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〜オークって・・食べれるよね?・・よね?〜


『ちょ・・・ちょっとまってくれ!・・・・』


オークより念話が来た・・・オークって念話できんの?

「なんだ?・・・・武装してるんだし、殺る気なのかと思ったけど?」

『我々はこの森に侵入してきている人間の討伐に動いている・・・森の仲間とは争う気はない』


俺の返答に対しそんな事を言いながらオークの列の後ろから周りのオークとは少し雰囲気が違う一匹の雌オークが出てきた。


「なんだ?アンタは?」

『我は、ブニ・ベ・ビ・ボア族の司祭をしている者だ。話を聞いてくれないか?』


「随分言いづらい名前だね・・俺はニック・・・人間だけど、ソードヘッド側の者だよ」

『!・・・ソードヘッドだと!・・・・・・・なぜ此のような場所へ?・・・・ソードヘッドはもっと南西に居るはずでは?』


「ああ・・ここまで、遊びにきたんだよ・・ただのピクニックさ」

『・・・・そうか・・・』


「それで?・・侵入した人間が何かやらかしたの?」

『ソードヘッドであれば、知っているか判らぬだろうが、少し前の事だ・・世界を分かつ光の柱が立った・・・ソレに伴い・・その調査ということでどうも北の人間どもが調査に来ているのだが、森で好き放題するので追払うため各部族の精鋭を招集して事にあたっている。』


「あー・・・そーなんだ・・・」

(ニックよ・・・その光とは・・・・其の方の・・・)

(え?・・王次郎の王次郎砲じゃない?)


(いや・・規模的に見て・・其の方の光の柱の方が・・・こう・・インパクトが有った気がするがのう)

(いやいや・・・あんなの一瞬じゃん・・王次郎砲のが被害デカかったじゃん・・・デカかったよね?)


(んー・・・どうじゃろう・・局所的に見れば其の方の破壊は・・現在も継続中じゃしのう・・なんと答えればよいやら・・)

(まぁ・・いいさ・・王次郎砲ってことにしよ・・な?)


(・・・其の方がそれで良いならいいが・・・)

(そういうことで・・・)


『やはり、知らぬか・・・』

『まぁ良い・・・我らとて、ソードヘッドには関わりたくない・・・お前らは・・あまり好戦的ではないしな・・』


「そうだね・・じゃぁこの場はお開きってことで・・・帰ってもらっていいですか?」

『・・そうもいかん・・・この場は我らボア族の管轄だ・・去るのであればそちらが先ではないか?』


「ん?・・俺等ピクニック終わったら帰るよ?」

『そうもいかん・・・・先程、不審な巨大な影がこの辺に降りたというものが居てな・・来てみたところだ・・・・・・何か見ていないか?』


(ニックよ!・・王次郎様が見られておったのではないか?)

(あー・・そうだね・・・あんだけ大きけりゃ・・見られるわな・・・)


「みてないよ?結構前からここに居るけど?・・・・見てたらこんなとこに居ないだろ?」

『そうか・・・ふむ・・・・』


「それよりさ?・・聞きたいんだけど・・その北の人間ってどんな奴等なの?」

『ふむ・・通常は冒険者と呼ばれる連中だ・・中には盗賊まがいの者も混じっているようだが・・』


「へー・・・・だってさ・・ニルス」

「ん?そこで俺に振る?・・・」


「だって・・まともに人間の事知ってんのこの中じゃお前だろ?」

「いや・・そうだが・・・・死んでからの事なんざ俺はわからねーよ?」


「そりゃそーだ・・」

「それに、俺も冒険者だったんだ・・大体は想像がつく・・恐らくギルドの依頼で冒険者が駆り出されているんだろう。」


「なんでギルドがそんな依頼すんだ?」

「ギルドも領主からの依頼なんだと思う・・ニック・・お前がその光の柱とかの原因なんだろ?」


(ちょ!・・大きい声で言うなよ・・・念話なんだから聞かれるとまずいだろ・・)

(しかし、盗賊まがいっていわれるとなー・・俺もどうかと思うんだ・・恐らくグレートウォールの領主が民衆の不安を取り除く為に出した依頼だと思う・・ってことは、優先順位というか重要事項なんだよ・・そうなると、腕に自信のあるやつや、おこぼれに肖りタイヤルタモ参加するだろう・・つまり統率が取りづらいんだ。)


(えー・・つまり無法状態なの?)

