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罰ゲームはハードル高くて 6


 せいらさんが改築祝いに来てくれた、せいらさんにも正装でって頼んどきゃ良かったなぁ。

 昼ぐらいに来たので仕込みなんか丸見えだったけどまあサプライズという訳ではないのでいいか。

 因みにリリィさんとせいらさんからは既に引っ越し祝いを貰ってるのでそういう気遣いは無しでと話してある。

 俺達が何かしらの理由をつけて楽しみたいって側面が強かったりするのだ



「見てると私も作りたくなるが邪魔しちゃ悪いからな」



「いやぁ、せいらさんのエプロン姿が見てみたいもんですわ」



「そんなもん見てどうするんだよ」



「よく似合うかなぁって、それと俺の居た世界では裸にエプロンっていうジャンルがあったんすよ」



この世界にはそんなのがあるのだろうか?



「お前というヤツは…真面目に料理してると思ったらそんな事ばっか考えてやがんな。さては私を見てそんな想像を……穢らわしい」



「いやぁ、引っ張りやすいかなぁって」



「な、何言ってやがる!?貴様はそんな格好を私にさせてなお引っ張るというのか?……なんてやろうだ」



 色々厄介そうだから何もしないけど実際の所この人には何処までなら許されるのか気になるところではある。

 でもサラッと殺られそうな怖さがこの人にはあるんだよ



「みーくん、チラッと聞こえたけどキミは姐御にも普通にセクハラするね」



面倒なのが来なすった



「姐御にも?という事は他にもこの男はセクハラしてるのか?」



「そうなんですよ、この男はあのリリィさんにまで普通にセクハラするんですよ」




余計な事言いやがって、あれはセクハラじゃないと話は済んたじゃないか



「お前は…まさかあの狂魔戦士リリィに迄セクハラを!?許せん、私のリリィに対するイメージを壊させはしないぞ!」



「リリィさんはぁ、エプロンしてる状態で一旦調合を止めてからまた再開する時結構な頻度でエプロンを重ね着しちゃう時があるんですよ」



可愛らしいのでまだ指摘したことは無い



「何だその可愛い感じは?私のイメージではもっとなんかこう……クールで危険なオーラを纏ってるイメージがあるんだが」



誰の事言ってるんでしょうね



「キミってばリリィさんのやけに事詳しいじゃないか、やはりアレなのかい?ただならぬアレなのかい?」



「ぴにょ、みーくんとリリィさんはぴぴょってるなのか?」



ぴぴょってるってなんなのさ?



「盲点でした!みーさん、まさかもう既にリリィさん…いえ誰かしらとお付き合いされてたのですか!?」



 なんか皆見てくる……確かにそうだ、メロニィはともかく他の3人からすると俺とリリィさんの関係って経緯とか内情を知らないとかなり不思議なもんがあるからな。

 ここはそれっぽい解答をせねば、下手に嘘はつかずに



「この世界の新人君の俺はそんな誰かと実は付き合ってたなんて事無いのはクリスやまゆもなら分かるだろ?リリィさんとはたまたま仲良くなったけどヤマト村からこっちに来て、クリスと出会うまでは知人がリリィさんしか居なかったからその頃はちょくちょく薬屋に顔出してたってだけの話さ」



うん、何一つ嘘偽りの無い事実だ



「姐御、リリィさんが改築祝いに来た時なんですけどそれはもうセクシーな服を着て来たんですよ。この男が正装で来いとか言ったらしいです」



クリスめ、余計な事言いやがって



「何だと?そう言えばコイツ、手伝いを頼んだ時たまたま私が正装っぽい格好をしてた時もそのイヤらしい目で舐め回すように私を見ていたな。あの狂魔戦士リリィにまでそんな事してるなんて……筋金入りの変態だな」



 これで筋金入りの変態なんて言われたら日本に来たらどうなる事やら……って俺そんなにイヤらしい目で舐め回すように見てたのか?



「リリィさんは、お淑やかで優しい感じなのでぇす」



「そうなのか?随分とイメージとかけ離れるが…それはそれでまた良いな」



気になってきたので一応聞いてみるか



「あ、あのせいらさん。僕ってそんなにイヤらしい目で舐め回すように見てました?」



「「うん」」



 何故クリスまで返事してるんだ? にしてもどうしよう……実際自分で分かってないだけでそこまでイヤらしい目をしちゃってるのか?



