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〜合体はロマン〜


俺は研究室に入ると・・

ゼロ以外が既に復活していて、現状の確認をしたいと言う目を向けられるのであった。


『ニック様・・今どんな状況ですか?・・アームズは?攻撃してきましたか?』

『そうそう・・どうなったのよ?』


「まぁ・・落ち着けよw・・ちゃんと話すし見せるからさ?」

『ナンバーズよ。見事ニックが殲滅しよった・・妾は此の目で見、触覚で感じたのじゃ間違いない。』


「白氷・・話しおわっちゃうじゃん・・w」

『よいのじゃ・・あまり長く、していると次の仕事に差し支えるのではないのか?』


「いや・・そうなんだけどさ・・?ナンバーズは俺のお気に入りだしさ・・いろいろ話し聞きたいんだよ」

『そうか・・すまぬな』


『白氷様・・・殲滅ですか?・・・撃退や撤退させたとかではなく・・』

『うむ、すごかったのじゃ・・開いた口が塞がらんとは此のことじゃったのだなとつくづく思うたわ』


『そんなにでしたか?・・・』

『ニック様・・差し支えなければ私にその時の記録を見せていただけませんか?それを他の者にも見せることが私にはできますので・・』


「そっか・・10がいたよね・・いいよ。ナナフシだして」


俺がそういって10の胴から出てくるナナフシ・・ってか完全にフ◯イス◯ガーだけど・・に触覚を触れる。

ヘキサからの監視映像と俺の視点からの映像を10に送る。


『・・・ニック様・・これは・・』

「10・・いいから他のにも見せてあげなよ」


『10見せてよ!・・どーなってんの?』

『そうそう・・見せて見せて!』

『ボ・・ボクも見たいです・・・』


ナンバーズが10に群がり我先にと触覚をナナフシに押し当てている。



『・・・・・あのぉ・・あたし達・・・羽化したてで・・なにがどうなってるかわからないんですけど?』

『ミウのいうとおりよ・・それにこの身体・・新しいのに小さくない?』


「ああ・・・そうか双子も羽化したんだね・・・・予想通りだけど、どお?」

『身体は丈夫になったようです・・でも小さい・・』

『あたしも・・ミウが言ったとおりだけど・・小さい・・』


「お前らは、合体出来るからその大きさでいいでしょ?」

『『・・・・・・』』


「なにだまってんだよ・・・合体わかんないの? 合体っていうのはね・・」

『いや・・わかります・・わかりますけど・・』

『うんうん・・解るけどさ・・表現が卑猥ですよ?』


「卑猥っていわれちゃった・・」

『妾が聞いてても卑猥じゃ・・もっと表現の仕方はないのかえ?』


「・・じゃぁ・・ドッキング!」

『『・・・・・・』』


「なんだよ・・だまっちゃって・・これも卑猥?・・・・・どう言えばいいの?」

『一つに成るとかのほうが・・ロマンスが有ります・・』

『そうだね・・あたし達は一つに成るって言ってほしい・・』


「じゃぁ・・一つに成ってみなよ・・チェックするからさ・・」

『わかりました・・ムウ!』

『うん!ミウ!』


双子が合図するとどっちがどっちか微妙に混乱するが・・あれがミウだな?

