〜王次郎が絡むと・・・こうなる。(確定)〜
『ママー!何やってるの―?王次郎もまぜてー!』
・・・・・やっちまった・・・・来ちゃった・・・・・
ってか・・・誰だよ・・・王次郎連れてきたやつ・・・
『お・・王次郎様・・・外はまだ危ないですよ!・・・・!・・・白氷姉様!・・・いらしてたのですね・・・』
・・・黄土様も来ちゃったじゃん・・・・・・・もう・・・・
「王次郎どうしてきたの?」
『ママー!なんかねーたすけてー!っていわれたよー!』
『あの・・ニック様・・・人数合わせと言う話で・・私も呼ばれちゃったみたいなんですが・・・』
・・・ちょ!・・ホントに・・誰だよw・・黄土様は無理だろw
「もー・・・戻るとこだったのにー・・・・」
『ニック殿・・まぁよかろう・・・・王次郎様も退屈じゃろうしのう』
・・・確かに・・このまま王次郎部屋に戻すと暴れそうだ・・・仕方ない・・発散させるか・・
「おい!ゼロと7・・二人がかりで王次郎にぶつかってこい・・本気出してもいいから」
『『えっ!・・・・・』』
『お頭!・・そりゃー流石に・・・・王次郎様に悪いですよ・・怪我でもさせたひにゃ・・・』
『そうよ!見てたでしょ?あたし達の強さ・・・・いくら王次郎さまが強いからって・・・・』
・・・・取り敢えず・・良い機会だ・・鼻っ柱おっとこう・・・・
「・・そうかそうか・・そんなにお前らは強くなったのか。 その強さ一度、俺に見せてみろよ。・・・・・・怪我させてもいいよ。俺が治すから・・」
「それに反逆罪とかにもしない・・むしろ王次郎にお前らの強さ見せてやってくれよ・・」
『・・アッシは・・かまいやせんが・・・・』
『・・・・わかったわ・・・ホントに怪我してもしらないわよ?』
「ってかんじだよ。王次郎・・やれる?」
『ママー!みてみてー!ボクはおいしい芋虫だぞー!たべられたいなぁー!ぷるんぷる〜ん」
・・・王次郎・・・また餌芋虫遊び・・・抜けてないのか・・・やっぱり口で「ぷるんぷるん」言っちゃうんだね・・・かわいい子!
「ゼロ、7・・いってこい」
『『はい!』』
・・・ゼロ・・7・・お前らの骨は拾ってやる・・・普通にな・・・・w
俺は、模擬戦場所でゴロンとなってる王次郎の元へナンバーズを送り出す・・・。
「・・・いちについたかー?」
『ママー!いつでもいいよー!ボクは芋虫だからー!』
「・・・・・・」
・・芋虫の意味がよくわからんが・・・・
『アッシは準備できました・・・』
『あたしもよ・・・』
二匹の王次郎を見る目が微妙だが・・始めるか・・・取り敢えず・・門の内側に皆、退避させてからだがな!
取り敢えず、開始の合図をする前に・・皆を下がらせる・・
『あの・・ニック様?・・・こんなに離れて良いんですか?』
『うむ・・・こんなに離れては試合の様子が見れぬ・・・』
「・・・・見るもんじゃないと思いますけどね・・・」
『ニック様・・・私達は?・・・』
『うんうん・・私達・・も見なきゃダメですか?』
「お前らは特に隠れてろ・・・余波で吹き飛ばされっかもしれん。・・・』
『『・・・・・・』』
俺の言葉に控えていた兵隊蜂も大急ぎで門の中へ移動する・・
・・さて始めるか・・・
「じゃー!いくぞー! 試合はじめっ!」
『ぷる〜んぷる〜ん!』
『・・・王子だかと言って・・・なめないでよね!・・・』
『・・・王次郎様・・すいやせん・・いかしてもらいやす!』
ナンバーズがそういうと同時に突撃を始めた・・ってか俺の目では追いきれない・・・あとでヘキサにスロー再生してもらおう・・・
試合場の中央で仰向けになり芋虫の真似事をしている王次郎へ・・強力なタックルが見舞われる・・多分あれはゼロだろう・・・・・まぁいい感じのぶちかましだ・・とおもう・・見えないけど・・・
同時に飛び上がり、上段から前脚に有る盾をハンマーの様に振り下ろすのは・・7なだ・・こっちは若干見える・・・武器の扱いがまだまだなのだろう・・・
タックルとハンマーの攻撃が王次郎を襲う!
