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閑話〜実行支配〜


「ニック!性急すぎる!しっかり交渉しろといっただろ!」

「・・・・・・どう言う事だ?」


「話すと長いからなー・・・取り敢えず目的だけは伝えてみたw詳しく聞きたい?」

「・・・話す気があるのならな・・・」


「うぉほん!では、話そうか・・・」

「まず、ホークスだが、今のボークスは人間じゃないよ。2ヶ月前くらいか?そんくらいに俺等に遭遇してね。戦闘になって、敢えなく死亡してな、まぁ人間は中々手に入らないからな貴重な資源とさせてもらったんだよ。ただ、ウチの事情もあってね。死亡した三人に協力の打診をした結果ボークスだけが残ったんだw」


「・・・」

「そんで、光のことも知りたそうだな?」


「・・・ああ」

「あれはね。ちょと恥ずかしいけど、ウチの息子の・・・その・・・脱糞なんだ・・・」


「?・・・脱糞?・・・・・・・竜の咆哮・・・ブレスではないのか?」

「竜?こっちではそんな話になってんの?・・・どー思う?ボークス」


「端からみれば、そうなるだろう・・・ただ、その時俺はまだ再生されていないからな詳しくはない。動画しか見てないからな・・・」

「そっか・・・。でも、あん時俺、死ぬかと思ったけどねw」


「・・・」

「さて、一番聞きたい事・・何故この地を欲してるかを聞きたいんだろ?」


「・・・ああ・・・」

「でも・・・言うと絶対怒ると思うよ?絶対怒らないって言うなら言うけど?」


「・・・聞こうか・・」

「じゃー絶対怒んないでね!」

「んっとね。人間を飼育して、糧としたり、労働力としたり、俺の実験エリアにしたいんだw」

「・・ニック・・・・・・」



「・・・・・・」

「・・・ふ・・・ふはっ・・・・ははははははははw」

「冗談にしては、凄いな!。 ははは、いやーまいった!亜人の子供とはこんな者なのかw妄想も過ぎると身を滅ぼすぞ!」


「はははwそーだね!冗談だったら達悪いねw」

「ニック!笑い事じゃないだろ!」


「いやーw面白い話を聞かせてもらった・・・全く・・ボークス・・これはお前の子供か?」

「違う!・・・・くっ!・・・・・」


「なぁ・・坊主・・・あまり大人をからかうもんじゃない・・・・」

「はははwそーだね。 じゃーどーしよっか?ボークス・・・やっちゃっていいか?」

「ニック!・・・・」


「坊主・・耳は良いようだが・・なにが出来ると言うんだ・・ふっ。 ・・・早く親の元に帰ったほうがいいぞ」

「ふー・・・まぁ・・こう成ることは分かってんだよね・・・しゃーないか。」


「ギルドマスターのおっちゃん・・取り敢えず、ギルドの周りに待機してる兵隊さん・・・んーっと凄いな・・300人位出動してんのか・・・俺ってそんなに評価されてたの?」

