481話 久我桜VSオパール
大阪校にて
綾小路と堂馬は走っていた
学園が原初によって襲撃されている中、2人は低いランクの生徒たちの避難をさせるために行動しているが厄介なことになってしまった
緑が2人の前に現れる
「逃げるのはここまで」
2人を蹴り飛ばしていく
「逃げ道は確保せないよ」
2人が逃げようとしていた道の前に現れて獲物を見る狩人の目をしていた
2人は覚悟を決めて構えると別の場所で爆発した
2人は大きな音にびくっと反応する
「ん?」
「なんや?」
2人は振り向くと1人の教師が吹っ飛んできた
神崎蒼。大阪校のSSクラスの担任
神崎が吹っ飛んできて離れる
舌打ちする
(原初の力は予想以上に強い…!)
金が現れた
金に対峙していた神崎であったが予想以上に苦戦をしていた。
金の力が謎であり、火力不足でダメージを与えることができない
(まだ本気じゃないけどちょっとやばいかな)
冷や汗をかいているも手で拭く
「まだまだゲームは始まったばかりだよ」
ニヤリと笑いながら神崎を殴り飛ばす
「地獄をね」
緑はそう呟いて堂馬と綾小路を襲う
2人は避けながら緑の弱点を見つけ出すために時間稼ぎをしていく
長期戦を覚悟し、能力を使用しながら探っていると
また爆発音が聞こえ、ビクッと大きな音に驚く。
後ろを見ると久我桜が現れる
「サボりたいな〜マジで面倒な仕事ばっかだ」
銀色の髪の美女が現れる
「生徒会長久我桜。殺しに来たわ」
「それはどうも、暴力的な誘いは断りたいね」
銀は誰かを掴んでいた。我妻と井之上勇太郎を投げる
「女性の誘いを断るのは悲しいわね。なんとも残念な子」
指を鳴らすと
ブラックホールを発動させた
「マジ?」
すぐにその場にいる全員が反重力魔法を発動させる。ブラックホールをいくつも出して余裕な表情を見せる銀の姿はまさに悪魔そのもの。
恐怖の対象だった
ブラックホールを消して久我に殴り込む
腹に拳を叩き込む勢いで動くも久我は能力を発動し、別の惑星に送る
「…好き勝手にしているね」
ブラックホールを出して惑星を滅ぼす
「人工惑星なら簡単に滅ぼせる」
転移して元の場所に戻る
「どうなってんのさ。原初というのは…」
「驚くことじゃないよ」
その言葉を聞いて顔を顰める
(人工惑星破壊されたら普通に元の場所に戻るんだけど…今、転移して戻ってこなかった?)
真空状態から戻ってきたことにこいつ人間か?と疑いたくなる
「僕の能力軽々と解除してくるし、気分に乗らないね」
指を鳴らすと刀が現れて持つ
「僕の能力とは相性悪いみたい。でも、それじゃ止まらないよ」
銀はニヤリと笑う
「それこそ、楽しみの視野は広がる」
左手で印を結ぶ
「?」
「発動」
背後からドラゴンが現れる
「自慢かな?かっこいいドラゴンの自慢なんて可愛いね」
「それは男心の話でしょう?別に自慢するために呼び出したわけじゃないわ」
ドラゴンはバラバラになる
「ん?」
ドラゴンは叫んで銀に合体すると竜の鎧みたいな純白の鎧ーではなく、ドレスだった
気配は膨れ上がり、先程とは一段違う
軽く足を踏んで謎の神聖なる紋章が銀を軸に広がる
「一曲の時間で終わらせるわ」
「僕のこと甘く見過ぎ」
走ってお互い攻撃を始める。拳相手に久我は本気を出さずに互角にやり合っていく。
「六門氷雪」
銀の四肢を抉り、肉と骨が見えるほどの容赦ない攻撃をする
すぐに再生されて肉も骨も見えず、白い肌色が見える
「簡単に再生する業界の闇が怖いね〜」
「容赦無いのはどちらも同じでしょう?」
「うわ〜否定できないね〜」
ヘラヘラと笑っている久我の態度に少し青筋が浮き出る
「楽しくね」
高く空を飛んで久我は構える
「1分経過」
ニヤリと笑って超音速を超え、銀に強力な一撃を叩き込む
避けて拳で殴ってくるも対応し、互角の戦闘になる
中、2分経過した頃、銀は再びブラックホールを発動、さらにほぼ同時にドラゴンの鱗を拳に出現させて殴るという荒技で久我を殴り飛ばした
吐血して膝をつく
ブラックホールを消して最後の一撃を叩き込もうとしている
久我はニヤリと笑って
「4分経過」
と呟く
その瞬間
ドレスが元の服に変わる
「何!?」
動きが止まる
「曲はそろそろ終わるよ」
斬撃
刹那
左半身を斬られて後ろに倒れる
「馬鹿な…!」
「もう終わりかい?一曲の終わる時間で終わって良かったよ」
久我は笑った
久我桜の能力は『創造神』と『能力反転』
自身の能力たる『創造神』を反転させ、破壊の権能の一つたる『対象を破壊する』
その対象を能力にし、一時的に使用できない程度の破壊をしたことによって強制的に解除させた。
完全に破壊しなかったことが彼の甘いところであったが十分に効果はあった
大きな隙を狙い、わずか、銀の宣言から4分で決着ついた
「僥倖。実にいい」
原初を相手に能力で勝つという、海野と天野に次ぎ、久我は偉業を達成した
久我は最初から、この一曲の時間だけを狙っていた。
銀の肉体の崩壊が始まる
「……無念…」
崩壊していく中、銀は様々な記憶を思い出す
走馬灯を見て笑い
消滅した
「……」
無言で銀の消滅を見届けた久我は目を瞑って横を見て一歩前へ踏み出す
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