俺は衝撃はに備え身を低くし様子を伺ったが・・・・・一向に衝撃はどころか音さえ聞こえない・・・・・なんでだ?・・攻撃中止したか?フェイントでもしたか?
しかし、王次郎へ目を向けてビックリした・・・いやビックリしたのはゼロと7だろう・・・・
全力のタックル・・全力のハンマー・・どれも・・王次郎の「ぷるんぷるん」の肌に・・威力を殺されてしまっている・・・
『!・・ど・・・どど・・どういうこと・・・!??』
『!くっ!・・なぜだ!?』
『ぷる〜んぷる〜ん!ボクはおいしーぞー!たべてみてー!』キャッキャッ
・・・王次郎・・一切、気になってる様子がない・・・アホか・・
『7!・・連携でいくぞ!・・・・・』
『・・・この体だと・・全力以外だせないけどね!』
ゼロと7が結託したようだ・・うむ・・絆・・コンボネーション・・培っていきたいわな・・・
ゼロと7が盾の尖った部分を突き出し・・呼吸を会わせる・・・・次の瞬間、二匹が同時に動いた!
『『うぉおおおおおりゃぁあああああああ!』』
・・・こりゃ・・凄い!・・・あの盾による突き出し・・ありゃ元いた世界のビルの壁くらいなら・・突き抜ける威力だな・・ってか・・見えないけど・・そんぐらいの印象だ・・・
俺は今度こそ衝撃はとか来ると思い身を伏せる・・・・・・が今度も・・音さえしない・・
・・王次郎・・もしかして・・その肌・・いや装甲か?・・・ショックアブソーバーついてないか?
・・・しかしあの重量とあの速さの攻撃のエネルギーを減衰させるなんて・・・しかも・・減衰したエネルギー・・どこいったんだ?・・・大抵は熱エネルギーに置き換わるだろ?・・・・
・・王次郎の体のどこにも排気システムついてないんだけど・・・・どーなってる?
・・・ん?・・・・あれ?・・・・あれまずいんじゃ・・・・・・・!
王次郎のお腹光はじめてるじゃんか!
中止!中止だ!・・ダメダメ!
「おい!中止しろ!・・王次郎に攻撃したら!・・・お前ら吹き飛ぶぞ!」
『ゼロ!・・・硬いとかじゃない!・・あれは・・・未知の感触だよ!・・攻撃全くつうじない!』
『ああ・・・ありゃ・・毛ほども痛くねーんじゃねーかな・・・ってか傷一つ付きやしねー・・・』
「おい!おまえら!聞いてるか!中止だ!中止しろ!」
『お頭・・もうしわけねぇ・・・ここまでコケにされちゃぁ・・』
『そうよ・・あたしだって・・なんの為に体作り変えたのかわからないじゃない!』
『7!・・行くぞ!もう一度!』
『ええ!・・・今度は効いてよね!』
「いーから!中止しろ!・・バカども―!」
ゼロと7が再び盾を構えたチャージに入る・・・・・力を練り・・ここまでギチギチと音がするほどだ・・・
・・マズイ・・・・アイツ等完全に戦闘に飲まれてやがる!
・・・どうする?・・・・このままだと・・・また王次郎砲が出ちまう!
