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19話:次の街

おはようございます。本日は終点のザバナビアに到着いたします。

この列車には19時に乗車したから...着くのは8時くらいか。

あと2時間半くらい。


まず日課の筋トレで30分が消えます。

筋トレをしたらお腹が空きますよね?

お腹が空いたら


まずはご飯ですよ。

レモンソルトチキンですね。さっぱりしてて非常においしいです。

時間はあるのでゆっくり食べます。

ふう。お腹いっぱい。いやーこれでご飯もケンチャナヨー。


現在時刻7時ほど。

あと1時間か。トランプをしよう。

「セナ、神経衰弱をしよう」

「なにそれ」

「見えないように適当にカードを置くだろ?それで、その中のカードから1枚を選ぶだろ?後は同じ数字のカードを見つけだすんだ。外れたらそのターンは終わり。当たったらもう1回同じことをする。簡単だろ?」

「とりあえずやってみる」

俺ってやっぱり語彙力弱いよな......


さあはじまりました。第一回、神経衰弱チャンピオン決定戦!

先攻、ツム選手。後攻、セナ選手。


ツム選手の一手が入りました!カードはハートの8。

次に出てくるのは...?クローバーの7...


さあ次はセナ選手。

出てくるのはスペードの10。

次に出てくるのは...?クローバーの10!


さあ次は何を引くのでしょう...?

引くのはハートの J 。

続いては...?ダイヤの J!


っといった感じで全部引かれた。はい?

運がとてつもなくいいみたいです。

あはははは。

「どうやって全部引いたんだ?」

「......勘?」

ね?ほら。


しかし一瞬で終わったな。

運が大事なゲームはダメだな。何かいいものはないだろうか......

ない!しかたない。ゴロゴロするしかない。不可抗力だ......

ぐてぇ......

「暇だねぇ~」

「そうだねー」

棒読みだねぇ~


あ~~~~~~~~~~

暇だな。円周率でも思い出そう。

3.1415926535897932384626.......これ以上は覚えてないな~


そういえば街に着いてからは馬車なのか~

長そうだなぁ~


素数でも数えよう。

2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47......あとなんだっけなぁ~


ハッ!危ない危ない。正気を失うところだった。

お!あと5分くらいで着くじゃん!やっぱりゴロゴロが正義なんよな


さあ速度も落ちてきたよ~!

「ここがザバナビアか!」

でかい街が見える。雰囲気は横浜だ。現代的な建物ではないけどな。

「長かったねー!」

「ほんとにな」


空気がうまい。すくなくとも車内よりは。

さあホテルじゃホテル。シャワーを浴びたいぞい


駅近ホテル。可もなく不可もないホテル。

シャワー気持ちええー!

シャンプーがまったく泡立たない!なんてこった!


ふう。スッキリ。さあ観光でもしようかな。

1人で観光するっていうのもいいもんですよ?


お先に馬車の行き先を見ておきましょう。

ゲッ!80km先の隣町まで8時間かかるのかよ!

しかたない。魔力消費が大きいがウィンドバーストで移動した方がよさそうだ。


海が見える!見てみよう。

うーん......ゴミがいっぱい浮いてる......10点満点中2点!


街並みはけっこう好きですよ。

昔のアメリカみたい。

日本で身近なのは......ディ○ニーシーのケープコッドみたいな雰囲気。


近くにあったレストランに入ってみました。

売っていたのはブリトーのようなもの。

味はタコスのような感じだからたぶんブリトー。


潮風が気持ちいいね。海鳥も鳴いてますよと。

海っていいよな。なぜか落ちつく気持ちになれる。


あの後も観光してみたが特に何もなく...ホテルに戻ってきた。

もうお昼なことには変わりないが......何をしようか。


そうだ!思い出した。上級の氷魔術を習得しよう!

と、いうことでね。空き地にやってきました。

魔術の名前は『アイシクルフリーズ』。

周囲を凍らせます。

詠唱は......はいはい。

「じゃあやってみようか」

「うん」

「一応火魔術を出しておいて。氷漬けになったら困るから」

「はーい」

よし!やるか


「......凍てつく空気よ、我が氷界となれ。世界は凍り、美しき輝きを帯び、清涼なる寒さを思い知らせん!―アイシクルフリーズ!」

さっむ!真冬の服を貫通してくるタイプの寒さ。

周囲は凍っているが...氷の厚さは薄いな。

もちろん短縮詠唱はできたよ!

じゃあ次は......


「セナ、やってみて」

「はいはーい!じゃあいくよ?」

「ああ」

やっちゃってくだせー!セナパイセン!


「凍てつく空気よ、我が氷界となれ。世界は凍り、美しき輝きを帯び、清涼なる寒さを思い知らせん!―アイシクルフリーズ!」

あっ......動けない...凍っちゃった...

「―ファイヤーボール」

ふう。危ない危ない。


いやー危うく氷漬けに......

またかよ!今度は無詠唱に挑戦してたんだよな。きっと。

「―ファイヤーボール」

ふう。危ない危ない。

いやー危うく氷漬けになるところでした。


今度は威力の調整。俺は実験体です。悲しいなぁ...

俺以外を凍らせるという実験。

「おー!できてるんじゃない?」

「やった!できた!」

すごいなー。俺もやってみようかな。

やったところで威力が低いから意味ないか...泣


ひー疲れた疲れた。

だいたい15時くらいかな?

魔術の自主練でもしてみようかな。


氷ってけっこう硬いから...弾丸とか作ってみようかな。

こう水を出して......凍らせる感じで......

あれ?俺、水出すのに詠唱したっけ?え?

まあいいや。凍らせてからとんがらせて......

回転させて...射出。推進力がもっと必要だな。

...?俺、水を無詠唱で出した?あれ?やった!


火薬のような爆発的な推進力を得るには...

ウォータービームを後ろから当てたらいいんじゃないか?

ついでに回転力もウォータービームで......


まずは空中に弾丸を出して......

ウォータービームで回転させる。

十分になったら圧縮したウォータービームで一気に射出。

できた!あれ?ウォータービームも無詠唱で?やった!


そしてそれを高速で連射できる練習をしてみる。

ガトリングのような配置にしてみる。

一番下で回転をかける。そして上で発射。

これを高速でやればいいのさ。


そして弾頭が大きすぎたら空気抵抗で威力が落ちる。

だから7.62mmくらいにする。

後は撃つだけさ。毎秒50発くらいかな?


木々が倒れていく!気分爽快わっはっはー

あ、環境破壊って思うじゃん?ちゃんとヒーリングで治したから許して。

さあ帰ろう。その後他の魔術も無詠唱でできないか試したけどダメだった。

明日はウィンドバーストで高速移動して帰ろう。


------


一方その頃、世界のどこかで...?

「見える!見えます!ああ!未来が見える...!ふふふ......運命は私に傾く!」

見るからに怪しいやつはそう叫んでいた。

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