ミウの腹が縦に裂けたかと思おうと、ムウの背中も縦に裂ける・・

双子が重なり合うとそこには、一匹の巨大な蜂が・・いや・・蜂ですら無い

腕が8本足が

4本羽が

2対

顔は一つだが、複眼が4つ有る・・触覚も2対ときてる・・

腹は大きく膨れ、頭から腹までの間に6この節が見える・・


うむ・・・うまくいった・・ホントうに一つになったな・・・


「すごいじゃん!・・どお?動きとか」

『『あたし達・・複数の行動が同時に同じ速度で行えるようです』』


「おお・・いいじゃん?別々の事も出来るんでしょ?」

『『はい!』』


「良かったよかった・・これでアームズも形無しだねw」

『ニックよ・・これは・・どうなのじゃ?妾には良さがわからぬ・・奇怪でしかないぞ?』


「なにいってんだよ!白氷。 ロマンだよロマン!合体はロマンなんだよ!」

『合体ではない・・”一つに成る”じゃろ?』

・・・白氷にはわからないかな・・この良さ・・


「いいんだよ・・そんな言い方どうだって・・」



『ニック様!・・・これ・・本当なんですか?』

「んぁ?どうしたいきなり?」


10から映像を見たナンバーズに囲まれる・・・怖いからあまり囲まないで・・


『なんですか・・あのアームズが一瞬で消えるヤツは?』

『あの黒いシミ・・あれは・・防ぎようが無いじゃないですか!』

『黒い・・・ボクも・・ほしい・・・』


・・・6・・黒ってだけで共感してんじゃねーのか?・・・


「えー?そういう武器だよ? 因みに6には怖くてもたせられないよ・・ダメゼッタイ」


『他にも有るんですか?』

『こんな凶悪なの持ってるんじゃ・・アームズも襲ってこれないでしょ・・全滅するし・・』

『そうですね・・こんな凶悪な武器を身体におさめているとは・・・』

『黒い・・ほしい・・』


「他のもの?・・・そうだな・・」

俺は、都市を手に入れる為の秘策の眷属を少し解き放つ・・・コントロールはそこまで難しくないんだが・・・・凶悪なんだよな・・これ・・


『!・・・・あ・・・あがっ!・・・・・身体が!』

『あああ・・・・・・なにこれ・・』

『!・・・ニック様!・・・何を?』

『・・・・うごかない・・・・』


『『どうしたのですか!?皆さん?』』

・・・双子には効かないのか・・・なんで?・・・


「どぉ?面白いでしょ?」


『面白いとかじゃないですよ!・・・動けません!』

『ちょ!・・あたしの身体どうなっちゃったの!?』

『これは・・・アレですね・・首以外の感覚が全く有りませんね・・・怖いです・・』

『・・落ち着く・・・』

・・・6・・落ち着きはしないと思うぞ?


『『・・・なにがどうなって・・・?』』

・・・ほほー・・・体に全く支障が出てない・・凄いな・・双子

「wwww。一匹、意味不明だけど、中々面白いだろw」

『の・・のう・・ニックよ・・妾も動かないのじゃが・・・・』


「ああ・・ごめんごめん・・」

俺は、生物に侵入して頚椎の中枢のコントロール権を奪う寄生虫型の眷属を戻す。


『ニック様!いきなりなにやるんですか!・・・』

『何されたか全然わかんなかった・・・』

『そうですね・・突然身体の自由が奪われました。』

『・・・もう少し・・・』


『『あたし達には掛からなかったみたいだけど?』』


「そうかやはり・・双子には掛からないか・・そうかそうか・・そうだな・・合体してたら意味ないか・・」

『ニック・・何故じゃ?』


「ああ・・脳幹っていうか統合してる器官が複数あるからだよ・・一つを支配しても他が補ってるからねバイパスをすぐに用意されちゃって手が回らなくなるんだ・・こりゃもう少し考えないとな・・・」


『それで十分じゃない?・・・・』

『これ以上は・・』

『この支配される感覚は流石にこたえますからね・・』

『・・もっと・・・して・・・』


・・・・・・・もう!6メッ!・・・・最初から発言が不穏だぞ!・・・


『しかし、ニックがどのような事をしたのかサッパリ判らぬ・・なにをしたのじゃ?』


「ん?・・ああ・・これも眷属だよ?」

『ほう・・あの黒いシミみたいな物の他にも此のような・・・・しかし黒いシミと違い全く見えなんだが?』


「ああ・・密度っていうか絶対数が【暴食の子】よりすくなくてね・・さらより小さいから見えないんだよ」

『・・そのぼう?・・なんとかはなんじゃ?』


「あの黒いシミの事。 俺が命名したんだけどさw」

『ふむ・・・そうか・・意味は判らぬがなにか恐ろしい響きよな・・』


「まぁね・・あの【暴食の子】は何でもくらい尽くすからね・・・生物なら多分眼球の水晶体くらいじゃないかな?残るの・・」


『・・・・・そんなに凶悪なのかえ?・・しかし、アームズは崩れ落ちたが・・形を残して追ったぞ?』

「うん。あれはくらい尽くせない残骸だからね・・まぁ・・他の眷属使えば跡形もなく無くなるけど・・」


『?なぜ消してしまわぬのじゃ?』

「ああ・・【暴食の子】は喰らい尽くした相手のATPとか細胞とかを全部獲得するタイプなんだよ・・他のやつはまず、得るものがなくてね・・消費が激しい時はああすると消費を相手で賄えるからさ楽なんだよ。」