「みーさん、大丈夫ですよ。イヤらしい目をしては居ましたがそこまで露骨では無かったと見受けられますので。どーしても見たいのであれば私に言ってくれれば良いのです」



 可愛いとは思うが見た目が13歳位のメロニィがそんな事言うとなんかアカンヤツな気がしちゃうです



「そうか、それならメロニィ。その制服ではない正装っぽい服を着てみてくれよ」



 せいらさんが何やら悪そうな顔して言うと皆メロニィの着替えタイムでどっかに行ってしまった。

 とりあえず仕込みを終わらせるか、いきなり皆どっかに行っちゃうと寂しいボク







 仕込みを終え、寛いでたら着替え終わったメロニィが現れた。

 だいぶ玩具にされたんだなと思うが…うん、悪くない。むしろ良い!



「あ、あの、もう良いですか?」



「ほら、愛しの未来の旦那様にお見せするんだろ〜」


ドS側のさいらさんが暴れてるようだ


「メロニィよく似合ってるよ〜」


「お花も付けたいのでぇぇす」



 そういえばパジャマ及び部屋着以外はメロニィっていつも制服だったな、同じの何着も持ってるし

  


「あ、あの…これは買っては見たものの着る機会もなく何と言いますか」



 メロニィが凄い慌てとる。なるほど、せいらさんの目は誤魔化せなかったか。

 メロニィはちょくちょくお姉さん的にエロいのも受け入れる的な事を口にはするし距離も近くなったりするが大前提として異性に慣れてる訳ではないっぽいからこういうのは恥ずかしいんだろう



「見ろ、メロニィちゃんの正装?とはちょっと違くなったが私服姿だ。エロくなるよう調整したぜ」


 この姐さんは何言ってるんだ?それにしても……ちゃんと見抜いてはいたけど、大きい訳では無いが出る所はちゃんと出てるし…実に良き



「や、やめてください。もうみーさんも見た事ですし良いでしょう?」



 なんだろう…普段殆ど制服で、その制服も悪くはないが色気があるような物では無く、そんな人がいきなりこう薄着になると……ドキッとしちゃいます



「ほら見ろ、この男がイヤらしい目でお前を舐め回すように見てるぞ」



 せいらさんめ、だが確かに見てしまうのは無理もない、露骨ではないにせよ普段見れない胸元付近や太もも……いかんいかん、これが舐め回すようにって事だ



「み、みーさん、そういうのはこういう所では……」



 結局普段着にも慣れとけって事でメロニィはそのままの格好で過ごす事になった





 おやつを食べつつ前回のぽんての話をしたりしてメインの晩御飯に。

 因みに関係者や当事者でもないせいらさんにはぽんての話はそこまで刺さる事はなくこちらもそれは分かってる…筈だったのだが思い出し笑いで爆笑してしまい、そんな俺達を見て呆れながらも面白そうにしているせいらさんだった



「どれも上手いな、お前もう私のコックとして家に作りに来いよ」



 満足してもらえてるようで嬉しいですがコックとして雇われるのはちょっと


 

「俺はどちらかというとせいらさんの料理を食べたいです」



「ふ、そうか。んじゃ今度作ってやるよ」



 そんなこんなで晩御飯を食べつつ酒を飲み……みーさんの弾き語りコーナーへ。

 リリィさんには好評だったのだが果たしてせいらさんはどうか?