(一言で言うとそうなるな・・ギルドの依頼とは名ばかりの領主のお墨付きだからな・・野党みたいな連中もここぞとばかりに参加するはずだ・・そうなると森に住んでいる者や動物にも乱獲の危機が訪れる)


(そうか・・じゃぁ・・なんとかしないとな?・・・これ以上俺達の食料が奪われるのは・・・)

(そういうことじゃねーんだよ・・・下手するとこの森を端から切り倒し始める輩も出ているはずだ・・)


(えー・・めんどいな・・なんでそんなことが起きるんだよ?)

(一定の危機があるから森にてを出さないんだ・・冒険者やならず者が森の危機を遠ざければ、当然領土を拡大するために森付近の金に目の眩んだやつは森そのものにてを出すだろう・・・)


(なるほど・・つまり人間が害なわけだね?)

(・・・人間のお前がいうことじゃねーだろ・・おれも他人事じゃねーが・・)


(ふー・・じゃぁさ?・・・一掃のこと俺等で冒険者とやら・・ならず者もそうだが・・とっちめるか?)

(・・・・そう簡単にいくかなぁー?)


(んー・・どーだろ・・・)


『おい・・そこで何を話している・・・つまりだな、人間どもと交戦するための部隊なんだ・・だからお前らで消耗したくないんだ・・速やかに引いてはくれないか?』


「別に引くのもいいけど・・その人間だっけ?・・・を倒すとか駆除とかに協力してもいいよ?」

『はっw・・お前みたいなガキがそんなこと決めれるのか?・・・・この中じゃ・・お前・・お前がリーダーだろ?』


「えっ?・・・・俺か?・・・・・・ニック・・俺なんかリーダーに成ってんだが・・どーなってんだ?」

「?・・・見た目じゃない?・・・俺ガキだしさっwな!リーダー!」


「ちょ!・・お前!・・俺に面倒なとこ押し付けようとしてないか?」

「えー・・だって・・このままだとこいつら俺・・殺っちまいそうなんだもん・・・腹減るじゃん?ちょうどいいじゃん?ムカつくじゃん?・・・って三段論法でさ・・・」


「全然論法になってねーが・・・・・」

「いいんだよ・・お前がリーダーってことにして・・・俺が後ろでニヤニヤする役だ!」


「ちょ!うぉい!・・・そりゃねーだろ!」

「いいじゃん、いいじゃん!お前だって盗賊のお頭みたいなことしてたんだろ?」


「いや・・そうだが・・ってか・・俺の記憶みたな?」

「まぁね・・・・まぁ裏はとっとかないとな・・」


「っち・・やっぱり食えねーやつだな・・お前は・・・」


『ソレで、どなんだ?引いてくれないか?』

「・・・どうする?ニック・・・」

「協力って体で・・・・」


「おい!オーク共!・・・俺らがその人間を排除してやるよ・・・いいだろ?」

『なに!・・・・お前らソードヘッドはそんなに好戦的だったか?・・・・巣の周りで狩りをするだけだろ?』


「そんなこたねーよ・・・最近色々有ってね・・・好戦的なんだよ。」

『そうか・・では・・そちらの部隊はどれほど居るのだ?・・・・まさか・・・そこに居る者だけか?』


「ああ・・ここに居るものだけでやる。」

『ほう・・そうか・・・しかし・・雌と子供しか居ないが?まともに戦えるのはお前だけだろ?』


「・・・そいつはどうかな?・・・・・」

『・・・・わかった・・では、一つ腕試しといこうか・・・』


「だとさ?ニック・・どうする?」

「いいんじゃね?・・・取り敢えず、身体動かしてなれてもらいたかったしさ?」

「そうか・・・」


「オークよ・・腕試し・・受けて立とう!」


こうして、オークと腕試しが行われることになった。

一対一形式で、其のへんの木の棒を持ち、参ったと言うか気を失うまでなのだそうだ・・


参加者は俺とニルスとニーナと王次郎・・・・・王次郎は出すのか?いいのか?参ったとか言う前にオークを押しつぶすけど・・・・


相手は体格も立派な3匹と先程話していた司祭が出てくる・・・・ってことはだ・・司祭ってくらいだし知能もあるのだろう?・・魔法的なこともやってくるんじゃねーか?どうだろうか?


