15話:旅の続き
さあ明日から旅の再開だ。この街ともお別れか、寂しくなるな。
この街にきてからもうすぐ6ヶ月になるぞ!もはや住んでるだろ!
さあ印象的な場所を巡っていくぞ!
まずは迷宮。玄武岩質が特徴的だな。この街にきて1週間で行った。
カエルのベロリンチョがちょっとトラウマかもしれないな!
さあここはレストラン・アーリオ・カルツォーナ。成人の時に行った場所だ!
ピザのようなパンの料理がおいしかったな!
あとは思い出の杖をもらったな。これからも愛用してやろう!
さあここは杖のテストをした場所だ。まだクレーターがあるぞ!
そして上級雷魔術を開発した思い出の場所でもある!
あとセナが無詠唱でサンダーボルトを撃った場所だな!
さあここはアルステダム遺跡。世界有数の遺跡だぞ!
ここには深い歴史があったな!あと財布を盗まれたぞ!
セナが初めて無詠唱を達成した場所でもあるな!
さあここはレストラン・マックド・ナーナルド。
おいしいバーガーが食べられる場所だな!
いつか全国展開しそうな名前だな!
ここのコアクラビルシュというお酒がおいしかったんだよな!
最後に!ここはサーブアウェイ。
とてもおいしいサンドイッチが食べられる場所だな!
ここも全国展開しそうな名前だ。
パンがトーストしてあっておいしいんだよな!
っとまあ一通り周ったかな。
正直もうここらへんのレストランは一通り食べ尽くした。
どれもベターな味だったがな。
しっかし...もうちょっと思い出とかないものだろうか...
そういえば最近、温泉ができたらしい。
近くにな。最後に温泉旅行というのもいいだろう。
「なあセナ、近くに温泉が最近できたらしいんだ。最後に行ってみないか?」
「んー......まあいいよ?」
ほな行きますか...
着いた。
「お!ここか~」
なんというかアラビアンな建物がたくさんある。
「いっぱい建物あるね~」
俺の想像していた温泉街ではない。有馬温泉みたいなの想像してたのに...
しかし小川があるというのは同じだな。
小川から湯気が出ているということは足湯ができるということだな!
「ここが宿か。いい雰囲気するな~」
「ちょっと高そうだけどね」
「とりあえず寒いし入るか」
最近結構気温が下がってきた。ここが北の方ということもあって寒い。
「そうだね...」
中は思ったより綺麗だった。ビジネスホテルみたいな感じだ。
「いらっしゃいませ。宿泊されますか?」
「はい!2名でお願いします」
「お部屋はご一緒でよろしいでしょうか」
「はい」
なんかおしゃれだな。こういうホテル初めて泊まるかもな
「うわ!すっげー」
料金は1泊1000ディグ。この世界は比較的物価が安いかもな
「わー!ベッド大きい!」
クイーンはありそうなサイズだ。1つしかない。
パーソナルスペースをどうするか討論することになりそうだ。
「ていうかもう日が暮れているな。温泉入ってみるか」
「そうだね!」
「ここが入る場所か...」
あれ?のれんが1つしかないですよ?
「混浴...」
マジかよ...まあ昔の日本もそうだったらしいけどな...
そうは言っても嫌だな...
「せっかく来たし入るしかないか...」
「え...でも......」
チラッと売店を見たら体を隠す湯帷子があった。マストバイかな。
2着買った。俺もおっさんに体見られるの嫌だからな。
「これでいいかな」
「まあ...いいかな」
シャワーは男女で別れてるらしい。全部別れてください。
脱衣所は仕切りがあった。服屋の試着室みたいに。
「ふう。これでいいか」
ちなみに永遠に椅子に座ってるおっさんがいた。ちょっと怖い。
「シャワーか。じゃあ洗ってくるな」
「私も!」
しかし浴槽があるのは久しぶりだな。たまにはゆっくり浸かってもいいよな。
「まだこないし先に浸かっておくか...」
ちなみに温泉に浸かっている過半数の人が湯帷子を着用していた。
あたりまえだな。プライバシーだからな。
「ごめんちょっと長引いちゃった」
「大丈夫だよ。いやー体が温まるな」
染み渡る。疲れがとれるな。
「わー!あったかい!」
「あんまり湯船に髪を浸けないほうがいいよ。髪の毛が傷んじゃうからな」
昔なんかで読んだ。髪の毛が傷むとか書いてあった気がする。
「そうなんだ!結ぶからちょっと待って!」
h○t limitのポーズみたいだな。夏は過ぎ去ったよ...
とか思ってたら目の前のおっさんガン見。えぐいって
「いやー温泉っていいな」
「そうだね...眠くなってくるね」
ちなみにバチバチ露天風呂。首から下あったかいのに顔めっちゃカチコチ
「限界って思ってから10秒待って出ると体が芯まであたたまるぞ」
「わかった。」
夏だったらこれにコールドシャワーだが...今は秋だ。あたたかいままがいいのさ
「.....もう出る。」
お?限界かーじゃあ俺も
「...俺も出ようかな」
着替えはパパっとした。あんまり長引くと冷えるからな。
「よーし。出るか」
「うん!そろそろご飯食べたいなー?」
そうか。飯か。いいな。食べるか。
「じゃああそこに行ってみよう」
レストラン・オンセン・ゴハン
米だ。めずらしい。
「おいしそう!」
米か...何年ぶりだ?
「よーし何食べようかなー?」
「私これにする!」
どんぶりみたいだな。牛丼の肉が味付けされてるみたいな感じだな。
「俺もそれにしようかな」
「すみませーん!これ2つお願いします」
「ステーキライスがお2つですね。以上でしょうか?」
「はい」
楽しみだな。米。
「お待たせしましたステーキライスでございます。」
「おー。おいしそうだな」
「わー!お米初めて食べるかも!」
見た感じ米は横長だ。タイ米とかかな
「うまいな。」
うん。見た目はタイ米だけど食感はジャポニカ米だな。
うまい。涙が出てきそうだ。懐かしい。
「こんな感じの味なんだ!お米って」
「そうだよ。けっこうおいしいだろ?」
「う...うん。まあおいしいよ」
微妙な反応だな。まあ普段食べないんだったらそんなもんだろう
「でも味ついてるからおいしいよ」
「それはよかった」
ちなみに俺はパンより米派だ。この世界だと少数派だと思う。
正直毎日このご飯が出るなら住みたいところだが家にも帰りたい。
「俺、お米好きなんだ。お土産に米買ってもいいか?」
「いいよ。好きなら買ったほうがいいよ」
500g分だ。十分だろう。
ふう。お風呂に浸かったし食べた。あとは寝るだけ...
「もう寝よう。明日早いしな」
「わかった」
明日はこの街とお別れだ。逆に寂しくなるかもな。