「そういやギターがどうとか言ってたな。そ、そんなウキウキそうな顔されると…分かったよ、良い感じの頼む」



 そんなウキウキ顔してたか?ここで変にがっつくとアレなので3曲位に留めた



「やるじゃんかよ、悪くなかったぜ。これが生前好きだった音楽家の曲だな?」



「バンドって言うんだよね?みーくんがその人達の曲をどれくらい弾けるのか密かに気にしてたんだけど30曲以上はありそうだね」




 思えばそうだな、30曲以上は暗記出来てたか。楽譜さえあれば全部やれるんだけどもう楽譜は手に入らないからなぁ



「楽譜はもう手に入らないからこれからは自作曲に力を入れて行こうと思ってるよ」



「なんだ、曲作れるのか?自作の聞かせろよ」



 という事で自作曲……のざっくりとした所だけ弾いてみた



「良いんじゃないか?でもなぜそんな短い?」



 ここで俺の作曲について説明しておいた。

作曲自体はなんぼでも出来るのだがこれにコードをつけるのが得意では無いのだ。

 というのも俺自身は音感が良くなく、謙遜抜きに結構な音痴だったりする。

 だが生前はほぼこのバンドしか聞いておらず、カラオケや弾き語りは相応にこなしてたのもあり最低限しっくり来る程度には音程を抑えられてたりするってだけなのである。

 そういう事もあり俺の作曲方法は歌詞を書いてメロディは暗記しておく、それにコードを振り付けてく。

 という感じなのだが生前バンドを組んでたり人前で披露する機会など無かったので完成させる必要性が薄過ぎてコードまで振ってはいおしまい、って感じでそのまま放置されちゃってるのだ。

 この話から意外な事実をカミングアウトする子がいた



「気持ちはなんとなく分かるぽぅん、完成が見えちゃうとついそのまま放置しちゃうのじゃ、アチキの魔法もそうなんやでぇ」




「「「え!?」」」



 これには一同驚いた、まゆもの魔法は何一つ完成してるつもりは無いようなのだ




「お、おいまゆも?それはどういう事だ?ほら、お前の大好きな魔法、水龍さんだったか?アレなんて……なあ?」



「そ、そうだよ、まゆもの水龍は見事なもんだぜ」



 俺とせいらさんは何のフォローしてるのかも分からないが謎のフォローをしていた



「水龍しゃんはいずれ乗れるようになるのじゃよ。みーくん一緒のーるして魔王を蹴散らすぞい。それとぐらびとぅーんはもっとぴにゃーってなるのじゃ」




 まゆもさんの魔法に共感出来る逸材はこの世に居るのだろうか。

 そんな話をしながら酒が進みつつ楽しいひと時を過ごしていた。

 メロニィは私服姿にすっかり慣れたようだがわざと覗き込むように見ると恥ずかしがったりで可愛い……と、ここでふとぽんてネタを思い出した



「そう言えば今ふと思い出したんだけど、確かぽんてにバレないゲームで俺が勝ったんじゃ無かったっけ?明確に取り決めはして無いけど勝ったらご褒美がアリだったような…」



「そういえばそんな事もあったね、もう時効でいいんじゃないかな?」




「ええ〜、それは良くないだろ!みーくんあんなに頑張ったのに、こんなに頑張ったのにぃぃ!!」



頑張ってアピール



「ぷぷ……ちょ、ちょっと思い出させないで下さいよ。でも確かに勝負はしてましたからね、こちらも勝ったら何かしてもらうと言った以上はみーさんの言い分も最もですね」



 さすがメロニィ、出来る女はこういう所もキチンとしてるのだ



「でもこの男、きっとご褒美あげるなんて言ったらとんでもない事要求して来るに違いないよ」



俺ってばそんなふうに見えるのか



「それはあるな。この男は遠回りに私に裸でエプロンになれと要求して来た程だ」



 何いってんだコイツ!?てか皆微妙に酔っ払って無いか?てかメロニィがお酒強いのはなんか意外です



「みーさん?そういうのは将来の嫁たる私に頼むのが筋じゃないですか?」



 痛っ、背中をバシバシ叩いてきたよ。コイツも実は酔ってんのか?