『・・・お前ら・・・やはり雌も子供も戦いに出すのだな・・・』

「んなこたーどうでもいい・・さっさと始めるぞ?ニック・・いいな?」

「ああ、いいよ」


『わかった・・・一番手出てこい!』

「ゔぉー!」


一匹のオークが前に出る・・・・

「じゃぁこっちは・・・ニーナ・・殺ってみる?」

『ニック様・・殺るではないですよ・・懲らしめてきます。』


「がんばってね。・・・・・・・・」


少し広めに場所を取った辺りで、ニーナと屈強なオークが睨み合う。


『では・・始め!』


オークの司祭からの始めの合図と共に屈強なオークがニーナに突撃し始める

・・・雌にも躊躇しないとは・・・やるなぁ・・・

しかし・・やはり遅いな・・・あんな突進じゃ・・ニーナもあくびが出るだろ・・・


突撃してきたオークを綺麗に交わしたニーナが交わし際にオークの後頭部へ木の棒を叩きつけた。

鈍い音と共に木の棒が折れる・・・同時に突撃した姿のまま地面に倒れ伏す。


・・正直あっけなかったな・・・


『・・・ソレまで・・・・・』

「司祭さん・・どお?・・・・雌でも余裕みたいだけど?」

『・・・・ガキ・・・・。 おい!そこに転がってるやつをつまみ出せ・・・』


・・・口調かわったな・・・激おこか?・・


『次は誰が出る?・・・・』

「ニック・・俺が出るか?・・・・・・」

・・・・どーすっかな・・・・・こんな時間めんどすぎるんだ・・・・・眷属散布しとこっと・・・


「いいよ・・すぐに片がつくと思うけど・・・すこし時間かけてほしい・・・出来る?手加減」

「余裕だよ・・・時間掛ける方がいいのか?」


「ああ・・少しでいい・・任せる。」

「ヨシきた!」


「オークの司祭さんよー・・俺が出る」

『ふん・・大将が二番手とは・・』


「いいから早く始めよーぜ?・・・もしかしてビビったか?」

『そんなことはない!・・・・・こちらも・・俺が出よう・・・だれか合図を!』


『・・・では妾が合図をしようぞ・・・』

・・・ずっと黙ってた白氷・・・ここで出番とは・・狙ってたのか?

・・・まぁいい・・とてもウキウキしてる気分がダダ漏れだ・・・任せるとしよう。


『双方・・位置に着くのじゃ!・・・・・・・・。』

司祭とニルスが互いに向き合う・・・・・司祭と来たら怒りを顔全面で表現している・・むき出した下あごから伸びる牙・・豚によく似ている上向きの鼻が眉間に寄せた皺を覆い隠すほど迫り上がっている・・

常にヴォーヴォー言ってる始末だし・・完全に頭にちがのぼってるな・・・


『位置についたな・・では始めるのじゃ!』


白氷の合図と共に、司祭が持っている木の棒が何やら光りだす・・・瞬間的に何かしたのか?

ニルスはというと・・・・軽快にターンターンと小刻みに跳ねている・・面白い身体さばきだな・・


興奮して後先考え無い突進があると思われたが・・意外に慎重だな・・・司祭のヤツ・・戦い慣れてるのかもしれない・・・一歩づつ間合いをツメてくるな・・・


しかし・・・・・・ニルスもソレに反応しているのか・・間合いを保つように軽快距離を取っていく・・・

・・ニルスのやつ・・ちゃんと俺の言うこと聞いてくれてるな・・関心関心・・


しびれを切らしたのは、司祭だ・・詰めることができない距離がもどかしかったのだろう・・・一気に間合いを詰めようと、大きく踏み込んだ!


しかし、ニルスは独特のリズムで機先を見ていたのだろう・・ほぼ同時に同じ距離後ろに下がる・・

『何故逃げる!・・・・なぜ当たらぬのだ!』

「へっw・・・そんなおせー攻撃あたるかよw」


ヴォー!