『んー?ママー!?なんかお腹が熱いよ―?』
「!・・・・まずい・・・」
「皆!巣の中へ逃げろ!ヤバイことになった!・・・・」
『どうしたのじゃ?ニック殿・・・』
『お・・王次郎様・・・なんか光ってませんか?』
『『・・・・・ニック様・・あれって・・』』
「だから!問答してらんねーんだよ!早く逃げろ!」
俺は、控えている皆に指示をだし少しでも早く巣に隠れろと言う・・・間に合うか?
・・俺も隠れないと・・・
『なぁ・・・王次郎さま光ってやしないか?・・・』
『なんか・・まずくない?・・・・・すごく・・嫌な予感しかないんだけど・・・・』
『ママー!もれちゃうー!』
俺が巣へ逃げ込む際チラリと後ろを見た時・・王次郎が若干プルプルし始めていたのを目にした・・・・・ありゃもう出るな・・・・・
俺が巣の中へ走り込んだ直後・・・・・周囲が轟音と共に光に包まれ・・俺は意識を失った・・
・・・・・・・
・・・
どのぐらい意識を失ったのだろうか?
数日か?・・いや数時間・・数分・・わからない・・・しかし・・目が覚めた俺の周りには・・脚をピクピクしながら仰向けに転がる蜂達が・・・・
・・・こりゃ・・ゼロ達・・無事じゃねーだろ・・・・・やっちまったか?
『ヴェエエエエエエエエエン!ママー!どこー?』
遠くで王次郎がギャン泣きしてるのが聞こえる・・・・・・まぁ・・・王次郎は無事なんだな・・・
「だれか・・気がついたヤツはいるか?」
『う・・・うう・・ん・・・・・・何事じゃ・・・・・』
「白氷様・・無事でしたか・・・」
『頭が・・くらくらしよる・・・・・まだ地面が歪んでおるようじゃ・・・しばらくたてば治るかのう・・』
「無事そうですね・・・ほかのみんなは?・・黄土様?・・黄土様は居られますか?」
『・・ニック殿・・黄土は妾がかばった・・ここにおる・・意識は無いがのう・・』
「良かったです・・・」
『それよりも・・・王次郎様を何とかせい・・・泣いておるぞ・・・』
「そ・・そうですね・・でも皆が・・・」
『ここの事は妾が纏める・・いってやるがよい・・』
「有難う御座います!」
白氷様・・スゲー良い奴だ・・・惚れちまいそうだ・・
急いで俺は王次郎の元へ走る・・・
王次郎がギャン泣きしている姿が見えてきた・・しかしこれは・・・
試合場は、それほど・・・というか・・ほとんど無傷だ・・・というか・・あの光・・なんだったんだ?
王次郎砲じゃなかったようだな・・・・・しかし・・・気を失うほどの何かが発せられた・・・
うーん・・検討つくが・・こりゃ詳しく調べないとな・・・
「王次郎!無事か!?」
『ママー!どこいってたのー?王次郎探したのー!』
「ゴメンな・・ちょっと・・気を失っただけだ・・・それより・・ナンバーズは?」
『んー?なんばーずー?・・・・??』
「ああ・・さっき試合してた相手はどこだ?・・」
『んー?・・・どこだろー?・・・』
「王次郎見てないのか?・・・・」
『・・ボク・・途中で・・漏らしちゃいそうだったから・・・恥ずかしくて目をつぶってたの・・・』
・・・・そうか・・恥ずかしかったのか・・・悪い事したな・・・・
しかし・・そうとなると・・・ナンバーズは?・・・・ん?あんな小山あったか?・・・
「王次郎・・ちょっとアレ・・つついてみてもらえる?」
『んー?・・・コレー?』
「ああ・・・」
『・・ママー!これふかふかだよ!』
「・・・・・そうか・・」
・・・王次郎・・表現がわからん・・・
「おーい!ナンバーズ!いきてるかー?・・・生きてたら返事しろ!」
小山が少し崩れる・・中からゼロと7がはいでてきた・・・
『ニ・・ニック様・・・』
『お頭・・・・無事でしたか・・・・』
「お前たち無事か?」
『命には別状なさそうでやす・・ただ・・ちょいと・・脚を3本か持ってかれやした・・・』
『あたしも・・脚・・一本もってかれちゃった・・・』
『ママー?この子達がなんばーずー?』
「ああ・・そうだよ・・・・」
『なんばーずー・・ごめんんさーぃ・・・・』
・・・おお!・・・王次郎!・・ちゃんと謝れる子になってる!エライ!・・そして嬉しい!