「お前等…何で俺がそんなすぐエロい要求するようなキャラだと思っちゃってるのさ?俺がそんなふうに…いや、お前等の事だ、どーせ見えるとか言うんだろうよ。こんな時はまゆもちゃん、キミならちゃんと正当な判定を下してくれるよね?俺ってそんなエロ丸出しに見えるかい?」



 そうだ、何だかんだと1番付き合いの長いまゆもはいつだって俺をちゃんと正確に見てくれてた筈だ



「う、うぴひぃぃ…み、見えないぴ」




 何その曖昧な返事、言わされてる的な。くっそ~、まゆもまでそっちになっちまったか…こうなったら



「くっそ~、そんなに言うならそうだなぁ…裸でエプロンを要求しちゃおうかなぁ〜全員ってのはなんかアレだから一人に絞って…」




「くっ、貴様というやつは!まさかこの私に……ぜ、絶対やらんぞ!絶対そんな格好はしない…だがコイツのねばのーるの前で果たして抵抗出来るのか」



ヤバい方のせいらさんが勝手に盛り上がってる



「みーくんがせいら姐さんにあんな事やこんな事にょぉぉ!!?」



「ま、まさか本気で要求するつもりなのですか?」



「みーくん、姐御にそんな事するなんて……させないよ!私はリーダーとしてキミを止める義務があるからね」



「クリス」






「え?」



「僕が敬愛し尊敬し敬ってるリーダーのクリス様に要求しようと思います」



「ちょ、ちょっと、キミってば何言ってるのさ?アレだよね?冗談だよね?はは、分かってるよ。さてこの話はここらへんで」



 逃がしませんよ、いつも俺をセクハラ人間扱いする筆頭のクリスさん。

 たまたま手元にあったエプロンをクリスに渡す



「いや、その…流石にそれは無いでしょ?嘘だよね、ねぇ嘘だよね?こんな可愛くて清らかなクリスちゃんに裸でエプロンなんて格好をしろなんて言わないよね?」



「いやぁ~、いつも僕をセクハラ男扱いしてくるクリスさん。ここは勝負に負けてるわけだから素直にリーダーとして責任取って、要求を飲むべきだと思うの」



「ご、ごめんって!謝るからさぁ〜、この話は無かった事にしようよぉぉ」



クリスの困惑顔がなんか可愛い



「見てられんな、こんな可愛いクリスちゃんをいじめて」



「あ、姐御〜!へへーんだ、このセクハラみーくんめ。誰がそんな変態な格好するもんですか」



このアマ…一瞬で手のひら返しやがった



「邪魔立てするならせいらさんが代わりにどーのこーのですよ?」



「ふ、やれるものならやってみるんだな」



 もしかして段々と満更でも無くなって来てるんじゃないか?この変態さんは 



「せいらさんの場合はさらに書きますからね」



「へ?書く……だと?何をだ?」



まだ想像が追いついてないようだ



「顔にも書きましょうかねぇ」



「顔だと……は!?それがもし文章だったりしたら……な、なんて鬼畜なんだ貴様は!ゆるせん、そんな、そんな鬼畜から可愛いクリスちゃんを私は守らねばならない」



「あ、姐御?」



 何か喋り方というか言葉が変になっとる。クリスもこの姐御さんの異常性にすこしは気付いたか?