司祭が吠えた!すると、司祭の全身を赤い光が包む。

赤い光に包まれた司祭は今までのような遅い動きではなかった・・・数倍は早い・・瞬間的にニルスの懐へ潜り込んで、渾身の一撃を御見舞する!


ニルスはギョっとした表情を浮かべたが・・・

やはり、蜂の強化版の装甲だ・・ギャイイイイインという金属音が響く・・・・


「あっぶねぇー!・・人間だったら内蔵潰れてるぞ?・・・・・ってかこの身体・・すげーな・・・こんなに討たれても全然痛かねぇ・・」


『なんだと!・・・なぜ倒れない!・・まともに入ったはずだ!』

「へっwそんなへっぽこな攻撃・・・・いくら食らったからってたいしたことねーよ!」


ヴォオオオオオオオオー!


司祭が更に大きな雄叫びをあげる。

すると、光っていた木の棒から・・なにやら湯気?・・違うな・・ありゃ・・魔法によるレザーブレードみたいな代物だ・・あれはニルスには重い・・あたるとマズイな・・・・・


・・・さて・・俺の方は・・っと・・・・・脳幹支配の眷属が行き渡ったみたいだ・・ってか、オーク・・脂肪が分厚い・・脳に侵入するのに時間かかったわ・・・・


司祭が、更に全力で突撃を開始する・・・直前に・・俺は其の場に居るオーク全員の自由を奪った。


『!・・・・・・・なんだ!・・・・・・・か・・身体が!・・・・・・・・・なにをした!・・・ぐぐぐ!』

ヴォー!ヴォー!


周りのオークも突然の事で混乱知始めた・・・ってかもう身体のコントロールができないからな・・むりだろ・・


「ニルス・・おわったよ。」

「ふへぇー・・・最後のあの攻撃・・くらってたら俺でもやばかったわ・・ありゃなんだ?」


「多分・・人間が使う魔法とは別の系統の魔法で・・強化を主に行うんじゃないかな?それと司祭が最後に出したあの光の剣みたいな奴・・ありゃマズイ・・お前の身体でも風穴くらいは開くぞ!・・」

「マジかよ・・・・・・ってか久々に緊張したわ・・・・ちと休憩」


『まだ終わっていない!・・逃げるのか!・・・皆のもの!奴等をひっ捕らえろ!・・くそ!・・うごけ!』

「司祭さん・・無理だよ?・・・・・代表で戦いに出た奴等のなかで一番弱いのがニルス・・今の相手だ・・」


『なんだと!・・・・・・くっ!・・・・・・・なぜ身体が動かん!』

「それはね?俺がお前ら全員の身体の支配権を握ってるからだよ。」


『なに!・・・・・・・・・くっそ!・・・・・ソードヘッドにそんなことが出来るはずない!』

「あー・・最近のソードヘッドは・・こんくらいするんだよ?しらなかった?www」


『くっそ!・・・・』

「まぁ・・いいよ・・もし・・最後の王次郎・・彼処に居る子供に当たったら・・こんなもんじゃ終わんないからね?・・多分一瞬でお前らならまだしも最悪お前らの集落事消し飛ぶから・・余り近寄んないでねw」


