480話 ルシファー戦終
天使たちは風間と荒野に襲いかかった
2人はすぐに対応して、能力を使用しながら戦闘をしている
「…俺には来ないのか」
天使たちは俺を無視していた。なぜ、無視しているのかは知らないがルシファーの相手は俺になるようだ
「お前の相手は俺だ」
「…あんまり、悪魔と戦闘をしたくないんだけどな。青の戦闘で消費しているし」
完全復活ってわけじゃねえんだけどよ。マジでふざけるな
「ベルフェゴールを倒したのはお前だろ。驚いたものだ。人間が悪魔を倒すことなんぞここ数百年はなかった」
「30年の間違いだろ」
「グラーシャの奴の話か。確かに間違ってはない」
こいつは何を企んでいる?
「お前を殺しておけば後は楽だ。原初はまだ俺を含めて4人残っているからな」
5人も来たのかよ!?多いなおい。半数も来るならまだ残りの半数はどこにいる?能力組合に襲撃している可能性も大いにあるな
「んなことを言ってる場合じゃないか」
近接戦になってしまったが俺はここで能力を使用して『智慧』のサポート権能、『憤怒』の破壊エネルギーを使用しながらルシファーに攻防になる戦闘を有利に進める
だが、こいつは剣技でもトップクラスで青よりやばい剣技をしている
能力を使用しても奴が有利だった
能力を使用しても不利になるのは正直最悪だな。破壊エネルギーだって相殺される
こんなに厄介だとは思わなかったが確実に葬る策は俺にはない
かろうじてゼルファを倒した時と同じ策なら行けるかもしれないがここは『亜空間領域』、ここで倒しても倒したことが無くなる
そういや、あいつ、どこにいるんだ?俺と風間と一緒に連れて行かれたが…多分、様子見か。
能力上、悪魔を葬る方法を見つけるには良い能力だし、多分そうだろう
確証はないけど
「よそ見をしている場合か?」
「!」
あぶねー横腹斬られるところだった…!喰らっていたら胴体真っ二つになりかけた…あぶねー
「マジで今のはやばかったなおい!天竜流ー天竜八閃」
「意味なし。サザン・クロス」
俺の技を相殺だけではなく、刀に衝撃が走る
「くっ…」
重い攻撃だ。悪魔のくせにここまで強いとは…
「神聖解放」
神霊エネルギーを解放する
纏い、エネルギーを凝縮する
「それが神聖解放か…」
「天竜流ー天竜一閃」
「デス・クロス」
また相殺されてしまう
やはり、滅ぼすなら一撃必殺か
白の世界を使いたいが途中に誰か乱入されてしまったら面倒なことになるからな。正直、使いずらい、この状況じゃ…ん?
荒野たちが来た
「もう、倒したのか?」
「ああ、倒してきた」
「天使だからやばいと思ったけどそこまで強くなかったよ。期待外れさ」
そんなに強くなかったとは…いや、この2人、かなりの実力者だし、こいつら基準は信用したら駄目だな。
「そうかよ…んで、荒野。時間稼ぎできる?」
「ん?倒す方法あるのかい?」
「一度っきりだけどな。でもまあ、"あいつ"いるから大丈夫さ」
「…さっきから感じる目線はあいつなんだね〜」
「なら、問題なしか」
俺たちはルシファーを見る
「俺を滅ぼすなんぞできると思うなよ」
「問題ないさ」
風間と荒野は前に出て攻撃していく
風間は短剣二刀流、荒野は剣で攻撃し、2人とも力を解放していく
風間に関しては首から下は悪魔のような形になっているし、荒野に関しては見たことがない能力を使用し始めた
これなら使える
俺は待つだけ
確実に滅ぼすなら出力最大にしないといけない
だが、完全に体力が回復したわけじゃねえし、連発はできるとはいえ、こいつは青以上に強い
出力最大でやっても倒せないかもしれないという不安はあるから時間かけて限界超えの出力にする
時間稼ぎを頼んで15分経過したと思う
2人はルシファーと互角にやり合っていたが少し疲れているように見える
そろそろ時間稼ぎの役割を終わらせたいがルシファーがどうにも隙を見せず、俺に攻撃してくるからタイミングが掴めない
「仕方ない。」
あいつに頼むか
俺は指で指示するといきなり漆黒の矢がルシファーに飛んできた
「!何?」
矢を破壊するルシファーであったが今まで見せてこなかった隙が見えた!