『いえ・・アッシ等は自業自得みたいなもんでやす・・・王次郎様が気に病む必要はありやせん・・』
『・・・王次郎様・・もったいなきお言葉・・侮っていた自分を恥じます・・すみませんでした。』
・・・おお!こいつらも・・・キレーに鼻っ柱折れたな・・・しかし・・こりゃ被害大きそうだ・・・物的被害ではなく・・・人的・・虫的被害が・・・・
『しかし・・ニック様・・これは何だったんでしょうか?・・・・』
『ああ・・光ったかと思うと意識が飛びやした・・・・気づいたら土山の中にいやした・・』
「・・多分・・・超超高出力の音だ・・・・」
『・・音?・・音で・・こんなことに成るんでやすか?』
『音・・ですか?』
「ああ・・・音・・音波の出力や波長によっては・・・周囲の生物の意識を刈り取る作用が産まれることが有るんだ・・・・多分それだろう・・光を見たはずだが・・それも・・脳に音波が当たった時の影響だ・・・・」
『・・・・・なんで・・そんな物騒なものが・・王次郎様に・・・』
『お頭・・こりゃ・・かってっこ無いっすよ・・・・』
「まぁな・・・俺は知ってたが・・・お前らでは勝てないとな・・・」
『・・・・・お頭・・・試しやしたね?・・・』
「ああ・・少し強くなったからと天狗に成ってたからな・・・集団戦や強調性の上で、奢りはマイナスだ・・・早めに砕かんとな・・・」
『そうでやしたか・・・いやー・・・まいったまいった・・・・』
『・・・・・体よく・・のせられたかぁ・・・まぁ・・仕方ない、シッカリ身にしみたしね・・・・・音か・・』
『うう・・ママー・・・・』
「どうした?王次郎??」
『黄土ちゃんわー?どこー?』
「ん?黄土様ならアッチに皆といるよ・・・気を失ってるけど・・・」
『!ママ!黄土ちゃん助けて!・・・可哀想!・・・・ボクがちゃんとしなかったから・・・・』
「王次郎・・王次郎はちゃんとやったよ・・気にしないでいいよ。俺がちゃんと助けるからね?」
『うん。ママにお願いするー』
「うんうん。いい子だ!」
「さて・・巣に戻るぞ!・・・ナンバーズもハラ減っただろ?・・脚の手当もしないとな・・」
『『はい!(へい!)』』
『ゼロ・・立てる?』
『肩かしてくれやすか?』
『・・・今回だけよ?』
『へっw・・ありがてぇ・・・』
・・・ふむ・・ゼロと7・・いいコンビかもしれない・・・こいつらはこいつらで使いまわそう・・それが良いな・・・・
「王次郎・・いくぞ!・・黄土様の看病もしないとな。王次郎も手伝ってくれるだろ?」
『うん!ボクちゃんとお手伝いやるよ!』
こうして、俺らは巣に戻る途中・・・・念話が・・
(ニックよ!・・・またしでかしよったな!)
(・・・・す・・すみません・・・やっちゃいました・・・・・・)
(すぐに妾の元にくるように!)
(わかりました・・・・)
女王が激おこだった。
女王すみません・・・・取り敢えず、イロイロ片付けてから向かいます。