『ほう・・消費か・・すると、他の眷属は相当力を使うのかえ?』

「うん・・そうすると、食事の量と質にこだわらないといけなくなるんだ・・面倒でね」


『うむ・・たしかにな・・それでは妾にも使えぬな・・・』

・・・おいおい・・白氷には実装しないからね?・・・


『ニック様・・先程の体が動かなく成るやつも眷属って言いましたよね?』

「うん」


『・・ああいうのって、あたし達にもできるんでしょうか?』

「今のままでは眷属は飼えないよ?・・じぶんでエネルギーつくれないからね。」


『そうですか・・・』

・・・7は一番驚いてる風だったけど・・意外に好きだったのか?


「そう言えば・・全然話にでてなかったけどさ?・・4と5は戻ってきてるんでしょ?」

『ああ・・其のことなんですけど・・・』

『うんうん・・』

『ニック様・・4と5は・・余りオススメできませんね・・』

『ボク・・アイツら嫌い・・』

『『ニック様・・あたし達も余り好きじゃないです。』』


・・・どういうこと?・・・


「好きじゃないっていってもなぁ・・・一度話さないとだめだろ?・・もしかするとファンクション使わないと・・・」


『ふむ・・妾はその4と5とは面識がないが・・話しは聞いておる・・やはり粗暴で自己中心的らしいのじゃ』

「白氷まで・・・。でも一度はなさないとな?・・・」


『ニック様がそういうなら良いんですけど・・・』

『うんうん・・でもやっぱり・・・厳しいとおもうなぁ・・』

『私の目絡みても適任ではありませんね。』

『アイツら・・殺っていい?』

『『あたし達も余り関わりたくないんですけど・・』』


「そうか・・6はやっちゃだめだからね?・・・殺るのはヨシ!っていってからね?」

『はい・・・・・』


「で?・・4と5は今どこにいんの?」

『ニックよ・・あの者たちが原因でアームズが襲来したのじゃ・・牢屋にきまっておろう・・』


「そうか・・じゃあ・・牢屋で話そうか」

『うむ・・わかったのじゃ』


「ナンバーズは、表で訓練でもしててよ・・あと、武器は機能を使わないでね?それから双子はまだ武器ないから其のへんうまくやっててよ・・」


『『『『『『『はい!』』』』』』』



俺は白氷と4と5が居る牢屋へ向かった。


「・・・なぁ?白氷・・・こいつらなんで、アームズに襲撃したんだとおもう?」

『妾に聞かれてもわからぬ・・』


俺の目の前に5が居る・・が・・覇気が無い・・話によるとコイツが手動権握ってたらしいのだが・・アームズに叩きのめされたか?・・ほとんど反応がないぞ?


「おい・・5?・・・大丈夫か?」

『はい』


・・・・どうも大丈夫には見えない・・・体に損傷はなさそうだが・・・・反応が機械的だ・・


「5は俺の事わかる?」

『はい』


・・・認識とかは正常なようだが・・・返事が「はい」しか帰ってこない・・・怪しい・・


「5はさ?どうしてアームズに勝てない戦いを挑んだの?勝てると思っちゃったの?」

『はい』

「・・・・・・」


・・・やっぱり・・怪しい・・・


「看守の兵隊蜂さん・・コイツはこんな返事しかしない感じ?」

『ええ・・我々の問いかけにもあまり反応が有りません・・以前の5でしょうか?この個体のことは知ってるのですが・・・こんなヤツじゃなかったはずなんですが・・』


・・・ほう・・そういうことか・・・


「5はさ?アームズになんかされた?」

『なにも』


・・・ふむ・・されたなこりゃ・・・


「5・・ちょっと、触覚こっちにむけて?」

『・・・・・』

素直に触覚をこっちに向けたので、俺は自分の触覚で5の中身を探ることにした。


5は最初おとなしかったが、俺の触覚が5の触覚に触れる・・・

瞬間、物凄く激昂したようすで、

『お・・・お・・・俺に・・・・サワルナー!』

と暴れだしたのだ。


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