「まあ、僕は紳士だから実際はそんな卑猥な要求はしませんけどね〜、それにそんな要求を喜んじゃう人が居るかも知れないですしねぇ?」



せいらさんの方をジロジロ見ながら言う俺



「き、貴様〜!まさかこの私がそんな辱めを喜ぶとでも言いたいのか?心外だ、許せん!やはり貴様には引導を渡さなくてはならんようだな」



「上等だ!ここらで謂れのない変態鬼畜ロリコンという汚名を返上してくれるわ」



 という事で始まりました、サシでのジジ抜き対決。

 これはガチの勝負なので不正の出来ないようカードはクリスが配る事に。

 多分まゆも以外の皆はかなり酔ってるのだろう、この勝負ってなんか意味あるのか?という俺の微かな疑問をよそに皆真剣そうだ。

 と思ったらせいらさんも思ってたのか条件面を言ってきた



「みーが勝てば何か要求を私が代わりに飲もう、私が勝てばこの件はチャラだ、良いな?」



 大分理不尽な気もするが正直得られるものなんて無い気がするのでこの辺が落とし所だと思う。 

 勝った所で変な要求なんて実際には出来ないし



「良いだろう、我がジジ抜き力を見せてくれる」



 ババ抜きと違いどれがアウトなのか分からないのが少し厄介だが、別に勝つ必要も無いしどーせなら楽しんでやろうかと思う



「みー、お前のカードやたら多くないか?」



「気のせいだよ、ほら」



 何のことはない。邪道技、揃ってるの破棄しない

 を発動しているだけだ



「お、お前……さては揃ってるのに破棄してないな」



「破棄しなきゃ駄目なんてルールは実は明言されていないのです」



 日本ですら揃ったら破棄しなきゃ駄目なんてルールは聞いたこと無い


「お、おかしいだろ!二人なんだから私から取ったら破棄出来るはずだぞ」



「ふ、俺はずっとこうやってせいらさんと遊んでいたいだけなんですよ」



「な、なな、何言ってるんだこのバカ!!」



 さて、この無意味に見える試行でどれがジジか分かって来たぜ。ここらで



「おお!?どうするのかと思ったら一気に捨ててきたよ。この男どういうつもりなの?」



「分かりました。みーさん、さてはジジを調べてましたね」



「にゃんと!?みーくん、やりよるのぅ」



「くっ、そんな事してたのか。私とした事が訳の分からん事と抜かったわ」



ふふふ、ここからが面白くなる所だ



「さて、どうしたものかな」



少し違和感を覚える俺、だがジジは見抜いてるので大丈夫な筈



「くっ…だがここで負ける私ではない。そうだなぁ…いいこと思いついたぜ。 

 どーせなんやかんやとヘタレなお前は勝った所で実際に裸でエプロンとかそんな事は出来ないに違いない。

 なので……どうだ?お前が勝ったらご褒美として今度のヤマト村での祭りの…前夜祭とでもするか、大々的に弾き語りライブをさせてやるってのはどうだ?そりゃもう何十曲でもやるが良いさ。 

 私が皆に言っておいてやるから堂々とやればいい、場所はあの広場で良いだろう。

 拡声魔道具も用意しといてやるからよ、どうだ?嬉しいだろ〜?なんてったって生前でも人前でやった事が無いって言うんだからな〜、夢が叶いまちゅよ〜、み〜ちやぁ〜ん」




 このアマ、なんて事言い出すんだ!?確かに人前でやった事なんて殆どの無いし憧れはするけども、弾き語りでそんな大きいのは無理があるわ




「せいらさん、それがどんだけキツいのか分かってます?確かに憧れはするけど弾き語りでいきなりそんな大規模になんて……未経験者にはキツイわ!絶対シラケるもの、そんなのトラウマになっちゃうわ!!」


 落ち着こう。これは不利になったせいらさんの揺さぶりだ


「いやいやみーくん。何事も挑戦だよ!なんてったってキミはあのライオウを倒した程の人だからね。それくらい大丈夫でしょ?」



 クリスめ、イタズラっぽい顔してここぞとばかりに攻めてくる。イカン、ここはなんとか負けねば



「決定だな、では続行……」



「あ、あれ?……これってもしかして」



 俺はテンションが上がってたのかせいらさんがカードを抜いたと同時に揃ってたカードを全部破棄してたのだ。

 そしてせいらさんが抜いたカードは普通に揃って破棄して残り1枚に…そして俺が抜く番。

 あ、俺負けてました



「ぎゃっはっははは!!馬鹿だ、みー馬鹿だ!!何ドヤ顔してやがんだ、既に負けてんじゃねーかよ。くくくっ……腹痛ぇ」



「あはっあははは!み、みーさん、こんなに笑わせないで下さいよ!最初の茶番はなんだったんですか?」



「ぷぷ……………お腹痛い……」



「み、みーくん……アカンボぅん………」



「お、お前等笑うなよ!!面白くしようとしてた所だったんだよぉぉ」



 ま、まあしかし負けた事により罰ゲーム的なライブは回避出来たので



「いやぁ~、久しぶりにここまで笑わせてもらったぜ。せいらさんをここまで爆笑させるのは凄い事だぜ!って事でご褒美に……やらせてやるよ。生前からの夢、みーらいぶをな」






なんでそうなるんだよ!!?




 結局この日、せいらさんは何言うこともなく普通に当然の如く泊まって行った。

 何ならリリィさんもだけどこのまま住み着いちゃってもいい位に思ってる訳ですが、ここ迄当然のように泊まられると何か突っ込みたい所でしたが湯上がりせいらさんでそんな感情は消え去りました。

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