第07話 異世界のルールは謎である
今回ほぼ説明です。
読みにくさは許してください、文才がないんです。
名付け騒動でヤンさんがちょっと不機嫌になった事以外特に何も無く俺たちは森を抜け、夕暮れ時となり森を抜けた先にある平原で一夜明ける事になった。
日本じゃ見れない平原を眺めたいところだが辺りが暗くなってきたので全く見えない。
ただじっとするのも癪なのでレオンさん達を手伝いつつ野営の準備をし、みんなで食事を済ませた。
途中レオンさんとヤンさんが食後にコーヒーを飲むか紅茶を飲むかで軽い言い争いになっていた事をここに記す。というかこの世界コーヒーとかあるのね。
ちなみにコーヒー紅茶論争は多数決でコーヒーとなりヤンさんがまた不機嫌になっていた。
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言い争いから数時間程たった夜も更けてきた頃、俺はレオンさんと見張り役をしていた。レオンさんがこれから向かう街、というか国についてを話しておきたいとのことだ。
肌寒いからとレオンさんがコーヒーを渡してくれてゆっくりと話し始めた。
「これから俺たちが入る国は四国家と呼ばれる国のひとつであり、俺とヤンの拠点のある農産の地、イドロニス王国だ」
「四国家?」
向こうの世界で言うアメリカやロシアのような物だろうか?
「あぁ、農産の地イドロニス、鉱産の地エルツ・ベルクヴェルク、英雄の地ラ・マンチャ、技術の地…すまない国名忘れちまった。とりあえずこの4つの地が四国家って呼ばれてる」
「それぞれが突出した物を持ってる超大国だ」
〇〇の地って呼ばれてるおかげかなんとなく想像しやすい。1つ名前は分からなかったが技術の地って言われるくらいだから高い技術力を持っているのだろう。
ただ1つだけ想像ができないものがあった。
「なるほど…ひとついい?他3つはなんとなくわかるけど英雄の地ってなんです?」
「ラ・マンチャだね、話すと長くなるからざっくり説明するけど昔、と言っても割と最近だけど世界が滅びかけたことがあったんだ」
ふーんぐらいで聞くつもりだった俺だがレオンさんが放った一言で思いっきり飲んでいたコーヒーを吹き出した。
「ヴォッヘ!!ゲッホゲッホ!!滅びかけた!?何があったんでゲッホゲッホ」
「うわっ!とと大丈夫か?」
「大丈夫です。それよりも何があったんですか?」
思いっきりむせた俺の背中を軽く叩きながら介抱してくれる。やさしい
「実際に見た訳じゃないから完全な真偽は分からないけどなんでも数多くの怪物達と神様が暴れたって俺は教えられてる。『ヴァルプルギス』と呼ばれてる。」
「そんなヴァルプルギスによって世界がめちゃくちゃな時にラ・マンチャ生まれの2人の冒険者が現れ、怪物と神様を打ち倒した。」
「それからこの2人の冒険者程ではないが英雄と呼ぶに値する冒険者を数多く排出してるから英雄の地って呼ばれてる」
「……なる、ほど…」
俺は空いた口が塞がらなかった。多分人形じゃなかったら顎が外れてたと思う。
「まあ四国家についてはこの辺でいいだろう。細かい法律なんかは基本倫理に反した事をしない限り大丈夫だ。だが禁忌、これだけは教えておかなきゃならない」
「禁忌?法律やルールと何が違うんですか?」
「禁忌、その国やまれに土地に決められている物。凄く簡単に言うと禁忌を破ると死ぬ、または死となんら変わらない事になる。イドロニスは2回までは警告で済むけど」
「は?…死ぬってどういう事ですか?」
死ぬ?破っただけで?ダメださっきの世界が滅びかけたって話も相まって思考が回らない。
「頭の中がこんがらがってる感じだな、まあ無理もない、俺も禁忌を破ったら死ぬって事しか知らないし。とりあえず深呼吸でもして一旦落ち着け、イドロニスの禁忌が覚えれなくなるぞ」
「スゥ…ハァ……すみません」
「落ち着いたか、謝ることじゃない。多分そっちの世界には禁忌なんてなかっただろうし。」
「イドロニスでの禁忌は2つある。1つは"11発以外の弾丸の携帯"、文字通り弾丸を11発以上持って出歩くなって言うもの。これはパーティ全体に適応される」
「2つ目は"1人2体以上の人形の保持 "、これも読んで字のごとく、これは個人に適応される」
「なる…?なるほど…」
「ちょっと不安だな…この2つがイドロニスでの禁忌だ。なぜ?なんて考えるなよ、どうせ俺達にはわかんないと思うし」
イドロニス王国の禁忌、破ると死ぬと言われたからシビアな内容かと思ったがそんな事は無いようだ。
だがなんで弾丸と人形の持っている数に制限を?と考えてみたがレオンさんの言う通り想像ができない…諦めよう。
ただそれと同時にある1つの不安も過ぎった。
「分からない物ばかりですけどわかりました。でも大丈夫なんですか?俺今人形なんですけど…」
そう人形の定義、もしかしたら俺とさっきのサモンスターの2つで禁忌に触れるかもしれない。
きっと人形じゃ無ければ今の俺はとんでもないくらい青い顔をしているだろう。
「ん?あぁそれは大丈夫だ。人形を持ってないしサモンスターはゴーレム、人形判定は受けない」
「そうですか、それなら良かった」ホッ
めちゃくちゃホッとした。異世界に来てそうそうに死ぬのは嫌すぎるもの、レオンさんたちの迷惑になりたく無かったからそれはもうめちゃくちゃホッとした。
「まあその辺は俺に任せとけ、アウルはまだこの世界に来たばかりなんだ、今から覚えればいいさ」
「そうですね。ありがとうございます、レオンさん」
レオンさんは優しい笑顔で俺にグッドポーズを送った。真っ暗な夜でもその笑顔は輝いて見えた。
俺はこんな優しい人に出会えたことを幸運に思い、夜の見張り役をしっかりやろうと気を引き締めたのだった。
なおこの会話の後レオンさんが寝落ちしてオレひとりで見張りをする事となり、翌朝レオンさんがヤンさんに怒られるのは別のお話
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ステータス
名前:アウル ■■ ■■■
種族:人形?
属性:不明
称号:【閲覧不可】
所属:無し
魔法:無し
固有能力:耐性【完全防腐】
分類不明【名称不明】
能力:熱耐性IV
冷耐性Ⅲ
打撃抵抗Ⅱ
撥水Ⅰ
物語の構成は思いついてもそれを書く実力が無くて俺、涙が出そうだよ……




