ強い美少女に生まれ変わるというテンプレもの。主人公の、どこか卑屈な感じとかうるさめなノリが生前の空気を出している。
生まれ変わったまま、森で一人で生き続けるのはユニークだと思った。
転生した先の美少女が何者なのか、特に説明されずにひたすら修行して強くなる。その説明の無さはこれから回収されるのかはわからない。設定はあるけど、誰もそこを気にしてなさそうなのが、思い切りが良いと思った。
そう、この小説は随分と思い切りの良さが光る作品となっている。
序盤こそ結構シリアスではあったけど、森から出て人と関わりだして話が進んでいく辺りから、話の勢いが振り切れた感じがする。テンション高めの語りと、そうせざるを得ないほど濃い、奇妙な登場人物が次々に出てくる。あと、下ネタが妙に多いのも目についた。これも特徴なのだろう。
かなり直接的に下ネタの応酬が繰り広げられて、そこを受け入れられるかどうかの面は読者に問われると思うけど、でも特徴にはなってると思う。ドタバタコメディになっていきながら、話はどんどん進んでいくという感じが新鮮な作品だった。なかなか楽しめた。