『・・・・・・・・・・・・・・まさか・・そんな・・・・・』

「どお?少しは状況がわかったかい?」


『・・・・・・この中の・・・・リーダーは・・ガキ・・お前なのか?』

「えー?・・・・ニルスがリーダーってことにしといてほしいなぁ・・・めんどいのやなんだよ俺・・」


『クソっ!・・・お前みたいな化物がなんでこんな所に居る!・・・・ちくしょう!・・・』

「ひどいなーw俺・・バケモンじゃねーよ?・・まだまだカワイイ子供だからね?見た目よりも実際はわかいのよ?ってか?wwwwww」


『バカにしやがって!・・・自由にしろ!クソ!・・身体メッ!・・・・』

「まぁ・・それよりさ?俺らの提案どうよ?聞いてくれるかい?・・・協力ってやつ。」


『まだ勝負は終わってない!・・・・協力など・・・させるものか!』

「おやおや?・・・こんな状況でまだそんなこと言ってんのか?・・・・・このままお前ら殺しても良いんだよ?」


『なっ!・・・・・・・そうなれば・・オークとソードヘッドの全面戦争になるぞ!・・・』

「んー・・それでもいいかなー?・・・・なぁ?ニルス・・・・こいつらってさ・・オークってくらいだ・・豚なんだろ?」

「いや・・豚に見えるだけだぞ?・・・起源はわからないが・・かなり人間に近いってきいてる亜人だ・・」


「・・・食っちゃダメ?」

「ニック・・・お前・・食う気でいたのか?」


「えっ?食わないの?・・・・こう・・転生ものだと・・オーク=食料・・じゃないの?」

「?・・・なんの話ししてんだよ?・・・・・お前は同族・・人間も食う気だったのか?」


「いや・・人間は・・流石に食う気はないが・・・・」

「オークも人間と大した違いはないんだ・・・・・あんま気色悪いこというなよ・・・」


「そ・・そうか・・・・・・・・・・ちょっとだけなら・・・?」

「ちょっとでも・・・・・・食べたいのか?」


『どうしたのじゃ?・・・もう終いかえ?』

「ああ、白氷・・おわったよ。」

『そうか・・・王次郎様は黄土と一緒に暇すぎてお昼寝を始めておる・・・・』


「あれま・・退屈だったか・・・王次郎には悪い子としたな・・・」

『黄土も初めての遠出だったのじゃろう・・・ここについてから体調が良くない・・・早めに切り上げねば・・・』


「そうか・・・・・・・・じゃぁ・・・・・こいつらを手土産に・・・」

「ニック・・流石にそれは・・・・・いや・・いい、任せるわ・・・」


『なにをお前ら話している!・・・・』

「ああ・・そうだったな・・・お前らが居なく成ったら集落がやばいんだろ?」


『・・・・・・』

「まぁいい・・俺等は巣にもどるから・・大人しく集落へもどれよ・・協力とは行かないが・・俺等も人間見たら勝手に排除しとくからさ・・」


『・・・・・・・』

「とりあえず・・相手を見て戦いを挑んできてね・・・同じ森の仲間のよしみでいってんだからな?」


『・・・わかった・・・・・好きにすればいいだろ・・・・』

「・・それとさ?・・お前のその力・・面白いなw・・・・大体構造はわかったから・・今度教えてもらいに来るかもしれない・・そん時はよろしくね。」


『くっそ!・・・・・・好きにしろ!』

「そいじゃ・・帰るわ」


「白氷・・王次郎起こしてくれる?・・・・・・無理?・・・なんで?」

『王次郎様は・・・・妾では手が付けれぬのじゃ・・・寝起きが頗る悪い・・・』


「・・・・そうだっけ?・・・仕方ない・・・オーク達・・そのばでしばらく寝てろ!」

俺は支配の眷属に命令をしてオーク達を昏倒させた。


「王次郎?おきて?・・・つまんなかったのかなー?」

「んー?・・・・ママー?・・・・・ボク眠いよー・・・・」


「そうかー・・でも巣に帰ってからねようか?ご飯もあると思うし・・もどろ?」

「うん・・もどるー」


「黄土ちゃん?大丈夫?・・・・・・ん?白氷!・・黄土ちゃんやばい!・・・」

『ニック!・・なんじゃ?なにがヤバイのじゃ?』


「黄土ちゃん・・寿命が近い・・早くファンクション投与しないと危ないぞ!」

『なんじゃと!・・そうか・・ここ最近ふさぎ込んでおるのはそういうことじゃったか!』


「ふさぎ込んでたの?・・・・気づかなかった・・・」

『黄土は最近、あまり会話をしなかったじゃろ?・・体調がわるかったのじゃ・・・・無理しよって・・』


「ちょ!・・早く戻ろう!・・王次郎!早く戻んないと黄土ちゃんが死んじゃう!」

「黄土ちゃん?・・・・・死んじゃうの?う・・・・うう・ううううう・ぅぅぅぅ」


「大丈夫だから!早く戻って治そう!な?泣かないの!」

「うん。早く戻るー」


王次郎が変身する。

全員乗せて、巣へ全力で戻ることにした。


『のう・・ニックよ・・・急いで戻るのはわかった・・が・・・・これはなんの冗談じゃ?』

俺の側には、司祭が転がっている・・・・・


「・・てへっwもってきちゃったw」



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