「ほう・・よく気づいたな・・・・まぁ・・お前ではなくな・・ボークスを捉えるなら・・其のくらいは必要だからな・・・なぁ・・帝国の兵士長さん・・・」

「!・・・・ニック・・素性が・・・」


「あれま・・w でもボークスの素性はとっくに看破されてたと思うよ?」

「・・・・・なに!・・・」


「そうだろ?おっちゃん。」

「ふ・・よく気がついたな・・・」


「ボークス・・ニルスな・・おっちゃんの手下だったんだよ・・・」

「!・・・ニルスが・・・・」


「もっと言うとな・・領主お抱えの義賊だ・・・な!おっちゃん」

「・・・・・・・なぜそこまで知っている・・・・」


「あれ?さっき言わなかったか?・・死亡した3人に打診した時・・ぜんぶ聞かせてもらったよ」

「・・・・ふむ・・死者と話せる・・ってことか・・・面白い・・・」


「w・・勘違いしてるけど・・まぁ条件揃えば似たようなことは出来るけどね」

「・・・・・・・まぁいい・・・ボークス・・大人しく・・お縄に付け・・もうすぐ帝国と王国は戦争に突入する・・お前の工作も既に無意味だ・・・」

「・・・・・」


「まぁ・・そういうな・・おっちゃん・・どうせ、この領土は俺の物に成る・・・・」

「ふっ・・ほざけ・・・・亜人の子供一人で何が出来るというのだ・・・・」


「あれまw・・・折角ボークスがいろいろ優しくしてくれてたんだけどね・・・まぁしょうがないか・・」

「・・・ボークス・・・なぜこんな亜人を連れてきた・・・・」

「・・・・・・・・・・・」


「もうボークスはお前らの仲間じゃないってさ・・・良いだろ?ボークス・・ようはこんなもんなんだよ・・人間ってな・・な・・・」

「・・ニック・・・・殺しはしないでくれ・・・頼む・・・」


「んー・・わかったよ・・だけど・・行動は出来なくするぞ?抵抗もな・・・」

「ああ・・・・」


「ってわけだ・・・おっちゃん・・武器捨てなw」

「・・・・いい加減にしろよ!・・・・・このガキが!」


ギルドマスターが腰に下げている剣を引き抜き斬りかかる・・・いや・・・・引き抜くまでに動きが止まる・・・・・



「!・・・・・・・くっ!・・・・・・」

「だからさ・・・おっちゃん・・無理なんだよ・・・・・首から上しか動かせないぞw」

「な・・なに・・クッ・・・なにを・・した・・」


呼吸も心臓の鼓動も筋肉も・・内蔵も・・・・全て俺の監視下だ・・・


「ああ・・まぁね・・門からこっちずっと俺等監視されてたからな・・・ボークスも気がついてたろ?」

「・・・・・・」


「あれ?気がついてなかったの?・・・触覚の調子まだ変か?」

「いや、気づいていた。」


「アレだな・・・尾行が着いた時点でおれの眷属を散布してたから・・・もうこの都市全体が俺の監視下だよ。」

「・・・・・・・・・・・なにっ!」


ギルドマスターが必死に筋肉を動かそうとしてるようだが・・・もうね・・脊髄におれの眷属寄生してっからね・・・脳からの信号届かないよ・・・・微動だにできないだろ?


「ああ・・そうそう・・ギルマスのおっちゃんさ・・ボークスが言うから生かしておくけど・・ほんとだったら今のタイミングでこの都市全体の人間が即死ちてっからね・・気を付けたほうが良いよ?」

「・・・・・・・・・・・!」


「・・ニック・・これからどうする・・・・」

「え?普通にコイツつかって対面上でも領主と交渉ゴッコはするつもりだよ?」


「!・・・・・どう・・いうことだ・・・・・」

「あのさ・・・おっちゃん・・もうねお前らの負けなの・・わかるか?」


「くっ・・・・・・【キュアパラライズ】!」

「?・・・おお!魔法・・おっちゃん魔術つかえんのか・・すごいな・・剣使えて魔法もか・・さすがギルマス・・・でも・・麻痺じゃないから無駄かなw」


「くっ!・・・・【キュアディシーズ】!・・・【ピュリフィケーション】!・・・・・な・・なぜ・・・」

「はははwおっちゃん!もっかいもっかいやって!おもしろいね!・・・。 そうかー・・魔術っていいな・・俺も使いたいわ・・・ホント・・・。ボークスが羨ましい・・・でも無駄だけどねw」

「!・・・・・・くっ!・・・・・・」


「まぁ・・そういうことでさ・・・さて・・じゃぁ領主のとこいこうか?ボークス・・これでいいだろ?人死はないし」

「ああ・・・感謝する・・・・」


「取り敢えず・・形だけでも・おっちゃん・・先行して案内してもらうよ。」

「う・・・・うううう・・か・・開放しろ!・・・・」


「はい。ムダーw」


俺はギルマスのおっちゃんの体に寄生している眷属へ命令をだし、体を操る。

部屋から出ると、詰め寄っていた兵士達が硬直した状態でいた。


「・・なんだ・・これ・・!動かない・・・」

「ううう・・・・なんだよ・・これは・・・」

「誰か!・・魔術でといてくれ!・・・」

「ダメだ!・・魔術もきなない!・・・・くそ!」


などなど・・みんなそろってこの状況に困惑と焦りを見せている。


「あー・・みなさーんご苦労様でーす。・・・取り敢えず、おとなしくしてくれるなら・・・開放してもいいですよ?・・ってか邪魔なんだよね。」


「ギルマス!・・・これは・・どういう・・・」

「マスター!・・・」

「なん・・とかしてください・・・・!」


「・・・・・・・・・・・・」

「あれれー?・・ギルマスのおっちゃん?答えてあげないの?」


「・・み・・みんな・・きけ・・・コイツにはてをだすな!・・・・こいつは・・悪魔だ・・・」

「ちょ!まてよー!おれが何時悪魔っていったよー?・・・・取り敢えず・・自分で自分の指一本折っとけ!」


ギルマスのおっちゃんは躊躇なく右手の小指に左手で握りねもとから「バキッ!」と折る。

「ぐあっ!・・・・・・・・・」


「どお?・・・理解できた?・・・・お前に限らず・・お前ら全員、俺の監視下なんだよ・・・だからさ・・手を出さないでくれるなら・・・開放するよ?・・どお? ギルマスもいってやってよ・・めんどいんだよね・・ってか邪魔だからさ?」