「オーバー・エネルギー…『白の世界』」
白の世界に送る
「それが奴を倒した力か」
当たり前のように抗うとは…!
「マジかよ。これでもか…!」
俺の力を抗ってくるとか本当に悪魔は厄介だなおい!
「僕たちもいるからね〜」
「抵抗するなら俺たちに抵抗しな」
風間と荒野は攻撃していき、ルシファーの抵抗の邪魔をしてくれるがさっきよりも抵抗力が上がっている
これがルシファーか…とんでもねえなおい
「……『白の浄化』」
ルシファーの体がどんどん白色に染まる。
体全部に白が染まると完全に浄化される。『白の世界』は能力による力だがどう対抗する?
お前は神聖属性の技が通じないらしいが浄化作用のある世界なら、青のように白くなるはずだ
「愉快だが、意味なー!?」
「邪皇貫き」
風間の高威力の斬撃はルシファーの両腕を切断した
「天井無我」
荒野の千の斬撃…おい、どんな技だよそれ!?
ルシファーは回避していくも俺の技に抵抗ーえ?
ルシファーは一瞬で白に侵食されて全身が固まる
「逃げやがったなお前!!!」
『亜空間領域』が崩壊して元の場所に戻る
その場にすでにルシファーは笑って俺たちに向けて放ってきた
「暗黒滅亡栄華崩壊弾」
ブラックホールに近い不気味な球を幾つも放ち、俺らは吹っ飛んだ
クソ痛い…!
「抵抗虚しく終わるのは俺ではなく、お前らのようだな。滅ぼしてー」
ドスっと音が鳴る
ルシファーは吐血した
「……は?」
ルシファーの腹からは剣が見えた
「滅ぼされるのはお前だ」
"和音"はそう言った
「貴様…」
ようやくか…
「お前ならできるだろ和音」
和音はニヤリと笑ってー
「『浄化の世界』」
2人は消えた
「…手柄奪われたな…」
あとはよろしく
______
ルシファーが連れてかれたのは神聖力の強い世界
その世界全てが神聖力の塊であり、悪魔の肉体と精神に支障が出るほどの厄災であった
「…(あの男の白の世界に似ている…なるほど、コピー能力か)」
天野の覚醒能力によるコピーによって白の世界より強力な世界を構築することができた
天野は笑う
「ようこそ、俺の世界へ」
ルシファーは手を見ると浄化作用が少し発生していた
しかし、ルシファーは神聖攻撃耐性が高いため、浄化されるのは遅い
神聖魔法の耐性のあるベルフェゴールだったら一瞬で浄化されてしまっていただろう
悪魔の天敵のような力を前に余裕な表情を見せる
「お前の力は確かに強い。俺でも影響を及ぼしているからな」
賛美を贈る
「だが、抵抗なしならの話だ」
全力で抵抗始める
天野は少し眉を顰めるも構築した世界の力を強めていく
「そうか…残念だな」
「?」
その時、強制的に肉体が滅んだ
「何!?」
「これで終わりだ!」
浄化の世界
天野が編み出した現最強の構築世界
それは悪魔の持つ肉体を強制的に滅ぼす
それによってブレイズという存在を滅ぼすことに成功した
天野の力は最上位の悪魔でさえ、危険視するほどに強化された
「さようならだ」
「……甘く見過ぎだか」
ルシファーは消えた
しかし、天野は顔を顰めている
「…逃げたか」
確実に消滅したわけもなく、消えてしまった
逃げられてしまったがすぐに地上に戻ってくることはないだろう
天野はため息して解除する
不機嫌な顔をして元の場所に戻るのだった
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ブレイズの戦闘はこれにて終了!
少しでも面白いと思っていただけたら、評価(☆☆☆☆☆)やブックマークをしてもらえると励みになります。
感想も大歓迎です! いただいた声が今後の創作の力になります。
次回も楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願いします!




