11話:冒険者
こんにちは。現在私がいるのは冒険者ギルドです。何か依頼がないか探していると興味深いものが
なんと隣町までの護衛です。運賃は支払ってくれるそう。
報酬200ディグ。お金持ちなんでしょう。
依頼主は...ゼルディア・レイヴン。
そういえば附属学校時代にガリオン・レイヴンという人がいましたね。
確か貴族だった気がします。なるほど。
名前を出したらもうすこし連れていってくれるかもしれません
「こんにちは...ギルドから来ました......」
でかい家だ。使用人がお出迎え。
「少々お待ちください。まもなくご主人様が参ります」
品があるねえ。
「あなたが護衛の...?すこし幼く見えるけど......」
誰がちびだ!
「申し訳ないんですがガリオン・レイヴンという人をご存知でしょうか...」
「!...私の孫です。あっちで事故があったそうなので一応会っておこうと...」
「同級生です。」
「にしてはすこしばかり幼く見えてしまいますが...」
「僕は4歳の時に入学しましたから」
「ほう...」
「本来なら隣町までの予定でしたが...仕方ありません。3駅先までにしましょう。」
「ありがとうございます!」
これは激アツ。
駅に移動。そういえば今まで隠していた魔術があるんだ。
4歳くらいの時、筋トレ+魔術のトレーニングをしていただろう?
その時習得したものなんだが、名前は「アースガード」
研究の結果、雷魔術の電流をガードすることが判明した。
元の世界にアース線ってあっただろう?
あれは漏電とかした時に地面に電気を流して安全にするためなんだ。
使ったことないけど。
もしかしたら雷魔術で攻撃されるかもしれない。そのために特訓したら...
発生速度がトップクラスになった。
属性は土魔術だ。
「短かったが、お別れだな」
いつか思い出の街になるだろう。
契約は3200km先の駅まで。列車は平均時速82km/hだから...いろいろ含めて41時間か...
乗る列車はすこしお高いタイプ。俺らの客室はもちろん3等車だ
日中は俺らが護衛して、夜は専属の人が護衛するらしい。
ご飯もいただけるらしい。ありがたすぎる
さあ護衛開始。護衛している間は1等車にお邪魔させていただく。
「おお...なんだこれ」
「すごーい!...」
あっちの世界で言うタイ○ニックの1等客室だ。
サイゼ○ヤと比べ物にならない絵画が並んでいる。
しかし俺らは通路で見張り。
でも通路でもこの豪華さか......
さあ3時間経過。
何事もなくこのまま大丈夫だろう。え?フラグ?
「おいそこのお前、そこの部屋に入らせろ」
「それはできかねます。」
「仕事なんだ。はやく通せ」
「しかし......」
どうしたものか
「あっ大丈夫~?」
セナが来た。トラブルに巻き込みたくないな。
「この女がどうなってもか?」
言ったそばから...凶器のような物も持っている。
どうしようか。エレクトリックを撃てばセナにも当たる。
んー......そうだな。1つ案がある。一か八かやるしかない。
「セナ!動くなよ!」
「おいおい。やるのか?」
「風よ、我の力となれ。強き発破を放たん!―ディレイウィンドバースト!」
「ウィンドバーストでどうするっていうんだ?笑」
2発撃つ。1つはセナの首らへんの手に...もう1つはあいつの体に...そしてその隙に...
「アースガード!」
ディレイウィンドバーストとアースガード、2つの魔術が同時に出る。
ディレイウィンドバーストとはウィンドバーストの遅延型だ。
アースガードがセナとあいつの間にできる。
「雷神よ、力を!―エレクトリック!」
と、コンボ技だ。相手は気絶。セナは...大丈夫そうだな。
「大丈夫ですか?」
専属の人が来た。
「部屋に入らせろ...とおっしゃっていた方なのですが...」
「これは...この辺りで有名な誘拐犯です...」
誘拐!?omgやばすぎるよ
「次の駅で警察に引き渡しをしましょう。懸賞金がかけられていますよ」
金!金!金!
「いくらくらいですか?」
「たしか...4500ディグ程です」
ほう...大体6万円後半...
「俺はいくらほどもらえますか...?」
「3700ディグ程でどうでしょうか」
「ありがとうございます」
うっひょー!5万円くらい!
その後は特に何もなく、夜になった。
「今日、危なかったな。」
「うん...ありがと」
あくまで当然のことをしたつもりだが...
「大丈夫だったか?けがとか」
「大丈夫。ツムのおかげで」
眠いな。やっぱり魔術を使うと眠くなる。
「そろそろ寝ようか」
「...うん」
しかしこの生活にも嫌でも慣れてきたな。
翌朝。早朝。いつも通りの筋トレ。
そして朝6時ほど。朝食。
しかしお金がない!専属さんにもらいました。誘拐犯とっ捕まえたからね
所持金200ディグ。1つ82ディグの定食を2つ頼みました。
残金36ディグ。
さあ業務開始。列車に乗ってから17時間くらいか。長すぎるよ!
そうこうしているうちに次の駅に到着。犯人さんバイバイ!
臨時収入がっぽがっぽ。おっほ
ギャンブルで当てた時はこんな感じなのだろうか
お金を何に使おうか考えていたら昼になっていた。
昼飯。ていうか全然発車しないね。
朝食べたのと同じ値段の定食を食べます。
朝は鳥とレモン系でさっぱりだったのに対し、昼は豚とソースの体力が出るメニューだ。
さあ食った食ったって...運休?
どうやら大雨があって土砂崩れで運休らしい。トンネルも崩落してるとか。
ええ...しかもここからは山が険しくて馬車じゃ通れない道が何か所もあるらしい。
迂回するにもトンネルを掘らなければいけない。
どうすんだこれ。でも幸いお金はある。ここに滞在しよう。
あの人たちとは一旦お別れ。感謝していますよ。
とりあえず宿を探しておきます。
どうやら昨日土砂崩れが起きたらしい。なんでなんだよ!
とりあえずそこそこの宿を。最低でも1ヶ月復旧にかかるらしいので1ヶ月契約。
見た目で割引してくれました。ちびだから?
3000ディグで1ヶ月。お得ですね。ありがとう!
さあ500ディグで何をしましょう。早速金欠。
とりあえず冒険者ギルド。もはやテンプレ
迷宮...行ってみたい!夢です!
しかしある程度装備を整えてからの方がいいな。
じゃあ1週間後、迷宮に行こう。