「・・・みな・・手を出すな!・・・・・・・いいか!」


其の場にいる全員が頷くのを見て、

俺は俺等に危害、敵意等出さないという条件下の元拘束を解くことにした・・邪魔だから・・・・


「「「「「「「・・・・・」」」」」」」


「さて・・おっちゃんは、従ってもらうよ?いいね?」

「・・・ああ・・・・しかたないだろ・・・・・」


「理解が早くてたすかるわw」

「ボークスもいくよ?・・・・?なに、難しい顔してんだよ?」


「なぁ・・ニック・・・コレで良いのか?」

「・・・よかーないが・・仕方ないだろ?こんなことしないと人間はわかんないんだよ・・・」


「・・・・・・お前だって・・人間だろ?」

「あー・・まぁそうだが・・じゃあ・・これも人間の業ってことでさ・・いいじゃんw」


「まぁ・・話してても先進まん。領主んとこいこか?」

「ああ・・・・」


ギルドの一階へギルマスを先頭に降りていくと・・当然其の場にいる皆が硬直した状態でいる・・併設されている酒場の中にも兵士と話し込んでたのであろう、冒険者の姿も見受けられる・・・


「ふー・・冒険者仲間もこんな状態なのか・・・まぁ仕方ないか・・」

「ニ・・ニック・・・奴等の戒めもといてくれないか・・・」


「えー・・めんどいよ・・邪魔するでしょ?」

「じゃま・・・・・・・できないだろ・・?」

「まぁそうだけどな・・でも一々解除してると時間かかるだろ?ほっとくよ。」


そんなこと行っていると、酒場のマスター・・が・・

「ギルマス!・・・・・・なんだっ・・・これは!」

ジョッキを片手に・・立ち尽くしている。


「おー!・・お前か・・・なかなか・・な対応だったよな?ボークス」

「ニック・・時間を無駄にするな・・」

「わかったよ・・・ほっとくからさ・・・」


「おい!・・・・ボークス・・これは・・・なんだっ!」

「おやっさん・・・すまんな・・・」

「おやっさーん!取り敢えずエールくれよw 其の手に持ってるやつw」

「っち!・・ガキが!・・・・ボークスに隠れて言いたい放題・・お前にやるエールは一滴もないわ!」


「だそーですね・・・」

「おい!ニック!・・よせ・・・」

「なんだよ・・全く・・・。おやっさん。取り敢えず吠えるのやめてくれ・・」

俺がそう言うと、酒場のマスターは白目を向いて「バタン」と頭から倒れる。


「おい・・ニック・・・」

「なんもしてねーよ・・ただ、意識を刈り取っただけだ。」

「・・・・そ・・・そんなことも・・できるのか・・・くっ!・・」


「だからさ言っただろ?この都市にいる人間は俺のきもち三寸でなんでもできちゃうの・・憶えといてね。」

「・・・・」


「ほら!いくよ。」

ギルドの表にはギルドを囲むように総勢280人位がいたが・・・全員かたまったままだ。


「・・・じゃまだなぁ・・・転がしとくか・・・」

其の一言で、其の場にいる兵士が地面に崩れ落ちる。


「・・・・ニック・・行くぞ・・」

「ああ・・・。ほら!ギルマス!いくぞ!」


兵士たちが倒れているその外には、野次馬なのだろう・・人だかりができていた・・しかし・・これも例にもれず硬直したまま・・・取り敢えず転がす。


ギルドから領主の館まではかなりの距離がある・・子供の足では何時つくかわからない・・乗り物ほしいな・・


途中の道で、固まっている人々を見ながら一箇所に目が止まる・・馬車だ・・こんな時代の馬車ってーと・・あまり期待できないが・・無いよりはマシか・・


「・・ば・・しゃ・・・!・・馬も・・動かないのか・・・」

「ああ・・そうだよ?人間だけじゃないけど?この都市全体のある程度の大きさの生き物はネズミから人間、馬、牛・・鳥にいたるまで、俺の監視下だよ?」


「・・・この・・悪魔め・・」

「まぁ・・悪魔でいいよもう・・取り敢えずお前にこれ運転してもらうからね。」

「・・・・俺は・・運転できん・・」


「そっか・・ボークスは?」

「俺も・・馬車は知らん」


「ふむー・・じゃぁそこの行者使うか。おい!・・領主の屋敷までだ。」

「・・ひっ!・・ひい!!」


「・・・そんなに驚くなよ・・・ん?この馬車中に人がいんの?」

行者が頷く・・・。


俺は躊躇なく覗くとそこには身なりの良い若い男と年配のキリッっとした男が入っている・・・・

「「・・・・・・」」


「・・・なぁ・・ボークス・・俺の感が当たってるなら・・どっちかが領主だろ?」

「・・・おそらくな・・・・」


「おい・・ギルマス・・どっち?」

ギルマスは年配を見ている・・・・つまり・・・・


「ほう・・若いほうか・・。ってかお前、へたかっw」

「くっ!・・・・・・」

「ニック・・あの若さだと・・最近成ったばかりだな・・」

「ふむ・・・・」


「領主さま・・ちょっとお願いが在って来たんですけど?はなし聞いてもらえます?」



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